ケニア旅行を計画する上で、「通貨は何?」「どこで両替すればお得?」「現金はどれくらい必要?」といったお金に関する情報は重要なポイントです。
ここでは、ケニアの通貨「ケニアシリング(KES)」に関する基本情報や、両替方法・おすすめの両替場所・必要な現金の目安についてわかりやすく解説します。
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ケニアの通貨単位は「ケニアシリング(KES)」

ケニアの通貨はケニアシリング(Kenyan Shilling:略号 KES)です。補助単位はセント(1シリング=100セント)ですが、現在はほとんど使用されていません。実際に流通している紙幣・硬貨は以下の通りです。
▶ 紙幣(主な種類)
50シリング/100シリング/200シリング/500シリング/1,000シリング
▶ 硬貨(少額決済で使用)
1シリング/5シリング/10シリング/20シリング/40シリング
ケニアでは日本円がほとんど通用しない

ケニア国内の両替所や銀行では日本円の取り扱いが非常に限られています。
日本円からケニアシリング(KES)への直接両替は難しく、主要都市ナイロビやモンバサでも受け付けていないケースが多く、対応していたとしても レートが不利で手数料が高くなりがち です。
近年の 円安の影響で日本円のレートが安定しない こともあり、日本円は現地での両替通貨としては扱いにくいため避けた方が無難です。
米ドルやユーロは現地での両替がスムーズ
ケニアの銀行や公認両替所では、米ドルやユーロからケニアシリング(KES)への両替がスムーズに行えます。
特に米ドルは観光業でも広く使用されており、サファリ予約、国立公園の入園料、ホテルの支払いなどでそのまま利用できる場面も多い ため、最も扱いやすい通貨です。
新札・高額紙幣が好まれる
ケニアでも両替の際は、汚れ・破れのない新しい米ドル紙幣(特に$50・$100などの高額紙幣)が好まれます。
古いデザインの紙幣や、シワの多い紙幣は両替を断られたり、不利なレートになる場合があるため注意が必要です。
日本で米ドルを準備しておくと安心

米ドルは、日本国内の主要銀行(例:三菱UFJ銀行、みずほ銀行など)や空港の両替所で事前に用意することができます。
現地到着後すぐに必要な支払いや移動をスムーズにするためにも、少額の米ドルは日本であらかじめ準備しておくのが安心 です。
円安で日本円の両替条件が不安定な今こそ、米ドルを持参してケニアへ旅行するのが最も確実で便利な選択肢といえます。
\ 日本での両替については以下の記事をチェック /
ケニアでドルを両替できる場所

日本でドルを準備してきたらケニアで現地通貨に両替をする必要がありますが、主な両替できる場所は以下の通りです。
空港(Airport)
空港(ジョモ・ケニヤッタ国際空港など)には24時間営業のカウンターも設置されています。
到着時や深夜便でも利用可能で、現地通貨の両替やプリペイドSIMの購入、交通手段の確認など、旅行者にとって便利なサービスが整っています。
銀行(Bank)
KCB(Kenya Commercial Bank)やEquity Bankなど、大手銀行では米ドルからケニア・シリングへの両替が可能。
・公共性が高く、セキュリティも安心。
・ただし為替レートは両替所よりやや不利なこともある。
公認の外国為替両替所(Forex Bureau)
ナイロビ、モンバサ、キスムなど主要都市に多数存在するので、GoogleMAPなどで事前にホテルの近くに両替所があるかチェックしておきましょう。
・例:ナイロビの Union Forex Bureau(Parklands Rd)、Satellite Forex Bureau(Wabera St)など。
ケニアのクレジットカード事情

ケニアでは、ナイロビやモンバサなど都市部を中心に、クレジットカードの利用が広く普及しています。特に以下のような場所ではカード決済が一般的です。
- ホテル(中〜高級クラス)
- レストラン・カフェ(都市部中心)
- ショッピングモールやスーパーマーケット
- 空港や大手交通機関の窓口
一方で、地方都市やローカルマーケット(マサイマーケットなど)、個人経営の小さな食堂や土産店では現金のみのケースも多いため、現地通貨(ケニア・シリング/KES)を一定額は携帯しておく必要があります。
ケニアでは、Visaの「タッチ決済」やMastercardの「コンタクトレス」など、非接触型決済がかなり普及しています。
M-Pesa(エムペサ)をはじめとしたモバイルマネーが国内で非常に強く、Apple Pay や Google Pay に対応する店舗も増えています。
利用できるカードブランド
- Visa・Mastercard:最も広く利用可能で、都市部ではほぼ問題なし
- American Express(アメックス)・JCB:対応店舗は限られ、ごく一部のみ
ATM事情

ケニア国内では大手銀行のATMが主要都市に広く設置されており、国際ブランド対応の機種が多く、英語メニューにも対応しています。
Visa・Mastercard付きのクレジットカード/デビットカードで、現地通貨ケニア・シリング(KES)を引き出せます。
- ATM手数料:1回あたり200〜400KES程度が相場(銀行により異なる)
- 1回の引き出し上限:20,000〜40,000KES程度が一般的
- 英語表示のATMが多く、操作も比較的わかりやすい
ATM利用は、街中に単独で置かれたものよりも、銀行支店に併設されたATMのほうが安全性が高いとされています。
ケニア旅行前にドルを準備しよう

ケニア旅行で最もお得に両替したいなら、日本では米ドルを準備し、ケニア現地でケニア・シリング(KES)へ両替する方法がベスト。
日本円は現地での両替レートが安定せず取り扱いも限られるため、米ドルが圧倒的に便利です。ナイロビやモンバサの銀行・両替所では、米ドルからスムーズに両替でき、レートも比較的良好。最新の紙幣を持参すればより安心です。
また、現地ではsM-Pesa(エムペサ)も役立つのでケニア旅行の際にはしっかりと確認してください。
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