カザフスタン旅行の両替は現地がお得?米ドルを持っていけば現地でスムーズに両替できる!

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カザフスタン旅行を計画する上で、「通貨は何?」「どこで両替すればお得?」「現金はどれくらい必要?」といったお金に関する情報は重要なポイントです。

ここでは、カザフスタンの通貨「テンゲ(KZT)」に関する基本情報や、両替方法・おすすめの両替場所・必要な現金の目安についてわかりやすく解説します。

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カザフスタンの通貨単位は「テンゲ(KZT)」

カザフスタンの通貨はテンゲ(Kazakhstani Tenge:略号KZT)です。補助単位はティイン(1テンゲ=100ティイン)ですが、硬貨はあまり流通していません。現在流通している紙幣・硬貨は以下の通りです。

▶ 紙幣(主な種類)
200テンゲ/500テンゲ/1,000テンゲ/2,000テンゲ/5,000テンゲ/10,000テンゲ/20,000テンゲ

▶ 硬貨(使用頻度は低め)
1テンゲ/2テンゲ/5テンゲ/10テンゲ/20テンゲ/50テンゲ

※インフレや経済状況により紙幣のデザインや流通状況は変わることがあります。

カザフスタンではテンゲ以外の通貨も使える?

観光地や一部の高級ホテル、ツアー会社では米ドルやユーロが使える場合もありますが、基本的にはテンゲでの支払いが一般的です。特にローカルな店舗や市場、公共交通機関ではテンゲ以外はほとんど使えないため、現地通貨の準備が必要です。

カザフスタンでお得に両替する方法は?

カザフスタンで日本円や米ドル、ユーロをテンゲに両替する際のおすすめスポットと特徴は以下の通りです。

両替場所特徴
市内の銀行正規レートで安全。英語対応が比較的良く、主要都市で快適に利用可能。
空港の両替所到着直後の利用に便利だが、市内の銀行よりレートはやや劣ることが多い。
ホテルのフロント緊急時に便利だが、レートは不利な場合が多く、両替可能な金額も限定されることがある。
非公式な両替所違法かつトラブルの原因になるため、利用は絶対に避けるべき。

両替時の注意点
・両替所や銀行ではパスポートの提示が義務付けられているため必ず持参しましょう。
・市内の銀行や認可された両替所を利用し、安全かつ正規のレートで両替することをおすすめします。
・レートは時期によって変動するため、両替前に最新のレートを確認しましょう。

カザフスタン旅行の際はテンゲでの支払いが基本となるため、十分な現金を用意しつつ、クレジットカードも併用すると便利です。

日本から米ドルを持っていくのが便利な理由

カザフスタン旅行の際、日本から持参する外貨としては米ドル(USD)がおすすめです。ユーロ(EUR)も利用可能ですが、特に米ドルが最も実用的とされています。その理由は以下の通りです。

カザフスタンでは日本円がほとんど通用しない

現地の両替所や銀行では日本円の取り扱いが非常に限定的です。日本円からテンゲ(KZT)への直接の両替は、首都ヌルスルタンやアルマトイでも難しく、仮に対応していてもレートが非常に不利で、手数料も高く設定されていることが多いため、日本円は避けた方が無難です。

米ドルやユーロは現地での両替がスムーズ

カザフスタンの主要都市にある銀行や認可された両替所では、米ドルやユーロからカザフスタン・テンゲ(KZT)への両替がスムーズに行えます。中でも米ドルは最も一般的かつ安定したレートで両替できる通貨として扱われています。

新札・高額紙幣が好まれる

カザフスタンでも両替時には、汚れや破れのない新しい紙幣(特に$100紙幣などの高額紙幣)が好まれます。古いデザインの紙幣や、シワ・落書きのある札は両替を断られたり、不利なレートで扱われる可能性があるため注意が必要です。

米ドルやユーロは、日本国内の主要銀行(例:三菱UFJ銀行、みずほ銀行など)や空港の両替所で事前に準備することができます。現地到着直後の移動や支払いをスムーズにするためにも、少額の外貨は日本で両替しておくことをおすすめします。

カザフスタン旅行で必要な現金の目安

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カザフスタンでは都市部(アルマトイやアスタナなど)ではクレジットカードの利用が広がっていますが、地方やローカル施設では現金(テンゲ/KZT)が必要になる場面も少なくありません。特に以下のような場面では現金が求められます。

  • 地方の食堂やバザール(市場)
  • 現地のミニバス(マルシュルートカ)や個人タクシー
  • 入場料(公園・博物館など)やチップ
  • 小規模のゲストハウスや家庭的な宿泊施設

現金の目安は?

カザフスタンでは物価が比較的安いため、1日あたり約3,000〜6,000円(約10,000〜20,000テンゲ)相当の現金があると安心です。

例えば、7泊8日の旅行であれば、30,000〜45,000円(約100,000〜150,000テンゲ)程度を用意しておくと、ローカル食堂や交通費、観光地の入場料まで広くカバーできます。

都市部ではクレジットカードなどキャッシュレスでも問題ないことが多いですが、現金は必ず一部持参しておくことが重要です。

カザフスタンのクレジットカード事情

カザフスタンでは、アルマトイやアスタナ(旧ヌルスルタン)などの都市部を中心に、クレジットカードの利用がかなり普及しています。特に以下のような場所ではカード決済が一般的です。

  • ホテル(中〜高級クラス)
  • レストラン・カフェ(都市部中心)
  • ショッピングモールやスーパーマーケット
  • 空港や大手交通機関の窓口

ただし、地方都市やバザール、個人経営の店舗・食堂では現金のみのケースも多いため、現金(テンゲ/KZT)も必ず携帯しておくようにしましょう。

カザフスタンでは、Visaの「タッチ決済」やMastercardの「コンタクトレス」など、非接触型のカード決済も比較的普及しています。モバイル決済(Apple Pay、Samsung Payなど)に対応している店舗も増えつつあります。

利用できるカードブランド

  • Visa・Mastercard:最も広く利用可能
  • American Express(アメックス)・JCB:対応店舗は都市部に限られ、ごく一部

ATM事情

カザフスタン国内の銀行ATMでは、国際ブランド対応の機種が多く、英語表記にも対応しています。Visa・Mastercard付きのクレジットカード/デビットカードで現地通貨テンゲの引き出しが可能です。

  • ATM手数料は1回あたり500〜1,000テンゲ程度が相場(発行銀行による)
  • 1回の引き出し上限は銀行によるが、100,000〜300,000テンゲ程度が一般的
  • 英語メニュー付きATMが多く、操作は比較的簡単

💡 ワンポイントアドバイス
レストランや宿泊施設でカードを使いたい場合は、念のため「カード使えますか?」と事前確認をしましょう。ATM利用時は、街中の独立機よりも銀行支店に併設されたATMの方が安全性が高いとされています。

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