カナダに渡航する際、多くの人が悩むのが「どこで両替するのが一番お得か？」「どのくらい現金を用意すべきか？」という点です。
日本とカナダの両方で両替は可能ですが、為替レートや手数料、セキュリティ面など考慮すべきポイントが多いため、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、カナダへの渡航前に知っておくべきおすすめの両替方法と、最新の物価状況を反映した滞在期間ごとの現地生活費目安をまとめましたのでカナダに渡航する前に是非チェックしてください。
カナダ旅行の両替は日本で？現地で？
個人的に最もお得かつ安心なオススメの両替方法は、日本国内でオンライン両替予約をして空港で受け取ることです。
たとえば以下のようなサービスを使うことで、市中や空港の両替所よりも良いレートで、手数料込みの価格が明確になります。
- トラベレックス（Travelex）オンライン予約
- 外貨両替ドルユーロ
- みずほ銀行の外貨宅配サービス など
日本で両替するメリット・デメリット
メリット
✅ レートが事前に確認できる（予約でレート固定も可）
✅ 空港や自宅で受け取りができ、現地に到着してすぐ使える
✅ 日本語対応で安心
デメリット
❌ 空港の即日両替はレートが悪め（※予約なしの場合）
❌ 郵送の場合、受け取りまで日数がかかる
❌ 金額によっては多くの現金を持ち歩くリスクがある
カナダ現地で両替するメリット・デメリット
メリット
✅ ダウンタウンの両替所（ex. トロントの「Calforex」など）では比較的レートが良い
✅ 必要になった分だけ両替できるので安全
デメリット
❌ 空港やホテルの両替所はレートが非常に悪い
❌ 初日から現地通貨がないと、交通費・チップ・軽食購入などで不便
おすすめの両替戦略
| 目的 | 両替方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 数日用の現金（5〜7万円分） | 日本でオンライン予約→空港受け取り | 安全でレートも良好 |
| 中長期の支払い | クレカやデビットをメインに | レートが有利、現金不要 |
| 現地で不足した場合 | カナダ都市部の優良両替所 | 少額を都度両替、割高を回避 |
上記の通り、現金+クレジットカードを用意してクレジットカードをメインで使いながら現金が必要な場合には、日本で両替してきた現金を利用するのが最もオススメの方法です。
カナダ滞在費用の目安とお金の管理方法
カナダ旅行の際にどのくらいの予算がかかるのか、目安としてご紹介いたしますので、滞在期間に合わせて予算感を見ていきましょう。
1週間の滞在に必要な費用目安
| 項目 | 金額（円）※1.2倍換算 |
|---|---|
| 食費 | 約15,000円 |
| 通信費 | 約5,000円 |
| 交通費 | 約4,000円 |
| 娯楽費 | 約24,000円 |
| 雑費 | 約7,000円 |
| 合計 | 約55,000円 |
旅行などの観光にかかる費用を含める場合は2万円前後の追加費用も考慮しましょう。
おすすめの持参方法
現金は3万円をカナダドル（Canadian Dollar）に両替して持参
クレジットカード＆デビットカード（複数枚ある方が安心）
カードは別の財布に分けて複数枚持つと安心
1カ月の滞在に必要な費用目安
| 項目 | 金額（円）※1.2倍換算 |
|---|---|
| 食費 | 約60,000円 |
| 通信費 | 約4,800円 |
| 交通費 | 約13,200円 |
| 娯楽費 | 約72,000円 |
| 雑費 | 約24,000円 |
| 合計 | 約174,000円 |
旅行を計画している場合は大体5万円程度追加でかかると考慮すると良いでしょう。
おすすめの持参方法
現金：3万円を日本でカナダドル（Canadian Dollar）両替して持参
現金：日本円で3万円程度を両替用に持参（緊急用）
カードが使える場所は全てカードで支払い（複数枚ある方が安心）※JCBはNG
現金を大量に持参するのは避けるのが良いでしょう。
カナダで両替する際の注意点
カナダで両替する際には、以下のポイントに留意しておきましょう。
パスポートは必ず携帯
両替時に顔写真付きの身分証明書（パスポート）が必要なケースがほとんどの為、両替をする際にはパスポートを必ず持参しましょう。
支払い方法と両替上限額を確認
両替所によっては現金支払い限定、またはカード払いが可能な場合があります。支払い方法により両替できる金額上限が変わることもあるため、事前に確認を。
両替所はGoogleMAPで簡単に見つかる！
カナダの現地で両替する際ですが、GoogleMAPで「Money Exchange」と検索すると近くの両替所を確認する事が出来るでしょう。
口コミや公式WEBサイトの情報などをチェックしてしっかりと両替する場所を選びましょう！
上記はバンクーバーで検索した結果ですが、滞在先に併せて確認してみてください。