海外に住んでいると、久しぶりの日本への一時帰国は楽しみなものです。
家族や友人との再会、日本食を楽しむ時間、買い物、国内旅行など、限られた滞在期間を有意義に過ごしたいと考える方も多いでしょう。
しかし、海外在住者が日本へ一時帰国する際には、航空券の手配だけでなく、スマートフォンの通信環境、海外発行のクレジットカード、現金の準備、日本国内の移動手段など、事前に確認しておきたいことが意外とたくさんあります。
また、海外の自宅を留守にするための準備や、日本滞在中の医療・保険についても考えておく必要があります。
そこで今回は、日本への一時帰国を予定している海外在住者に向けて、出発前の準備から日本滞在中に役立つサービスまでを15のポイントに分けて紹介します。
タイやシンガポール、アメリカヨーロッパなど、世界各国に住んでいる日本人にも役立つ内容をまとめました。
\ 一時帰国の際のeSIMをチェック /

- 日本への一時帰国で確認したい15のポイント
- 日本への一時帰国の航空券をお得に購入する方法
- 海外在住者向けの日本国内線割引航空券を活用する
- 日本への一時帰国ではeSIMで通信環境を確保する
- 日本への一時帰国におすすめのeSIM「Saily」
- 日本滞在中の病気やケガに備えて医療保険を確認する
- 海外発行のクレジットカードは手数料と利用条件を確認する
- 海外の自宅を留守にする前に必要な手続きを済ませる
- 日本円の現金は事前に準備しておく
- 日本への入国・帰国手続きは「Visit Japan Web」を活用する
- 空港の手荷物配送サービスで移動を楽にする
- 海外発行の銀行カードで日本円を引き出す
- 日本国内の移動には交通系ICカードやお得な交通パスを活用する
- 海外在住の日本人は消費税免税制度を確認する
- 日本の電車・バスの乗り換えには便利なアプリを活用する
- 帰国前に余った日本円や外貨を有効活用する
- 日本到着後や帰国直前に空港周辺の温泉・温浴施設を楽しむ
- 事前準備を整えて日本への一時帰国をもっと快適に!
日本への一時帰国で確認したい15のポイント
まずは、この記事で紹介する15のポイントを確認しておきましょう。
| チェック項目 | 確認するタイミング |
|---|---|
| 航空券をお得に購入する | 帰国日程を決めるとき |
| 日本国内線の割引運賃を調べる | 国内旅行を計画するとき |
| 日本で使える通信環境を準備する | 出発前 |
| 医療保険・海外旅行保険を確認する | 出発前 |
| 海外発行クレジットカードの手数料を確認する | 出発前 |
| 海外の自宅や郵便物の管理をする | 出発前 |
| 日本円の現金を準備する | 出発前・到着後 |
| 入国・税関手続きを確認する | 出発前 |
| 空港宅配・手荷物配送を活用する | 出発前・到着時 |
| 海外発行カードで日本円を引き出す | 日本滞在中 |
| 日本国内の交通費を節約する | 滞在中 |
| 消費税免税制度を確認する | 買い物前 |
| 乗り換え・経路検索アプリを活用する | 滞在中 |
| 余った外貨や小銭を有効活用する | 帰国前 |
| 空港周辺の温泉・リラックス施設を楽しむ | 到着時・出発前 |
それでは、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
日本への一時帰国の航空券をお得に購入する方法

日本への一時帰国で、最初に大きな出費となるのが航空券です。
特に海外在住者の場合、家族で帰国するケースや、年末年始・夏休みなどの繁忙期に帰国するケースも多く、航空券代が高額になることがあります。
少しでも費用を抑えたいなら、早めに航空券の価格を比較することが重要です。
航空券が比較的安くなりやすい時期を狙う
航空券の価格は、出発地や目的地、航空会社、需要によって変動します。
一般的には、次のような時期は大型連休や繁忙期を避けやすく、比較的安い航空券が見つかることがあります。
- 1月中旬〜2月
- 4月中旬〜5月
- 9月〜11月
ただし、これはあくまで目安です。国際線の運賃は路線や予約時期によって大きく変わるため、必ず複数の日程を比較しましょう。
航空券の比較サイトを活用する
航空券を探す際には、複数の航空会社や旅行予約サイトを一度に比較できるサービスが便利です。
- Google フライト:日程や航空会社ごとの料金比較に便利
- Skyscanner:複数の航空会社や旅行予約サイトを比較
- KAYAK:航空券やホテルなどを横断的に検索
航空券を比較する際は、表示価格だけでなく、受託手荷物、座席指定、変更・キャンセル条件、乗り継ぎ時間なども確認してください。
特に海外在住者が長期間日本に滞在する場合、荷物が多くなりやすいため、受託手荷物料金を含めた総額で比較することが大切です。
帰国日を1〜2日ずらすだけで航空券の価格が変わる場合があります。日程に融通が利くなら、前後の日付も比較してみましょう。
海外在住者向けの日本国内線割引航空券を活用する

せっかく日本へ一時帰国するなら、実家や滞在先だけでなく、国内旅行も楽しみたいという方も多いでしょう。
北海道、沖縄、九州、関西など、離れた地域へ移動する場合は、国内線の航空券を利用すると効率的です。
海外在住者や訪日旅行者向けに、日本国内線を対象とした特別運賃が販売されることもあります。
代表的な航空会社として、次の2社を確認してみましょう。
JAL(日本航空)
JALでは、海外在住者・訪日旅行者向けの国内線運賃として、Japan Explorer Passなどの制度を案内してきました。
ANA(全日本空輸)
ANAでも、海外から日本を訪れる旅行者向けの国内線運賃が設定されることがあります。
ただし、対象者、販売条件、対象路線、予約期間などは変更される可能性があります。
過去に販売されていた運賃が現在も同じ条件で利用できるとは限らないため、予約時には必ず各社の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
また、日本国内を鉄道で移動する場合は、JRや地域鉄道の周遊パスも選択肢になります。
国際線と国内線を別々に購入する場合は、乗り継ぎに十分な時間を確保しましょう。遅延時の補償や荷物の取り扱いも確認が必要です。
日本への一時帰国ではeSIMで通信環境を確保する

日本への一時帰国で、到着直後から必要になるのがスマートフォンの通信環境です。
空港から滞在先までの移動、家族への連絡、地図アプリ、飲食店の検索など、インターネットが使えないと不便な場面がたくさんあります。
海外の携帯電話会社の国際ローミングを利用する方法もありますが、契約内容によっては通信料金が高くなることがあります。
そこでおすすめしたいのが、日本向けのeSIMです。
一時帰国で利用できる通信手段
| 通信手段 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| eSIM | オンライン購入・設定が可能 | スマホ1台で利用したい人 |
| プリペイドSIM | 日本のSIMカードに交換して利用 | eSIM非対応の人 |
| ポケットWi-Fi | 複数端末で通信を共有できる | 家族や複数端末で使う人 |
| 国際ローミング | 海外の電話番号を維持して利用 | 契約プランにローミングが含まれる人 |
特にeSIMは、物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、出発前に購入・設定できる点が魅力です。
日本への一時帰国におすすめのeSIM「Saily」

日本への一時帰国で検討したいサービスのひとつが、海外旅行向けeSIMの「Saily」です。
日本向けのデータ通信プランが用意されており、帰国日数やデータ使用量に合わせて選択できます。
| データ容量 | 利用期間 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 7日間 | US$3.99 |
| 3GB | 30日間 | US$7.99 |
| 5GB | 30日間 | US$10.99 |
| 10GB | 30日間 | US$17.99 |
| 20GB | 30日間 | US$24.99 |
| 無制限 | 15日間 | US$48.99 |
※2026年11月4日時点で参照した料金。変更される場合があります。無制限プランは1日5GBまで速度制限なし、その後は最大1Mbpsの条件があります。購入前に公式情報をご確認ください。
例えば、短期間の帰国なら1GB、2週間程度なら5GBや10GB、動画やSNSを多く利用するなら無制限プランなど、用途に合わせて選べます。
また、海外で契約しているSIMカードを残したままSailyを追加できるため、海外の電話番号を維持しながら日本国内のデータ通信を利用する使い方もできます。
ただし、Sailyの日本向けプランは基本的にデータ通信向けです。日本の電話番号や通常の音声通話、SMSが必要な方は別のサービスも検討しましょう。
eSIMを利用する場合は、スマートフォンがeSIMに対応しているか、SIMロックが解除されているかを出発前に確認しましょう。
\ 一時帰国にSailyが便利 /

日本滞在中の病気やケガに備えて医療保険を確認する

日本への一時帰国で忘れずに確認しておきたいのが、病気やケガをした場合の医療費です。
海外に長期間住んでいる場合、日本の住民票を抜いて海外転出届を提出している方も多いでしょう。
その場合、原則として日本の国民健康保険の対象外となるため、帰国中に病院を受診すると医療費が全額自己負担になる可能性があります。
一時帰国中に利用できる保険を確認する
帰国前に、次のような保険や補償を確認しておきましょう。
- 海外で加入している医療保険
- 海外旅行保険・一時帰国向け保険
- クレジットカードに付帯する旅行保険
- 勤務先や所属団体が提供する医療補償
特にクレジットカードの旅行保険は、適用条件に注意が必要です。
旅行代金をそのカードで支払うことが条件となる場合や、補償対象となる旅行期間が決まっている場合があります。
国民健康保険に加入できるかは自治体に確認
一時帰国中の国民健康保険については、単純に帰国したから加入できるというものではありません。
日本国内に生活の本拠があるか、住民登録の状況などによって取り扱いが異なります。
海外に生活の本拠がある方が、一時帰国のためだけに住民票を戻して国民健康保険に加入できるとは限らないため、居住予定地の自治体に事前確認することが大切です。
日本の医療費は保険の加入状況によって自己負担額が大きく変わります。海外で加入している保険が日本国内での治療をカバーしているか、出発前に確認しておきましょう。
海外発行のクレジットカードは手数料と利用条件を確認する

海外在住者が日本へ帰国するとき、普段使っている海外発行のクレジットカードをそのまま利用することも多いでしょう。
日本では、コンビニやスーパー、飲食店、ホテルなどでクレジットカードが広く利用できます。
ただし、海外発行のカードを日本で利用する場合には、外貨取引手数料や為替レートに注意が必要です。
外貨取引手数料とは?
海外発行のクレジットカードで日本円の決済をすると、カード会社によっては外貨取引手数料(Foreign Transaction Fee)が発生します。
例えば、カードに3%の手数料が設定されている場合、10万円相当の買い物をすると、単純計算で3,000円相当の手数料が加算されます。
そのため、帰国前に次の点を確認しておきましょう。
- 海外利用時の手数料
- 為替レートの計算方法
- ATMで現金を引き出す際の手数料
- 海外利用時の利用限度額
- 不正利用検知による利用停止の可能性
決済時は日本円を選ぶ
海外発行のカードを日本で利用すると、店舗の決済端末で「日本円」か「自国通貨」かを選択する画面が表示されることがあります。
これはDCC(Dynamic Currency Conversion)と呼ばれる仕組みです。
自国通貨で決済すると、その店舗や決済事業者が設定した為替レートや手数料が適用される場合があります。
基本的には日本円での決済を選択し、カード発行会社側の為替レートで処理する方が比較しやすいでしょう。
海外の自宅を留守にする前に必要な手続きを済ませる

日本への一時帰国では、日本での準備だけでなく、海外に残していく自宅の管理も重要です。
数日間の旅行とは異なり、数週間から1か月以上自宅を空ける場合は、留守中の郵便物や防犯、室内環境などにも気を配る必要があります。
留守中の防犯対策を行う
出発前には、以下の項目を確認しておくと安心です。
- 玄関や窓の施錠
- 不要な電化製品の電源確認
- 水道・ガスの確認
- 宅配便や郵便物の受け取り方法
- 観葉植物やペットの世話
- 緊急時に連絡できる人の確保
また、住んでいる地域によっては、警察や管理会社による留守宅の見回りサービスが提供されていることもあります。
海外の賃貸住宅の場合、管理会社や大家さんに長期間不在にする旨を伝えておくと、緊急時の対応がスムーズです。
日本円の現金は事前に準備しておく

日本ではキャッシュレス決済が普及していますが、現金が必要になる場面もまだあります。
例えば、地方の飲食店、小規模な商店、一部の医療機関、コインロッカーなどでは現金が必要になる場合があります。
海外在住者の場合、日本円をどこで準備するかも考えておきたいところです。
日本円を準備する主な方法
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 出発国の銀行 | 出発前に日本円を準備できる |
| 日本の空港の両替所 | 到着後すぐに両替できる |
| 外貨両替専門店 | 店舗ごとのレートを比較できる |
| 海外送金サービス | 日本の銀行口座に送金できる場合がある |
| 海外発行カードでATM出金 | 必要なときに日本円を引き出せる |
例えば、WiseやRevolutなどのサービスを利用している場合は、対応する通貨や送金条件を確認しておくと便利です。
両替をする際は、表示されている為替レートだけでなく、取引手数料を含めた受取額で比較しましょう。
また、到着直後の交通費や食事代などに使えるよう、少額の日本円を準備しておくと安心です。
日本国内での両替は出発前の両替と比べるとレートが悪いケースも多くあります。特に主要通貨以外の方は注意が必要です。
日本への入国・帰国手続きは「Visit Japan Web」を活用する

日本に帰国する際には、入国審査や税関申告などの手続きがあります。
そこで活用したいのが、デジタル庁が提供する「Visit Japan Web」です。
Visit Japan Webは、海外から日本に入国する外国人だけでなく、海外から帰国する日本人も利用できるオンラインサービスです。
事前に必要情報を登録しておくことで、入国・帰国時の手続きをスムーズに進められます。
Visit Japan Webで事前に登録しておくこと
基本的な流れは次のとおりです。
- Visit Japan Webでアカウントを作成する
- パスポートなどの利用者情報を登録する
- 帰国予定の旅行情報を登録する
- 必要事項を入力して入国・税関申告情報を登録する
- 発行された二次元コードを帰国時に提示する
スマートフォンから登録できるため、出発前に済ませておくと便利です。
空港の自動化ゲートや顔認証も確認
空港によっては、自動化ゲートや顔認証技術を活用した手続きが導入されています。
ただし、利用できる対象者や手続きは空港・システムによって異なります。
また、入国審査と税関申告は別の手続きです。自動化設備を利用する場合も、空港の案内に従って必要な手続きを完了しましょう。
パスポートの有効期限、在留資格や再入国許可など、海外での滞在資格に関わる条件も出発前に確認してください。
空港の手荷物配送サービスで移動を楽にする

海外から日本へ帰国すると、スーツケースや手荷物が多くなりがちです。
特に家族で一時帰国する場合や、実家が空港から遠い場合は、大きな荷物を持って移動するだけでも大変です。
そんなときに便利なのが、空港と自宅・滞在先を結ぶ手荷物配送サービスです。
空港から滞在先へ荷物を送る
日本の主要空港には、宅配会社の手荷物配送カウンターが設置されている場合があります。
到着後にスーツケースを配送すれば、電車やバスでの移動が楽になります。
滞在先から空港へ荷物を送る
帰国前には、実家やホテルから空港へスーツケースを配送する方法もあります。
空港で荷物を受け取れるため、帰国当日の移動負担を軽減できます。
代表的なサービスとして、以下を確認してみましょう。
- JAL ABC
- ヤマト運輸
- ANA空港宅配サービス
料金は配送先、荷物のサイズ、重量、利用空港によって異なります。
空港宅配は受付締切や配送日数が決まっている場合があります。到着当日に必要なものは、配送する荷物に入れないようにしましょう。
海外発行の銀行カードで日本円を引き出す

日本の銀行口座を持っていない海外在住者でも、海外発行の銀行カードに対応したATMを利用すれば、日本円を引き出せる場合があります。
特に便利なのが、コンビニや郵便局などに設置されているATMです。
海外発行カードを利用できるATMの例
- セブン銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- イオン銀行ATM
対応するカードブランドや海外銀行はATMによって異なります。
また、現金を引き出す際には、次のような費用が発生する場合があります。
- 海外の銀行が設定するATM利用手数料
- 日本のATM側の利用手数料
- 為替換算手数料
- 海外銀行側の現金引き出し手数料
ATM画面に自国通貨と日本円の選択が表示された場合は、為替レートや手数料を確認してから操作しましょう。
海外発行カードを日本で初めて利用する場合は、出発前にカード会社へ利用可能地域や海外ATMの利用条件を確認しておくと安心です。
日本国内の移動には交通系ICカードやお得な交通パスを活用する

日本滞在中に交通費を節約したいなら、交通系ICカードや各地域の周遊パスを活用しましょう。
交通系ICカードを利用する
日本の鉄道やバスでは、Suica、PASMO、ICOCAなどの交通系ICカードが広く利用されています。
対応エリア内であれば、改札にタッチするだけで乗車できるため、毎回切符を購入する必要がありません。
また、コンビニや自動販売機など、電子マネーとして利用できる店舗もあります。
スマートフォンが対応していれば、モバイルSuicaなどをApple WalletやGoogle Walletに登録する方法もあります。
東京では地下鉄の一日乗車券を検討
東京観光や都内での移動が多い場合は、東京メトロや都営地下鉄の一日乗車券などを確認しましょう。
複数回乗車する予定がある場合、通常の運賃よりお得になることがあります。
大阪では周遊パスや地下鉄乗車券を活用
大阪では、大阪周遊パスやOsaka Metroの企画乗車券などが選択肢になります。
観光施設を巡る予定がある場合は、交通機関だけでなく施設の入場特典も含めて比較するとよいでしょう。
新幹線や特急列車はオンライン予約が便利
長距離移動には、事前予約できるオンラインサービスが便利です。
| サービス | 主な対象 |
|---|---|
| えきねっと | JR東日本エリアの新幹線・特急など |
| スマートEX | 東海道・山陽・九州新幹線 |
| JR各社の予約サービス | 各地域の新幹線・特急など |
なお、JRパスなどの訪日旅行者向け商品は、利用資格が定められています。日本国籍の海外在住者についても、海外居住期間などの条件があるため、購入前に必ず公式サイトで確認してください。
交通パスは必ずしも安くなるわけではありません。実際に乗車する区間と回数を計算し、通常運賃と比較してから購入しましょう。
海外在住の日本人は消費税免税制度を確認する

日本への一時帰国中に買い物を楽しみにしている方は、消費税免税制度についても確認しておきましょう。
海外に住んでいる日本人は、一定の条件を満たすと、日本国内の免税店で購入した商品の消費税相当額の還付を受けられる場合があります。
ただし、ここは2026年11月1日に制度が大きく変更された重要なポイントです。
2026年11月1日から免税制度がリファンド方式に変更
従来は免税店で購入する際に消費税が免除されていましたが、2026年11月1日以降の購入分からは、購入時に税込価格を支払い、出国時に商品を国外へ持ち出すことが確認された後、消費税相当額が返金される方式になりました。
2026年11月以降の免税ショッピングの流れ
- 免税対象者であることを確認し、対応する免税店で買い物をする
- 購入時に税込価格を支払う
- 購入情報を登録してもらう
- 出国時に空港などで商品とパスポートを提示し、税関確認を受ける
- 条件を満たした場合、消費税相当額の返金を受ける
返金方法や手続きの詳細は店舗によって異なります。
海外在住の日本人が免税対象になる条件
日本国籍の方は、一般的に次の条件を満たす必要があります。
- 日本国外に2年以上継続して居住していること
- 日本への入国後6か月未満であること
- 海外居住を証明する所定の公的書類を提示できること
証明書類としては、在留証明や戸籍の附票の写しなどが関係します。発行時期や必要事項などの条件があるため、買い物前に確認しましょう。
グリーンカードや海外の運転免許証、ビザだけでは所定の証明にならない場合があります。
免税対象となる購入金額
2026年11月以降も、原則として同一店舗・同一日の税抜購入金額が5,000円以上であることなどの条件があります。
また、購入した商品は日本国外へ持ち出す必要があります。出国時の税関確認を受けるため、免税購入品は預け入れ荷物に入れる前に必要な確認を済ませましょう。
購入日から90日以内に出国時の確認を受けることも必要です。税関 Japan Customs+1
免税制度は対象者や必要書類が細かく定められています。海外在住の日本人であっても、自動的に対象になるわけではありません。最新の条件は観光庁・旅行者向け免税制度案内で確認してみましょう。
日本の電車・バスの乗り換えには便利なアプリを活用する

日本に到着してから意外と困るのが、電車やバスの乗り換えです。
海外在住期間が長くなると、日本の鉄道事情や駅の構造が変わっていることもあります。
そんなときは、スマートフォンの乗り換え案内アプリを活用しましょう。
おすすめの乗り換え案内サービス
▶ Yahoo!乗換案内
日本国内の鉄道・バスの経路や運賃、所要時間を調べるのに便利です。
▶ NAVITIME
国内の乗り換え検索や徒歩ルート検索など、幅広い移動情報を確認できます。
▶ ジョルダン乗換案内
電車やバスの乗り換え、運賃、所要時間などを調べられます。
▶ Googleマップ
徒歩・電車・バス・車など、複数の移動手段を比較できる定番サービスです。
なお、海外のApple IDやGoogle Playのアカウントを利用している場合、アプリによっては国・地域の設定によってダウンロードできないことがあります。
出発前にインストールできるか確認し、必要であればブラウザ版のサービスも活用しましょう。
日本でタクシーを利用するなら配車アプリも便利
日本でタクシーに乗る場合は、配車アプリも選択肢になります。
代表的なサービスは以下のとおりです。
- GO
- DiDi
- Uber
利用できる地域や決済方法はサービスによって異なります。海外の電話番号やクレジットカードで登録・決済できるかも事前に確認しておきましょう。
帰国前に余った日本円や外貨を有効活用する

日本への一時帰国が終わる頃、意外と困るのが余った日本円や小銭の扱いです。
次回の一時帰国まで日本円を保管しておく方法もありますが、少額の硬貨や紙幣を海外に持ち帰っても使う機会がないという方もいるでしょう。
そんなときは、空港などに設置されている外貨・電子マネー交換サービスを確認してみましょう。
Pocket Changeなどの交換サービス
Pocket Changeは、対応する現金を電子マネーやギフトコードなどに交換できるサービスです。
ただし、交換できる通貨や交換先、設置場所は変更される場合があります。
利用する場合は、出発空港に設置されているか、希望する国・サービスの交換先があるかを事前に確認してください。
次回の一時帰国に備えて日本円を保管する方法も
もちろん、次回の帰国予定がある場合は、余った日本円を保管しておくのもおすすめです。
特に小銭は、次回の空港やコンビニ、自動販売機などで使えるため、無理に交換する必要はありません。
交換サービスには手数料や交換レートが設定されている場合があります。交換前に受け取れる金額を確認しましょう。
日本到着後や帰国直前に空港周辺の温泉・温浴施設を楽しむ

海外生活が長くなると、日本の温泉や大きなお風呂が恋しくなる方もいるのではないでしょうか。
せっかく日本に一時帰国するなら、到着後や海外へ戻る前に温浴施設でゆっくり過ごすのもおすすめです。
特に空港周辺には、飛行機の待ち時間や帰国前後に利用できる温浴施設があります。
羽田空港「泉天空の湯 羽田空港」
泉天空の湯 羽田空港は、羽田空港第3ターミナルに直結する複合施設「羽田エアポートガーデン」内にある温浴施設です。
露天風呂や内湯、サウナなどがあり、空港周辺でゆっくり過ごしたい方におすすめです。
飛行機の到着後や出発前に立ち寄りやすい立地も魅力です。
成田空港周辺「成田の命泉 大和の湯」
成田の命泉 大和の湯は、成田空港周辺で温泉を楽しみたい方におすすめの施設です。
落ち着いた環境で露天風呂などを楽しめるため、帰国後に日本らしいリラックスタイムを過ごしたい方にも向いています。
空港からは距離があるため、アクセス方法や営業時間を確認してから訪れましょう。
関西国際空港周辺「岩塩温泉 りんくうの湯」
岩塩温泉 りんくうの湯は、関西国際空港の対岸にあるりんくうタウンの温浴施設です。
お風呂だけでなく、岩盤浴や休憩スペースなどもあり、フライト前後にゆっくり過ごす場所として利用できます。
※営業時間・料金・休館日・空港からの交通手段は変更される場合があります。訪問前に各施設の公式サイトで最新情報を確認してください。
事前準備を整えて日本への一時帰国をもっと快適に!

日本への一時帰国は、海外生活を送る方にとって大切な時間です。
久しぶりの家族や友人との再会、日本食、買い物、国内旅行など、楽しみたいことはたくさんあるでしょう。
せっかくの帰国期間を充実させるためには、航空券や宿泊先だけでなく、通信環境、お金、保険、移動手段なども事前に準備しておくことが重要です。
特に今回紹介した中で、忘れずに準備しておきたいのが次の5つです。
- 航空券は複数の予約サイトで比較する
- 日本到着後すぐに使える通信環境を準備する
- 海外発行カードの手数料や保険を確認する
- Visit Japan Webなどの帰国手続きを済ませる
- 日本国内の交通手段や支払い方法を確認する
スマートフォンの通信については、SailyのようなeSIMを利用すれば、海外で普段使っている電話番号を維持しながら、日本国内のデータ通信を確保できる場合があります。
また、免税制度や交通パスなどは制度・料金が変更されることもあるため、帰国直前に最新情報を確認することも大切です。
事前準備をしっかり整えて、日本での限られた滞在時間を思い切り楽しみましょう!

