ハイチ旅行を検討する際、多くの人が最も気になるのが 「治安は大丈夫なのか?」 という点です。
結論から言うと、ハイチは現在、世界的に見ても治安リスクが非常に高い国の一つであり、観光目的での渡航には十分すぎるほどの注意と事前準備が必要です。
ただし、正確な情報を知り、危険を避ける行動を徹底すれば、リスクを最小限に抑えることは可能です。
この記事では、ハイチの治安の現状や特に危険なエリア、旅行者が巻き込まれやすい犯罪や安全対策について旅行者目線でわかりやすく解説します。
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ハイチの治安の現状|なぜ危険と言われるのか

ハイチは長年にわたり、以下のような 複合的な問題 を抱えています。
治安悪化の主な要因
- 政治的不安定・政権混乱
- 経済状況の悪化と貧困層の拡大
- 武装ギャングの台頭
- 警察力・治安維持能力の不足
- 自然災害後の復興遅れ
特に首都ポルトープランスでは、武装ギャングによる支配地域が拡大しており、治安状況は年々悪化しています。
現状、多くの国が 不要不急の渡航を控えるよう勧告 しているのが現状です。
ハイチで発生しやすい犯罪の種類
治安が悪いと言われているハイチで発生しやすい犯罪の種類をご紹介いたします。
誘拐(外国人・富裕層が標的)

ハイチで最も深刻な問題の一つが 誘拐犯罪 です。
特徴
- 昼夜を問わず発生
- 空港〜市内移動中もリスクあり
- 武装グループによる計画的犯行
- 身代金目的
外国人は「お金を持っている」と見なされやすく、特に注意が必要です。
武装強盗・銃犯罪

ハイチにはギャングの勢力が拡大しており、強盗や銃犯罪も増加しています。
特徴
- 銃や刃物を使った強盗が多発
- 抵抗すると命の危険あり
- 車両強奪(カージャック)も発生
ハイチで強盗や銃犯罪に直面したら「抵抗しない」が鉄則です。
スリ・置き引き・ひったくり

観光客が狙われやすい軽犯罪も多く発生しています。
発生しやすい場所
- 市場
- 混雑した道路
- 公共交通機関
- 人通りの少ないエリア
特にスリやひったくり置き引きはかなり多いので気を付けましょう。
詐欺・恐喝

詐欺や恐喝の被害も観光客が気を付けるべきポイントです。
- 偽警官による職務質問
- 不当な金銭要求
- 言葉巧みな詐欺
外国人旅行者は 土地勘のなさを狙われやすい ため、慎重な対応が必要です。
特に危険なエリア絶対に近づくべきでない場所
ハイチを旅行する際に危険なエリアをご紹介いたします。
ポルトープランスの危険な地区

首都でありながら、最も治安が悪いエリアとされています。
特に危険とされる地区
- マルティッサン
- シテ・ソレイユ周辺
- 一部スラム地域
観光目的での市内散策は 非常に危険 です。
夜間の外出は全土で危険

ハイチでは、都市・地方を問わず夜間の外出は避けるべきです。
- 夜間の徒歩移動
- 夜のタクシー利用
- 暗い場所での行動
上記の通り、タクシーでの移動も避けるようにしましょう。
比較的リスクが低いとされるエリアはある?
正直に言うと、「安全」と断言できる観光エリアはほぼ存在しません。ただし、以下の条件下ではリスクを下げられる場合があります。
- 国際機関・NGOが管理する施設内
- 厳重な警備があるホテル・敷地
- 現地事情に精通したガイド同行
個人旅行・バックパッカーには全く向かない国です。
ハイチは観光旅行に向いている国か?

ハイチ旅行を検討している方に向けてハイチは観光旅行に向いているのかをご紹介いたします。
❌ 初心者・一般観光客にはおすすめできない
- 治安リスクが高すぎる
- インフラ・医療体制が脆弱
- 精神的負担が大きい
△ 特殊な目的・万全な体制なら可能性あり
- NGO関係者
- 国際支援・研究目的
- 厳重な警備・同行者あり
ハイチ旅行は「行けるか」より「行くべきか」を考える

ハイチは、豊かな文化と歴史を持つ国である一方、現在の治安状況は観光旅行に適しているとは言えません。
「行けない国」ではありませんが、「誰にでもおすすめできる国ではない」 というのが現実です。
もし渡航を検討する場合は、治安リスクを正しく理解する、行程を極限まで限定する、常に最悪の事態を想定するこの姿勢が不可欠です。
ハイチでトラブルに遭った際にどうする?

ハイチで万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。
以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。
ハイチの緊急連絡先一覧
| 種別 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察 | 114 |
| 救急(救急車) | 118 |
| 消防 | 115 |
上記の電話番号は緊急時の対応を依頼する際の連絡先となりますので、貴重品の紛失・盗難などでポリスレポートなどが欲しい場合には最寄りの警察署にいきましょう。
在ハイチ日本国大使館へ相談
ハイチでトラブルがあった場合には、ハイチ日本国大使館への連絡・相談が必要となり、大使館では、下記のようなサポートを受けることが可能です。
・帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。
・現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。
在ハイチ日本国大使館
・住所:Digicel Turgeau, Angle Rues Clerveaux et Darguin,, Pétion-Ville, ハイチ
・電話番号(代表):+50922565885
トラブル時の旅行保険の活用
旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。
▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書
その他の対応策
地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。
クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。
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