韓国や台湾、タイ、ベトナムなど、アジアは日本から比較的短時間でアクセスできる人気の海外旅行先です。近年は1か国に長く滞在するだけでなく、複数の国を組み合わせて旅行するスタイルも広がっています。
そんなアジア周遊旅行で準備しておきたいのが、現地で使えるインターネット環境です。
海外ではGoogleマップでのルート検索、翻訳アプリ、配車アプリ、レストランの予約、SNSへの写真投稿など、スマートフォンを使う場面が数多くあります。空港に到着してすぐにインターネットを利用できるかどうかは、旅行の快適さにも大きく関わります。
そこで選択肢の一つになるのが、旅行向けeSIMサービスの「Saily(セイリー)」です。
Sailyは、専用アプリから海外用のデータプランを購入できるサービスで、アジアを含む200以上の国と地域に対応しています。国別プランだけでなく、複数の国で利用できる地域プランも用意されているため、韓国から台湾、タイからベトナムといった周遊旅行にも活用できます。
この記事では、Sailyの基本情報やアジア旅行での活用方法、料金プランの選び方、利用前に知っておきたい注意点を詳しく紹介します。
Saily(セイリー)とは?海外旅行向けのeSIMサービス

Sailyは、海外旅行や出張で使えるモバイルデータ通信を提供するeSIMサービスです。
運営元はPeakstar Technologies Inc.で、NordVPNなどを展開するNord Securityグループのサービスとして知られています。
従来の海外旅行では、現地空港でSIMカードを購入したり、日本の携帯電話会社が提供する海外ローミングを利用したりする方法が一般的でした。
一方、SailyはスマートフォンにeSIMをインストールしておけば、渡航先に合わせたデータプランをアプリから購入して利用できます。物理的なSIMカードを交換する必要がないため、複数の国を訪れる旅行でも準備を進めやすいのが特徴です。
Sailyの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Saily(セイリー) |
| 運営会社 | Peakstar Technologies Inc. |
| 関連企業 | Nord Securityグループ |
| 対応エリア | 200以上の国と地域 |
| プラン | 国別・地域別など |
| 利用方法 | 専用アプリから購入・設定 |
| 対応端末 | eSIM対応のスマートフォン |
| サポート | 24時間対応のチャット |
| 主な用途 | 海外旅行・海外出張 |
Sailyの特徴は、単に海外でデータ通信ができるだけではありません。複数の国に対応するプランやアプリ上での管理機能など、旅行中の通信環境をまとめて管理しやすい点も魅力です。
なお、対応国数やプラン内容は更新されることがあるため、実際に利用する国が対象になっているかは購入前に確認しましょう。
Sailyはアジア旅行に向いている?注目したい周遊プラン

Sailyをアジア旅行で利用する際に注目したいのが、複数の国をまとめてカバーする地域プランです。
例えば、韓国と台湾を旅行した後に東南アジアへ移動する場合、国ごとにSIMカードを購入するのは手間がかかります。
その点、訪問する国が地域プランの対象に含まれていれば、1つのeSIMで複数の国を移動しながら通信を利用できます。
アジア・オセアニア周遊プランの対象国
2026年10月時点でSailyが案内しているアジア・オセアニア地域プランには、次の22か国・地域が含まれています。
| 地域 | 対象国・地域 |
|---|---|
| 東アジア | 中国、香港、日本、韓国、マカオ、台湾 |
| 東南アジア | インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、ラオス、マレーシア |
| 南アジア | インド、バングラデシュ、パキスタン、スリランカ |
| 中央アジア | カザフスタン、ウズベキスタン |
| オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド |
※対象国はプランの改定によって変更される場合があります。購入画面に表示される最新の対象国一覧を必ず確認してください。
アジアの主要な旅行先が幅広く含まれているため、複数の国を訪れる旅行者にとって検討しやすいプランといえます。
ただし、アジア・オセアニア地域プランに含まれている国であっても、すべての地域や離島で同じように通信できるとは限りません。地方都市や島しょ部へ行く場合は、対象エリアや通信条件を事前に確認しておきましょう。
アジア旅行でSailyを活用したい6つのシーン

アジア旅行では、国によって交通事情や利用するアプリ、言語などが異なります。スマートフォンを使う場面も多く、安定した通信環境があると旅行中の行動がスムーズになります。
ここでは、Sailyを利用する際に便利な旅行シーンを紹介します。
1. 韓国旅行で地図・翻訳・交通情報を調べる
韓国は日本からの旅行先として人気が高く、ソウルや釜山、済州島などを訪れる人も多いでしょう。
現地では、ホテルや観光スポットまでの移動、飲食店探し、ショッピングなど、スマートフォンを利用する機会がたくさんあります。
特に初めて韓国を訪れる場合、翻訳アプリや地図アプリを使える環境があると安心です。
Sailyを事前に設定しておけば、現地到着後に通信プランを探したり、空港でSIMカードを購入したりする手間を減らせます。
ただし、韓国ではGoogleマップの徒歩・車のルート案内に制限がある場合もあります。韓国国内の移動では、現地で広く利用されている地図サービスも併用すると便利です。
2. 台湾旅行でグルメや観光スポットを巡る
台湾は、台北や台中、高雄など都市ごとに異なる魅力を楽しめる旅行先です。
夜市での食べ歩きや九份観光、台南の歴史的な街並み巡りなど、旅行中にインターネットを利用する場面も多くあります。
例えば、次のような用途で通信環境が役立ちます。
- 現在地から観光スポットまでの経路検索
- 台湾グルメや飲食店の口コミ確認
- 翻訳アプリでメニューを確認
- 台湾新幹線や鉄道の運行情報をチェック
- SNSで旅行中の写真を投稿
台湾では都市部と郊外で通信環境が異なる場合もあるため、山間部や離島を訪れる予定がある場合は、通信エリアを確認しておきましょう。
3. タイ旅行でGrabなどの配車アプリを利用する
タイ旅行では、バンコクやパタヤ、チェンマイ、プーケットなどを訪れる人も多いでしょう。
特にバンコクは交通量が多く、初めて訪れる旅行者にとって移動が難しく感じられることもあります。
そんなときに便利なのが、Grabなどの配車アプリです。
アプリで乗車場所と目的地を指定できるため、タイ語で行き先を説明するのが難しい場合にも役立ちます。
また、バンコク市内の観光では、BTSやMRTの乗り換え情報、営業時間、飲食店の場所などを調べる機会も多くあります。
Sailyでデータ通信を確保しておけば、こうした情報を必要なときにスマートフォンから確認できます。
タイではバンコクのような都市部だけでなく、チェンマイやプーケットなどの観光地、離島へ移動する人もいるため、旅行ルートに合わせて通信エリアを確認しておくことが大切です。
4. ベトナム旅行で配車アプリや翻訳アプリを使う
ベトナムは、ハノイ、ホーチミン、ダナン、ホイアンなど、魅力的な観光地が多い国です。
都市間の移動や観光地巡りでは、地図アプリや配車アプリを利用する場面が多くあります。
また、ベトナム語は日本語と大きく異なる言語のため、飲食店での注文や買い物の際に翻訳アプリが役立つこともあります。
旅行中に撮影した写真をSNSに投稿したり、家族や友人とメッセージをやり取りしたりする場合にも、モバイルデータ通信があると便利です。
Sailyを利用する場合は、ベトナムが購入するプランの対象国に含まれているか、訪問する地域で通信できるかを確認しておきましょう。
5. シンガポール旅行で観光・移動情報をチェックする
シンガポールは国土が比較的小さく、公共交通機関を利用して観光スポットを巡りやすい国です。
マーライオン公園、マリーナベイ・サンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、セントーサ島などを訪れる際にも、スマートフォンが活躍します。
特に旅行中は、MRTの路線や乗り換え、観光施設の営業時間、レストランの予約情報などを調べる機会があります。
また、シンガポールは周辺国への移動拠点としても利用されます。シンガポールを起点にマレーシアやタイなどへ移動する旅行でも、地域プランの対象国を確認しておくと通信環境を準備しやすくなります。
6. 中国旅行では利用できるサービスを事前に確認する
中国旅行では、通信環境について特に注意が必要です。
中国本土ではインターネット利用に独自の規制があり、日本で普段使っているサービスやアプリがそのまま利用できない場合があります。
また、中国向けの旅行eSIMは、サービスによって通信経路や利用条件が異なります。
Sailyの中国向けプランを検討する場合も、Google、LINE、SNS、動画サービスなど、利用したいサービスが実際に使えるかどうかを事前に確認しておきましょう。
「中国対応」と表示されているだけで、すべてのアプリやウェブサイトが利用できると判断するのは避けたほうが安心です。
Sailyの通信速度はアジアでも快適?知っておきたい通信の仕組み

海外旅行用eSIMを選ぶ際に気になるのが通信速度です。
地図検索やメッセージの送受信であれば、それほど高速な通信は必要ありません。しかし、動画視聴やSNSへの写真投稿、ビデオ通話などを頻繁に利用する場合は、通信速度も重要になります。
ここで知っておきたいのが、海外eSIMの通信経路です。
現地の通信網につながっても、通信経路は同じとは限らない
海外eSIMは、現地の携帯電話会社のネットワークを利用してインターネットに接続します。
ただし、通信データがインターネットへ出ていくまでの経路は、サービスや接続先によって異なります。
例えば、現地のネットワークから直接インターネットへ接続する場合もあれば、別の国にあるゲートウェイを経由する場合もあります。
後者の場合、通信経路が長くなることで応答速度に影響が出る可能性があります。
そのため、同じeSIMサービスを使っていても、韓国では快適だったのにタイでは速度が伸びない、あるいは都市部では問題なく使えたのに地方では接続が不安定になる、といった違いが生じることがあります。
国や地域によって通信環境が変わる理由
通信速度は、eSIMサービスだけで決まるものではありません。
主に次のような条件が影響します。
| 要因 | 通信への影響 |
|---|---|
| 現地の通信キャリア | 接続するネットワークによって速度やエリアが異なる |
| 通信経路 | データの経由地や接続方式によって遅延が変わる |
| 利用場所 | 都市部・郊外・山間部・地下などで電波状況が異なる |
| 混雑状況 | 観光地やイベント会場では速度が低下する場合がある |
| スマートフォン | 対応する通信規格や周波数帯によって受信状況が異なる |
Sailyを含む海外eSIMを選ぶ際は、広告に表示されている最大速度だけで判断せず、訪問する国や地域で問題なく利用できるかを確認することが大切です。
なお、特定の国での速度測定結果は、測定場所や時間、端末、接続先などによって変わります。過去の実測値が、次回の旅行でも同じように再現されるとは限りません。
旅行中の用途別・通信速度の目安
一般的な利用用途と通信速度の目安は次のとおりです。
| 利用用途 | 速度の目安 |
|---|---|
| メッセージ・メール | 1Mbps未満でも利用できる場合が多い |
| 地図アプリ・経路検索 | 数Mbps程度 |
| SNS・画像投稿 | 5Mbps程度から快適になりやすい |
| 動画視聴 | 5~10Mbps程度が一つの目安 |
| ビデオ通話・大容量データ | 20Mbps以上あると余裕を持ちやすい |
あくまで一般的な目安であり、アプリや動画の画質、通信状況によって必要な速度は変わります。
観光中に地図や翻訳アプリを使う程度であれば、常に高速通信が必要というわけではありません。
一方、ホテルのWi-Fiが不安定な場合や、外出先で動画を長時間視聴する場合は、余裕のあるデータ容量を選ぶと安心です。
Sailyの便利な機能とメリット

Sailyには、旅行中の通信を管理しやすくする機能や、セキュリティ関連の機能が用意されています。
ここでは、アジア旅行で知っておきたいポイントを紹介します。
24時間対応のチャットサポート
海外で通信トラブルが起きると、地図が使えなくなったり、ホテルへの連絡が難しくなったりすることがあります。
特に日本との時差がある国へ旅行する場合、問い合わせ窓口の営業時間が限られていると不便に感じることもあるでしょう。
Sailyでは、24時間対応のチャットサポートを案内しています。
旅行先で接続できない場合や、設定方法が分からない場合に相談できる窓口があるのは安心材料の一つです。
ただし、サポートの対応言語や問い合わせ方法は変更される場合があるため、利用前に公式サイトで確認しておきましょう。
1つのeSIMで複数の国を管理できる
Sailyは、一度eSIMをスマートフォンにインストールした後、アプリから新しい渡航先のデータプランを追加できる仕組みです。
例えば、次のような旅行を想定してみましょう。
- 1か国目:韓国
- 2か国目:台湾
- 3か国目:タイ
- 4か国目:ベトナム
訪問先が同じ地域プランの対象に含まれていれば、国境を越えるたびに物理SIMを交換する必要はありません。
ただし、国別プランを購入する場合は、それぞれのプランの対象国でしか利用できません。複数国を旅行する場合は、地域プランと国別プランのどちらが適しているか比較して選びましょう。
セキュリティ関連の機能も用意
Sailyは、Nord Securityグループのサービスとして、アプリ内にセキュリティ関連の機能を備えています。
海外では、ホテルやカフェ、空港などの公共Wi-Fiを利用する機会もあります。
公共Wi-Fiは便利ですが、接続先の安全性を確認したり、個人情報の入力に注意したりすることが大切です。
Sailyのセキュリティ機能は、こうした旅行中のインターネット利用をサポートするものです。
ただし、すべての通信上のリスクをなくすものではありません。オンラインバンキングや個人情報を扱うサービスを利用する際は、公式アプリや安全な通信環境を選ぶなど、基本的な対策も忘れないようにしましょう。
Sailyの料金プランと選び方

Sailyでは、旅行先や必要なデータ容量に合わせてプランを選択できます。
主な選択肢は、1か国を対象にした国別プランと、複数の国を対象にした地域プランです。
料金やデータ容量、利用期間は渡航先や購入時期によって異なるため、ここではプランの選び方を紹介します。
1か国だけの旅行なら国別プラン
韓国だけ、台湾だけ、タイだけといった1か国の旅行なら、国別プランが候補になります。
例えば、次のような旅行です。
- 週末を利用した韓国旅行
- 台北を中心に巡る台湾旅行
- バンコク滞在を楽しむタイ旅行
- ダナンやホーチミンを巡るベトナム旅行
滞在日数やスマートフォンの使い方に合わせて、必要なデータ容量を選びましょう。
旅行中に地図検索やメッセージのやり取りが中心なら少ない容量でも足りる場合がありますが、動画視聴やSNS投稿を頻繁に行う場合は余裕を持たせるのがおすすめです。
複数の国を旅行するなら地域プラン
アジア周遊旅行なら、地域プランを検討してみましょう。
例えば、タイ・カンボジア・ベトナムを巡る東南アジア旅行や、韓国・台湾・香港を組み合わせた東アジア旅行などです。
対象国がプランに含まれていれば、国ごとに個別のeSIMを購入する手間を減らせます。
ただし、地域プランの対象国は固定ではなく、すべてのアジアの国が含まれているわけではありません。旅行ルートを決めたら、訪問国がすべて対象に含まれているかを確認しましょう。
データ容量はどれくらい必要?
旅行中のデータ使用量は、スマートフォンの使い方によって大きく変わります。
| 主な利用方法 | データ使用量の傾向 |
|---|---|
| メッセージ・メール | 少なめ |
| 地図・経路検索 | 比較的少なめ |
| Web検索・旅行情報の確認 | 利用頻度による |
| SNS・写真投稿 | 写真や動画の量による |
| 動画視聴 | 多くなりやすい |
| ビデオ通話 | 長時間利用すると多くなる |
特に動画はデータ容量を消費しやすいため、ホテルのWi-Fiを活用したり、出発前に動画や地図をダウンロードしたりすると、モバイルデータの節約につながります。
無制限プランを選ぶときの注意点
Sailyでは、プランによってデータ容量や利用条件が異なります。
「無制限」と表示されているプランでも、高速通信の上限や速度制限などの条件が設定されている場合があります。
購入前には、次の項目を確認しましょう。
- 高速通信で利用できるデータ容量
- 高速通信の上限を超えた後の速度
- 利用期間
- 1日あたりのデータ制限の有無
- 対象となる国や地域
無制限という言葉だけで判断せず、実際の利用条件まで確認しておくことが大切です。
Sailyの購入から利用開始までの流れ

Sailyは、出発前にスマートフォンへeSIMをインストールしておくと、現地到着後の設定がスムーズです。
基本的な利用手順を紹介します。
STEP1:渡航先を選ぶ
Sailyの公式サイトまたはアプリを開き、旅行先の国や地域を検索します。
1か国だけの旅行なら国別プラン、複数の国を訪れる場合は地域プランを確認しましょう。
STEP2:データプランを選択する
表示されたプランの中から、必要なデータ容量と利用期間を選びます。
複数国を訪れる場合は、対象国の一覧も忘れずに確認してください。
STEP3:購入・決済する
希望するプランを選んだら、画面の案内に沿って決済します。
支払い方法は購入画面に表示される選択肢を確認しましょう。
STEP4:SailyアプリからeSIMをインストールする
スマートフォンにSailyアプリをダウンロードし、アカウントにログインします。
アプリの案内に沿ってeSIMをインストールしてください。
eSIMの設定にはインターネット接続が必要になるため、日本にいる間にWi-Fi環境で済ませておくと安心です。
STEP5:現地到着後に回線を切り替える
旅行先に到着したら、スマートフォンのモバイル通信設定を確認します。
- SailyのeSIMを有効にする
- モバイルデータ通信にSailyを指定する
- 必要に応じてSaily回線のデータローミングを有効にする
- 日本のSIMで意図しないデータ通信が発生しないよう設定を確認する
機種によって設定方法が異なるため、詳しい手順はSaily公式の案内に従ってください。
なお、購入したプランの有効化タイミングも確認しておきましょう。Sailyでは、インストール後に渡航先へ到着すると自動的に有効化される仕組みが案内されていますが、プランごとの条件を確認することが大切です。
Sailyを利用する前に知っておきたい注意点

便利なSailyですが、すべての旅行者にとって最適なeSIMとは限りません。
購入後に困らないよう、事前に確認しておきたいポイントを紹介します。
1. スマートフォンがeSIMに対応している必要がある
Sailyを利用するには、スマートフォンがeSIMに対応している必要があります。
また、SIMロックが設定されている端末では、別の通信事業者のeSIMを利用できない場合があります。
購入前に、端末の対応状況とSIMロックの有無を確認しましょう。
特に海外で購入したスマートフォンや、中国本土など一部地域向けの端末は、同じ機種名でも仕様が異なることがあります。
2. 電話番号やSMSが必要な場合は注意
旅行用eSIMは、データ通信専用のプランが中心です。
そのため、現地の電話番号を使った音声通話やSMS認証が必要な人は、購入するプランの仕様を確認する必要があります。
Sailyでは電話番号関連のサービスも案内されていますが、利用できる国や条件はデータ通信の対応国とは異なります。
現地レストランへの電話や、SMSによる本人確認が必要な場合は、事前に利用条件を確認しておきましょう。
3. 通信速度は国や場所によって異なる
海外eSIMの通信品質は、現地の通信キャリアや接続場所、混雑状況などによって変わります。
例えば、バンコク中心部では問題なく使えても、山間部や離島では通信が不安定になる可能性があります。
韓国や台湾など都市部を中心に旅行する場合と、東南アジアの地方都市や島を巡る場合では、通信環境も異なります。
旅行先の通信エリアを確認し、必要であれば現地の通信サービスなども比較しておきましょう。
4. 中国では利用できるアプリを確認する
中国本土ではインターネット規制があるため、利用するeSIMの通信方式や接続条件によって使えるサービスが異なる場合があります。
GoogleやLINEなど、日本で普段利用しているアプリを使いたい場合は、購入前にSailyの最新情報やサポートへ確認しておくと安心です。
5. 日本のSIMの設定にも注意する
日本の電話番号を維持したまま海外eSIMを利用する場合、スマートフォンのデュアルSIM機能を活用できます。
ただし、日本のSIM側でデータローミングが有効になっていると、契約内容によっては海外通信料金が発生する可能性があります。
海外旅行中は、モバイルデータ通信にSailyを指定し、日本のSIMのデータローミング設定も確認しておきましょう。
Sailyはどんな人におすすめ?

ここまで紹介した特徴や注意点を踏まえると、Sailyは次のような旅行者に向いています。
Sailyが向いている人
- アジアの複数国を周遊する予定がある
- 韓国・台湾・タイ・ベトナムなどを組み合わせて旅行する
- 出発前に通信環境を準備しておきたい
- 現地でSIMカードを購入する手間を減らしたい
- アプリでデータプランを管理したい
- 海外旅行や出張の機会が多い
特に、複数の国を訪れる旅行者にとっては、地域プランを活用できる点がメリットになります。
別の通信手段も比較したい人
一方、次のような人は、ほかのeSIMや現地SIMも比較してみるとよいでしょう。
- とにかく通信料金の安さを優先したい
- 1か国だけに長期間滞在する
- 現地の電話番号やSMSが必要
- 地方や離島での通信品質を重視したい
- 大容量のデータ通信を頻繁に利用する
旅行先や利用目的によって、最適な通信手段は変わります。Sailyだけで決めず、現地の通信会社やほかの海外eSIMサービスと比較することも大切です。
Sailyに関するよくある質問

- QSailyはアジアの何か国で利用できますか?
- A
Sailyは200以上の国と地域に対応しています。アジア・オセアニア地域プランでは、韓国、台湾、タイ、ベトナム、中国、シンガポール、マレーシアなどを含む複数の国・地域が対象として案内されています。
ただし、国別プランと地域プランでは対象エリアが異なります。購入前に最新の対象国一覧を確認してください。
- Q韓国・台湾・タイ・ベトナムを1つのeSIMで旅行できますか?
- A
訪問する国が同じ地域プランの対象に含まれていれば、1つのeSIMで複数国を移動しながら利用できます。
購入前に、旅行先のすべての国が対象になっているか確認しましょう。
- QSailyは中国でも利用できますか?
- A
Sailyは中国向けのデータプランを案内しています。ただし、中国本土ではインターネット規制があるため、利用できるアプリやサービスは通信方式などによって異なる場合があります。
GoogleやLINEなどを利用したい場合は、最新の利用条件を事前に確認してください。
- QSailyは電話番号を取得できますか?
- A
Sailyの通常の旅行用データプランは、データ通信を目的としたものです。電話番号や通話・SMSの利用については、別途提供されるサービスや対応国の条件を確認する必要があります。
- QSailyは出発前にインストールできますか?
- A
はい。日本にいる間に購入・インストールしておくことができます。
eSIMの設定にはインターネット接続が必要なため、出発前にWi-Fi環境で準備しておくと安心です。
- QSailyは無料で利用できますか?
- A
アプリのダウンロードは無料ですが、海外でデータ通信を利用するには有料のデータプランを購入する必要があります。
- QSailyの通信速度は速いですか?
- A
通信速度は訪問国や接続する通信ネットワーク、利用場所、時間帯などによって異なります。
都市部では快適に利用できる場合でも、郊外や離島では速度が低下する可能性があります。速度を重視する場合は、訪問先の通信環境や他社サービスも比較しましょう。
アジア周遊旅行ならSailyの地域プランをチェック

Sailyは、韓国・台湾・タイ・ベトナム・シンガポールなど、アジアの複数の国を旅行する際に検討したい海外eSIMサービスです。
特に、アジア・オセアニア地域プランを利用できれば、国境を越えるたびにSIMカードを交換したり、新しいeSIMをインストールしたりする手間を減らせます。
一方で、通信速度や対応エリア、電話番号の有無、データ容量などはプランによって異なります。中国のようにインターネット利用に独自の規制がある国では、利用したいサービスが使えるかどうかも事前に確認しておきましょう。
旅行先が1か国だけなら国別プラン、複数の国を訪れるなら地域プランを比較するのが基本です。
アジア旅行をより快適に楽しむためにも、航空券やホテルを予約するタイミングで、現地の通信環境も一緒に準備しておきましょう。

