海外赴任や留学、長期出張の予定がある方にとって、「現地でスマホをどう使うか」は重要な問題です。
今回は、楽天モバイルの国際ローミングに注目し、海外中長期滞在者や赴任者が楽天モバイルを使う場合のメリット・デメリットを詳しく解説します。
楽天モバイルは海外でも使える?

結論から言うと、楽天モバイルは海外でも利用可能です。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」では、対象の国と地域でSIMカードを差し替えることなくそのまま通信が可能です。
- 手続き不要
- 追加料金不要(2GBまで)
海外用のWi-FiルーターやSIMをレンタルしなくても、楽天モバイル1本で現地通信が可能になるのは大きなメリットです。
【料金】楽天モバイルの国際ローミングはいくらかかる?
月2GBまでは無料
楽天モバイルでは、毎月2GBまで国際ローミングデータが無料で利用可能。追加で申請する必要もありません。
✅ 海外ローミング料金(Rakuten最強プラン)
- 月2GBまで:無料
- 超過後:1GBあたり500円(不課税)
データ使用の目安
- テキストベースのやり取り(LINE・メールなど):1日100MB以下
- SNS・Web閲覧中心:1日200〜300MB
- ZoomやTeamsのビデオ通話:1時間あたり最大500MB以上
2GBあれば数日の滞在には十分というケースもありますが、中長期滞在ではデータの追加が前提になるでしょう。
【対象国一覧】楽天モバイルが使える国と地域

2025年5月時点で、楽天モバイルは72の国と地域に対応しています。以下に主要な地域をまとめました(※最新の情報は公式サイトをご確認ください)。
✅ 北米・中南米
- アメリカ(本土・アラスカ・ハワイ)
- カナダ
- グアム・サイパン・プエルトリコ・メキシコ・ブラジル
✅ アジア
- 韓国、中国、台湾、香港、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インド、インドネシア、カンボジア など
✅ ヨーロッパ
- イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、スイス、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、ハンガリーなど
✅ オセアニア
- オーストラリア、ニュージーランド
✅ アフリカ(一部)
- 南アフリカ、モロッコなど
❌ 楽天モバイルが使えない地域
- 中東全域
- 一部アフリカ諸国
- 一部中南米
※中東を経由する航空便でのトランジットなどには注意が必要です。
【比較】楽天モバイル vs ahamo、どちらが海外滞在に向いている?
比較項目 | 楽天モバイル | ahamo |
---|---|---|
月間データ無料枠 | 2GB(海外) | 30GB(国内外共通) |
対象国数 | 72ヶ国 | 82ヶ国以上 |
データ追加料金 | 500円/GB | なし |
利用制限 | 特になし | 海外15日超で制限あり |
向いている人 | 短期旅行者や通信量が少ない人 | 中長期滞在でも安定して使いたい人 |
✅ 楽天モバイルは「一時帰国者」や「出張メイン」の人向き
✅ 長期滞在で毎月多くのデータを使う人はahamoの方が安心かも
海外赴任・長期滞在で楽天モバイルは使えるのか?
楽天モバイルは、以下のような人におすすめです。
- 月2GB以内で済む軽い利用(SNS・LINE・地図など)
- 短期〜中期の海外出張・旅行
- 対象国に長期滞在する予定の人(例:アメリカ、アジア、欧州)
一方で、以下のような人はahamoや他の選択肢も検討するとよいでしょう。
- 中東・アフリカ・南米など非対応地域に滞在予定
- 長期赴任で月10GB以上使う
- Zoomなどで頻繁にビデオ会議をする人
楽天モバイルの海外ローミングまとめ
- 海外でもSIM差し替え不要でそのまま使える
- 月2GBまでは無料、超過後も1GB500円と割安
- 対応国は主要旅行・赴任先をカバーしている
- 長期滞在や通信量が多い人はahamoなど他社と比較を
👉 詳細・最新の国別対応情報は 楽天モバイル公式サイト をチェック!
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