海外旅行に出かける際、まず最初に気になるのが「スマホでインターネットをどう使うか?」ということではないでしょうか?特にベトナムのような東南アジアの国々では、現地のSIMカードを使えば通信費を大幅に節約することが可能です。
この記事では、ベトナム旅行中にスマホを快適に使うためのSIMカード購入方法、注意点、eSIMの活用法までを詳しくご紹介します。
海外でスマホを使うには?事前準備をチェック

SIMカードとSIMロック解除とは?
SIMカードとは、スマートフォンやタブレットなどに挿入して使用する小型のICカードで、通信会社と契約者情報を紐づける重要なチップです。
日本で販売されているスマホの中には「SIMロック」がかかっている場合があります。これは特定のキャリア以外のSIMが使えない状態のこと。海外で現地SIMを使いたい場合は、SIMロック解除が必要です。
SIMロック解除の確認ポイント
日本のスマホは、2021年秋以降に発売された多くの機種が自動的にSIMフリーに。詳細は各キャリアの公式サイトで「SIMロック解除」ページを確認しましょう。
ポケットWi-FiとSIMカードの違いは?

海外旅行の通信手段と言えばレンタルWiFiという方も多いと思いますが、プリペイドSIMカードを使うと以下のようなメリットがあります。
コストパフォーマンスが断然違う!
- ポケットWi-Fi:1日あたり約2,000円(無制限)
- SIMカード:1か月無制限で約1,000–1,500円
さらに、SIMカードには国内通話やSMS付きプランもあり、アプリの認証や現地連絡に便利。さらにWi-Fi端末の持ち歩きが不要で、スマホ1台で完結する手軽さも魅力です。
ベトナムの主要通信会社の基本情報

ベトナムで信頼できる通信会社は次の3社です。
通信会社名 | 利用エリアの広さ | 通信速度 |
---|---|---|
VinaPhone(ビナフォン) | ◎ 全国対応 | ◎ 速い |
Mobifone(モビフォン) | ○ 都市部中心 | ◎ 安定 |
Viettel(ベトテル) | ◎ 国内最広 | ○ 十分 |
それぞれの会社には観光客向けに短期のプリペイドSIMやeSIMプランが用意されており、空港のカウンターでも手軽に購入できます。選ぶ際は「滞在エリア」や「データ容量の必要性」を基準に選ぶとよいでしょう。
- ホーチミンやハノイなど大都市に公式ショップが点在
- 空港にも店舗があり、トラブル時もサポートが受けやすい
- 観光客向けに英語対応可能なスタッフも多く安心
・SIMカードを選ぶ際の注意点
格安SIMは電波が不安定な場合あり。大手キャリアを選ぶと安心
設定が不安な人は、空港で購入してその場でセットアップしてもらうのがおすすめ
海外旅行にどれくらいのデータ容量が必要?
海外旅行の際にどのくらい高速データが必要かは人によって異なります。渡航先や旅行スタイルによって最適な容量が異なるので事前に確認しておきましょう。
- 1日1GB程度:地図、LINE、検索など基本的な使用(市内ではWi-Fiが多く使える)
- 1日5GB以上(無制限):InstagramやYouTubeを頻繁に利用する人
価格は大きく変わらないため、迷ったら無制限プランが安心です。
ベトナムでのSIMカード購入方法比較
ベトナムでのSIMカード購入方法はいくつかあるので自分に合った方法で準備しましょう。
【空港で購入:初心者に最適】- 安心・確実派におすすめ

メリット
購入時は明確な料金!到着後すぐに購入・設定完了。
英語対応スタッフによる安心サポート!その場で動作確認出来るので安心。
デメリット
市内よりプランの選択肢も少なく若干割高。
到着便が多い時間帯などの混雑時は待ち時間が発生。
主要空港の購入場所
タンソンニャット国際空港(ホーチミン)
- 国際線到着ロビーに専用カウンター
- 営業時間:24時間営業
- 日本語対応可能なスタッフも在籍
ノイバイ国際空港(ハノイ)
- 到着ロビーに複数のSIMカードショップ
- 営業時間:6:00-24:00
- 主要ブランド:Viettel、Mobifone、VinaPhone
購入・設定の流れ
1.到着ロビーでSIMカードショップを探す
2.パスポートを提示して身分確認
3.希望プランを選択・支払い
4.スタッフがSIM交換・設定を代行
5.通信テストで動作確認
こんな人におすすめ
初回ベトナム旅行、設定に不安がある方
【市内ショップで購入:中長期滞在者向け】- コスパ重視派におすすめ

メリット
最も安価で購入可能で、選択肢も豊富!
短期以外でも中長期滞在向けプランも充実。
デメリット
SIM未設定状態での移動が必要だが、言語の壁がある。
店舗によってサービス品質にばらつきがあり、営業時間が限定的。
主要都市の購入場所
ハノイ
- ホアンキエム湖周辺:観光客向けショップが集中
- 旧市街:小規模な通信ショップが点在
- 大型ショッピングモール:Vincom、Lotte内の直営店
ホーチミン
- 1区中心部:ドンコイ通り、グエンフエ通り周辺
- ベンタイン市場周辺:多数の通信ショップ
- サイゴンセンター:各社直営店が入居
購入時の注意点
・パスポート持参必須
・現金支払いが基本
・設定方法を事前に確認
・営業時間(通常9:00-19:00)を確認
こんな人におすすめ
長期滞在者、現地価格で購入したい方
【事前にネットで購入】- 準備万端派におすすめ

メリット
事前に購入して現地到着後すぐに使用開始!
日本語の設定マニュアル付きで言葉の心配なし。
デメリット
商品到着まで数日必要、返品・交換が困難
不具合時の現地サポートが限定的
購入できるサイト
- Amazon:豊富な選択肢と口コミ
- 楽天市場:ポイント還元でお得
- 専門サイト:SIM2Fly、TRAVeSIMなど
設定方法
1.商品到着後、設定手順書を確認
2.現地到着後、SIMカードを挿入
3.APN設定を手動で行う
4.開通確認とテスト通信
おすすめポイント
日本で事前設定できるため、現地での手間が最小限!
【eSIMを利用:スマートで簡単】- デジタル派におすすめ

メリット
物理SIM交換不要!QRコード読み込みで即座に開通。
複数の通信会社を同時利用可能!紛失リスクゼロ。
デメリット
eSIM対応スマホが必要で設定に多少の技術知識が必要
一部古い機種では非対応で。
対応機種例
- iPhone:XS/XR以降の全機種
- Android:Google Pixel、Samsung Galaxy最新機種
- その他:各メーカーの最新フラッグシップモデル
主要eSIMサービス
大手のeSIMサービスならサポートも充実しているので以下の3社から選ぶと安心!
Airalo
世界200カ国以上対応
ベトナム7日間3GB:約1,200円
アプリで簡単管理
▷ プランをチェック
Holafly
無制限データプランが魅力
ベトナムで使える間無制限プランが1日から
24時間日本語サポート
▷ プランをチェック
TRAVeSIM
日系の大手通信会社が提供
高品質な通信品質
ベトナム7日間1GB:約670円~
▷ プランをチェック
設定方法
1.eSIM対応確認とSIMロック解除
2.専用アプリをダウンロード
3.プラン購入とQRコード取得
4.設定画面でQRコードをスキャン
5.データローミング設定を有効化
こんな人におすすめ
最新技術好き、手軽さを重視する方
ベトナム旅行ではSIMカードで通信コストを賢く節約!

ベトナム旅行では通信手段をしっかりと選ぶことでお得にスマホを使う事が出来ます!
購入前チェックリスト
□ SIMロック解除は事前に確認しておく
□ 通信会社は信頼できる大手3社(VinaPhone, Mobifone, Viettel)を選ぶ
□ 購入場所は空港か事前オンライン購入が便利
□ SNSや動画視聴が多いなら無制限プランがおすすめ
□ eSIM対応スマホを持っているなら、eSIMでよりスマートに
ベトナムでの通信環境を整えることで、旅行の安全性と利便性が大幅に向上します。地図アプリでの道案内、翻訳アプリでのコミュニケーション、緊急時の連絡手段として、SIMカードは必須アイテムです。
\ ベトナムeSIM徹底比較 /