ウルグアイ旅行を検討している方にとって、現地の治安状況は気になるポイントの一つです。
本記事では、ウルグアイの治安を徹底解説。首都モンテビデオの安全性、注意すべき地域、よくある犯罪、旅行者が取るべき防犯対策まで、初めての旅行でも安心できる内容を詳しくまとめました。
ウルグアイは南米の中では比較的治安が良いと言われますが、油断は禁物。安全で快適な旅を楽しむために、事前の情報収集が大切です。
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ウルグアイの治安は良い？悪い？
ウルグアイは、「南米屈指の治安の良さ」を持つ国として知られています。
南米では上位に位置し、政治的安定、暴力犯罪の低さ、銃犯罪の少なさ
などが評価されています。観光客にとって、安心して旅行しやすい環境と言えます。
日本外務省の危険情報
2025年現在、日本外務省はウルグアイに特別な危険情報を発表していません。
これは南米では珍しく、非常に良い治安水準の証拠です。ただし、海外である以上、以下のような軽犯罪には注意が必要です。
- スリ
- 置き引き
- スマホのひったくり
- 深夜帯の強盗（稀だがゼロではない）
首都モンテビデオの治安と注意点
ウルグアイ旅行者の多くが滞在するモンテビデオ。
文化・ビーチ・グルメが楽しめるエリアですが、場所によって治安レベルが異なります。
治安が良く、滞在におすすめのエリア
モンテビデオで治安が良いホテルを選ぶ際にオススメのエリアをご紹介します。
ポシートス（Pocitos）
- モンテビデオで最も治安が良い高級住宅地
- 海沿いの遊歩道「ランブラ」は散歩に人気
- カフェやレストランが多く、夜でも比較的安全
- ホテルが多く旅行者に大人気
近くに色々なお店があるので便利なエリア
プンタ・カレーラス（Punta Carretas）
- ポシートス隣接、同じく治安が良い高級エリア
- 大型ショッピングモールがあり買い物が便利
- 高級ホテルやレストランが多数
- 夜間も比較的歩きやすい
ショッピングモールも近く初めての方でも安心
カンテグリル（Cantegril）
- ホテルやレストランが多い観光者向けエリア
- 旅行者が多く、警備員や警察の巡回も多い
- 夜間の治安も比較的安定している
観光客も多く、ホテルの選択肢も多い。
注意すべきエリア・危険エリア
次に上記の場所を比べると注意が必要なエリアをご紹介いたします。
旧市街（Ciudad Vieja）の夜間
昼は観光客で賑わう人気スポットですが、夜になると治安が悪化します。特に以下のようなポイントに気を付けましょう。
- 路地裏でスリやひったくり
- 人通りが少なくターゲットにされやすい
- 徒歩移動は危険
夜間は絶対にUberやタクシーを利用しましょう。
貧困地区（Comunas）
観光名所はありませんが、誤って迷い込む可能性があります。
Googleマップのナビは万能ではないため、治安が悪いローカル地区へ誘導されることもあります。マップを使う際は目的地とルートを必ず確認しましょう。
ウルグアイで多い犯罪と対策
ウルグアイは比較的安全ですが、以下のような軽犯罪に気を付けるようにしましょう。
スリ・置き引き
安全な国でも比較的多いのがスリです。ウルグアイでもっともよくある観光客被害。
対策
- カバンは前持ち
- チャック付きバッグを使用
- カフェで荷物を足元・背後に置かない
- バス車内ではスマホを見せない
スマホ・カメラのひったくり
ランブラ（海沿い）や旧市街で発生しやすいです。日本だとあまりないですがスマホをそのままひったくられることも。
対策
- 歩きスマホ禁止
- 撮影後はすぐバッグにしまう
- Uber待ちでも手に持ちっぱなし担い
夜間の強盗（稀に発生）
ウルグアイは比較的安全な国ですが、深夜の人気のない場所で稀に強盗事件が発生することがあります。
対策
- 夜間は必ず車移動
- 人通りの少ない場所は一人行動を避ける
- 酒に酔いすぎない
安全に楽しめるウルグアイ旅行を！
ウルグアイ、とりわけモンテビデオは南米の中でも治安の良さが際立つ国です。基本的な防犯対策を守れば、安心して観光を楽しめます。
ウルグアイでトラブルに遭った際にどうする？
ウルグアイで万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。
以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。
ウルグアイの緊急連絡先一覧
| 種類 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察 | 911 |
| 消防 | 104 |
| 救急 | 105 |
| 沿岸警備・海の救助 | 106 |
在ウルグアイ日本国大使館へ相談
ウルグアイでトラブルがあった場合には、ウルグアイ日本国大使館への連絡・相談が必要となり、大使館では、下記のようなサポートを受けることが可能です。
・帰国のための渡航書の発給：盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。
・現地情報や助言：必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。
在ウルグアイ日本国大使館
・住所：Bv. Gral. Artigas 953, 11200 Montevideo, Departamento de Montevideo, ウルグアイ
・電話番号（代表）：+59824187645
トラブル時の旅行保険の活用
旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。
▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届（警察発行の証明書）
・病院の診断書や領収書（医療補償の場合）
・紛失・盗難物のリストや購入証明書
その他の対応策
地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。
クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。
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海外旅行ではスマホが重要！
海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。
そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。
緊急時の連絡手段としてスマホを活用
スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。
・現地の緊急番号
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先
さらに、無料の通話アプリ（例：LINEやWhatsApp）を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。
GPSで迷子知らず
初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ（Google MapsやApple Mapsなど）を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。
オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。
翻訳アプリで言葉の壁を克服
海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ（Google翻訳やiTranslateなど）を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。
カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。
情報収集と共有がスムーズ
現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。
特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。
配車アプリで移動もスムーズ
最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。
海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。
モバイル決済で安全な支払いを
最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。
現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済（Apple Pay、Google Pay、PayPalなど）を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。
・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます！
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