カメルーンは「アフリカの縮図」とも呼ばれ、熱帯雨林、サバンナ、高原、ビーチと多様な自然環境を有する国です。文化的にも多様性が高く、エコツーリズムやビジネス目的で訪れる人もいます。
一方で、カメルーンはアフリカの中でも治安面で注意が必要な国であり、渡航前に十分な情報収集と安全対策が不可欠です。
本記事では、カメルーン全体の治安状況、地域別の安全性、旅行者が注意すべき犯罪、移動時・夜間の注意点、そして安全に滞在するための具体的な対策を詳しく解説します。
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カメルーン全体の治安状況

カメルーンの治安は、地域によって大きな差があります。
- 首都・主要都市:軽犯罪が多発
- 北部・国境地帯:非常に不安定
- 英語圏(北西州・南西州):武装衝突の影響あり
全体として、観光旅行先としては難易度が高い国であり、個人旅行や初めてのアフリカ旅行者にはあまりおすすめされません。
地域・都市別の治安状況

ヤウンデ(首都)
- 比較的落ち着いているがスリ・強盗が多い
- 夜間の徒歩移動は危険
- 観光エリアは限定的
昼間でも貴重品管理には十分注意が必要です。
ドゥアラ(最大都市・港湾都市)
- 経済の中心だが犯罪率は高め
- ひったくり・武装強盗が発生
- 夜間外出は極力避けるべき
旅行者はホテル周辺から離れない行動が推奨されます。
北部地域(極北州)
- 治安レベル:非常に危険
- 武装勢力・誘拐リスクあり
- 旅行目的での訪問は非推奨
北西州・南西州(英語圏)
- 政府軍と武装勢力の衝突が継続
- 外国人が巻き込まれるリスクあり
- 観光・ビジネスともに注意が必要
旅行者が注意すべき主な犯罪
カメルーン旅行の際に旅行者が特に気を付けるべきポイントをご紹介いたします。
1. スリ・ひったくり・強盗

カメルーンの都市部ではスリやひったくり・強盗などが日常的に発生しています。
注意が必要な場所
- 市場
- バスターミナル
- 夜間の市街地
予防策
- 現金・貴重品は最小限に
- バッグは体の前で持つ
- スマホを人前で使わない
2. 武装強盗・誘拐

特に地方や国境付近で発生リスクがあります。
対策
- 夜間・長距離移動を避ける
- 単独行動はしない
- 現地ガイドやドライバーを利用
3. ぼったくり・詐欺・汚職トラブル

ぼったくりや詐欺、警察官の汚職トラブルなどもカメルーンでは報告されています。
対策
- パスポート原本は持ち歩かない
- 冷静に対応し、可能であれば大使館に相談
4. 移動・夜間の安全対策

流しのタクシーやバスはトラブルが多いため注意が必要です。
対策
- 夜間の徒歩移動は避ける
- 公共交通機関の利用は慎重に
- ホテル手配の車両を利用
5.医療・インフラ面の注意点

カメルーンの医療水準は全体的に低めで、医療費は前払いを求められることが多いので注意。
対策
- 海外旅行保険は必須
- 常備薬を十分に持参
- 緊急時は大使館と連携
カメルーン旅行を安全にするためのポイントまとめ

カメルーンは魅力的な国である一方、治安リスクを正しく理解しないと危険が伴います。
- 危険地域には近づかない
- 夜間・単独行動を避ける
- 現地の治安情報を常に確認
- 信頼できる現地パートナーを利用
十分な準備と慎重な行動を心がければ、リスクを最小限に抑えることが可能です。
カメルーンでトラブルに遭った際にどうする?

カメルーンで万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。
以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。
カメルーン|警察・救急・消防の電話番号一覧
| 用途 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察 | 117 |
| 救急(救急車) | 124 |
| 消防 | 118 |
在カメルーン日本国大使館へ相談
カメルーンでトラブルがあった場合には、カメルーン日本国大使館への連絡・相談が必要となり、大使館では、下記のようなサポートを受けることが可能です。
・帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。
・現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。
在カメルーン日本国大使館
・住所:1535, Rue 1828, Bastos-Ekoudou, BP 6868, Yaounde
・電話番号(代表):+237222206202
トラブル時の旅行保険の活用
旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。
▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書
その他の対応策
地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。
クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。
海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。
そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。
緊急時の連絡手段としてスマホを活用
スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。
・現地の緊急番号
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先
さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。
GPSで迷子知らず
初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。
オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。
翻訳アプリで言葉の壁を克服
海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。
カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。
情報収集と共有がスムーズ
現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。
特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。
配車アプリで移動もスムーズ
最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。
海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。
モバイル決済で安全な支払いを
最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。
現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。
・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!
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