東南アジアは、国同士の距離が近く、LCC(格安航空)も多く飛んでいるため、短期間でも複数の国を巡ることが可能です。
中でも、「シンガポール → マレーシア → ブルネイ」のルートはアクセスが良く、治安も安定しているため、初めての周遊旅行にもおすすめ。
ブルネイは小国ながら、豊かな自然と王室文化が息づく魅力的な国。
シンガポールやマレーシアと合わせて訪れれば、3ヵ国の文化と雰囲気の違いを一度に体感できます。
モデルプラン:3ヵ国周遊(4泊5日)
では早速シンガポール・マレーシア・ブルネイの周遊のモデルプランをご紹介いたします。
Day 1:日本 → シンガポールへ

日本各地(東京・大阪・名古屋など)からシンガポール・チャンギ国際空港へ直行便で約7時間。
到着後は市内へ移動し、マリーナベイ・サンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどを観光。夜はクラークキーの夜景を楽しみながらディナーを。
宿泊:シンガポール市内
Day 2:シンガポール → マレーシア

午前中にシンガポールを出発し、陸路または飛行機でマレーシアへ。
・バスなら約1時間でジョホールバルへ日帰り可能。
・飛行機なら約1時間でクアラルンプールへ移動できます。
マレーシアでは、ペトロナスツインタワーやバトゥ洞窟などを見学。
屋台でナシレマッやロティ・チャナイなどローカルフードを楽しむのもおすすめ。
宿泊:クアラルンプールまたはジョホールバル
Day 3:マレーシア → ブルネイ

クアラルンプールまたはコタキナバルから、飛行機で約2時間。
ブルネイ国際空港に到着したら、市内観光へ。
おすすめスポット
- オマール・アリ・サイフディン・モスク(黄金に輝くブルネイの象徴)
- カンポン・アイール(水上集落)
- ロイヤル・レガリア博物館(王室の豪華な展示)
夜は静かな街並みを散策しながら、ブルネイの落ち着いた雰囲気を味わいましょう。
宿泊:バンダルスリブガワン(1泊でOK!)
Day 4:ブルネイ → シンガポール経由で帰国へ

朝のフライトでシンガポールへ戻り、そのまま日本行きの便に乗り継ぎ。
時間に余裕があれば、空港内でショッピングやグルメを楽しむのもおすすめです。
シンガポール・チャンギ空港は世界有数のトランジット空港で、屋内滝「ジュエル」や、無料の映画館・ラウンジなども充実しています。
シンガポール経由で帰国して自宅へ
このルートの魅力

この3カ国を巡るルートの魅力は以下の通りです。
✅ 移動がスムーズ!
すべての都市間がLCC(スクート、エアアジア、ロイヤルブルネイ航空など)で結ばれており、短時間で移動可能。
✅ ビザ不要で気軽に行ける!
日本国籍なら、シンガポール・マレーシア・ブルネイいずれも短期滞在はビザ不要。
入国手続きも簡単で、周遊旅行に最適です。
✅ 3ヵ国で全く違う雰囲気を体験できる!
- シンガポール:近未来都市と多民族文化
- マレーシア:多文化共生とローカルグルメ
- ブルネイ:静寂と王国の伝統文化
時間がある人向けの+αプラン
もし5泊6日以上の余裕があれば、ブルネイ滞在をもう1泊延ばしてセリア(Seria)へ足を伸ばすのもおすすめです。
ブルネイの石油産業を学べる「オイル&ガスディスカバリーセンター」や、「ビリオン・バレル・モニュメント」など、ブルネイの経済を支える街を見学できます。
航空ルートの一例
| 区間 | フライト時間 | 主な航空会社 |
|---|---|---|
| 日本 → シンガポール | 約7時間 | シンガポール航空、ANA、ZIPAIR |
| シンガポール → クアラルンプール | 約1時間 | エアアジア、スクート |
| クアラルンプール → ブルネイ | 約2時間 | ロイヤルブルネイ航空、エアアジア |
| ブルネイ → シンガポール | 約2時間 | ロイヤルブルネイ航空、スクート |
短期間でも3ヵ国の魅力を満喫!

わずか4〜5日でも、「近未来都市のシンガポール」「ローカル文化が香るマレーシア」「静かで上品なブルネイ王国」この3つの国を効率よく巡ることができます。
「週末+有休1〜2日」で行ける東南アジア周遊旅としても人気のルート。
シンガポール経由でブルネイに1泊するだけでも、きっと“未知のアジア”を発見できるでしょう。

