イギリス旅行の服装と気候ガイド|季節ごとの気温・持ち物・注意点を徹底解説

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イギリスは年間を通じて比較的穏やかな海洋性気候に属しており、極端な暑さや寒さは少ないものの、天気が変わりやすく雨が多いことで知られています。

旅行を快適に楽しむためには、季節ごとの気候や服装のポイントを事前に把握しておくことが重要です。

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春(3月~5月)気温と服装の目安

徐々に気温が上がりますが、朝晩はまだ冷え込む日が多く、降水量も比較的多いです。体感温度は風の影響で実際よりも寒く感じることがあります。

イギリスの春は晴れと雨が交互にやってくるため、重ね着+防水対策が基本。スコットランドなど北部の地域では、上記より気温がやや低め(約−2〜3°C)、降水量はやや多めです。

▶ イギリス(ロンドン)の春の気温・降水量(3月〜5月)

月  平均最高気温平均最低気温平均降水量
3月 10〜12°C4〜6°C35〜50mm
4月 12〜15°C6〜8°C40〜55mm
5月 15〜18°C9〜11°C45〜60mm

春の服装ポイント

室内で簡単に着脱できる薄手のジャケットやカーディガンが便利。朝晩に備えて防寒できるアウターも準備を。

軽量のレインコートや折りたたみ傘は必須アイテム。防水性のあるスニーカーやショートブーツがおすすめ。

イギリスのこの時期は花粉症の方は対策が必要(特に4月〜5月)ですが、一方で花が咲き誇る時期で、公園や庭園巡りが楽しめます。

夏(6月~8月)快適だが油断は禁物

ロンドンでは真夏でも30°Cを超える日はまれで、湿度も日本より低いため比較的快適です。一方で、日中は暖かくても朝晩は冷えることがあるため、薄手のカーディガンやジャケットがあると安心。

紫外線は意外と強いため、帽子・サングラス・日焼け止めなどの対策を忘れずに。サマーセールやフェスティバルも多く、観光には最適な季節です。

▶ イギリス(ロンドン)の夏の気温・降水量(6月〜8月)

月  平均最高気温平均最低気温平均降水量
6月 18〜21°C11〜13°C40〜50mm
7月 21〜24°C13〜15°C35〜45mm
8月 20〜23°C13〜15°C40〜55mm

夏の服装ポイント

この季節のロンドンの日中は半袖や薄手の長袖が快適です。

ただ。朝晩や風の強い日はカーディガンや薄手ジャケットが活躍します。日差しが強い日もあるので、サングラス・帽子・日焼け止めを準備。

日照時間が長く、夜9時ごろまで明るいため、観光時間を有効に活用できます。イギリスではエアコンがない施設も多いため、ホテル選びにも注意。

秋(9月~11月)紅葉が美しいが冷え込みも

次第に気温が下がり、10月以降は肌寒く感じる日が多くなり、雨も増加傾向です。9月はまだ観光に適した気候ですが、10月以降は寒暖差が大きくなり服装の調節が重要になります。

秋は雨の頻度が高まる時期。特に11月は長雨や強風にも注意が必要です。秋冬ファッションが映える時期で、トレンチコートやブーツ、防水アウターが活躍します。

日照時間が徐々に短くなり、11月には16時台に日没を迎えるため、観光は日中中心に計画を。

▶ イギリス(ロンドン)の秋の気温・降水量(9月〜11月)

月  平均最高気温平均最低気温平均降水量
9月 17〜20°C11〜13°C40〜60mm
10月 13〜16°C8〜10°C50〜70mm
11月 9〜12°C5〜7°C60〜80mm

秋の服装ポイント

この時期のイギリス旅行では中に着れる厚手のセーターやカーディガンがあると安心です。上に着れる軽めのジャケットやトレンチコートがあると更に良いでしょう。

足元も冷えるので、ブーツや厚手の靴下で足元の防寒を。また雨に備えて防水性のあるアウターが便利。

紅葉シーズンで写真映えする景色が楽しめます。朝晩は特に冷えるので、レイヤード(重ね着)を意識した服装が鍵。

冬(12月~2月)湿気と風に注意

ロンドンは積雪は少ないですが、風が強く湿気が多いため体感温度は低くなります。ロンドンでは雪はまれですが、北部や高地では積雪の可能性があります。

ヒートテック、マフラー、手袋、ニット帽など防寒小物を活用して暖かく過ごす準備をしておきましょう。クリスマスマーケットやライトアップが楽しめる時期で、冬ならではのイベントが多数開催されます。

冬の服装ポイント

ダウンジャケットやウールコートなどの防寒性の高いアウターが必須。またセーター、ヒートテックなどで重ね着をしましょう。

マフラー、手袋、帽子など防寒小物は必須で、滑りにくく防水性のあるブーツがおすすめ。

日照時間が短く、午後4時頃には暗くなるため観光の計画は日中中心に。クリスマスマーケットやイルミネーションが見どころ。

イギリス旅行は気候を制して快適に!

イギリスは「一日に四季がある」と言われるほど、天気が変わりやすい国です。どの季節に訪れる場合でも、防水・防寒・重ね着を基本に準備をすれば、快適に旅行を楽しむことができます。旅行前には現地の天気予報を確認し、柔軟に服装を調整できる準備を整えましょう。

ロンドンの季節ごとの魅力を楽しもう!

イギリス・ロンドンは、多文化が息づく活気ある都市。その魅力は美しい街並みや歴史的建造物にとどまらず、季節ごとに開催される多彩なイベントにもあります。

ここでは、1年を通して楽しめるロンドンの代表的なイベントを時期ごとに紹介。旅行や留学の計画に、ぜひご活用ください!

1〜2月:新年と旧正月で華やかにスタート!

◆ New Year’s Day Parade(新年パレード)
ロンドンの新年は、音楽隊やダンサーが街を練り歩く盛大なパレードで始まります。テレビ中継で自宅観覧もOK!

◆ Chinese New Year(旧正月)
チャイナタウンやトラファルガー広場が舞台の旧正月イベント。中華の屋台や華やかなパフォーマンスが楽しめ、中国国外最大級の規模とも言われます。

3〜4月:春の足音とともに盛り上がる

◆ St George’s Day(聖ジョージの日)|4月23日
イングランドの守護聖人を讃える日。トラファルガー広場ではイングリッシュフードの屋台やパフォーマンスが楽しめます。

◆ London Marathon(ロンドンマラソン)
世界中のランナーが参加するビッグイベント。仮装ランナーも多く、応援するだけでも大盛り上がり!

5〜6月:花と芸術とスポーツの初夏

◆ Chelsea Flower Show(チェルシーフラワーショー)|5月
英国王立園芸協会主催、世界的に有名なガーデンショー。チケットは争奪戦ですが、一見の価値あり!

◆ Museums at Night(夜のミュージアム)
ロンドンのミュージアムが夜間開館。昼とは違う雰囲気でアートや歴史を堪能できます。

7〜8月:夏のロンドンはスポーツと音楽とカーニバル!

◆ BBC Proms(BBCプロムス)
ロイヤルアルバートホールなどを舞台にした大規模なクラシック音楽祭。初心者向けコンサートも多く、気軽に楽しめます。

◆ Notting Hill Carnival(ノッティングヒル・カーニバル)
8月の祝日2日間にわたって開催される、アフリカ・カリブ文化のお祭り。色鮮やかなパレードと音楽で大盛り上がり!

9〜10月:文化と芸術の秋

◆ Last Night of the Proms(プロムス最終夜)
「威風堂々」や「ルール・ブリタニア」など、英国愛あふれる曲で締めくくる一夜。TV中継もあり、全国が注目!

◆ Japan Matsuri(ジャパン祭り)
日本文化をロンドンで発信する一大イベント。屋台や舞台パフォーマンスが満載で、留学生や現地の日本好きにも人気!

11〜12月:ロンドンが最もロマンチックに輝く季節

◆ Winter Wonderland(ウィンターワンダーランド)
ハイドパークが巨大な冬の遊園地に変身。マーケット、観覧車、アイススケート、ホットドリンク…冬の風物詩を全て満喫!

◆ Christmas Lights(クリスマスイルミネーション)
オックスフォード・ストリートなどの大通りで行われる点灯式は、セレブゲストも登場するビッグイベント。光に包まれた街歩きを楽しんで。

◆ New Year’s Eve Fireworks(大晦日の花火)
テムズ川沿いで打ち上がる年越しの花火。現在は有料チケット制ですが、テレビ中継や穴場スポットからの観覧も◎。

ロンドンは一年中がイベントシーズン!

ロンドンでは、季節ごとに文化・芸術・食・スポーツと、あらゆるジャンルのイベントが目白押し。イギリスらしい伝統もあれば、多国籍都市ならではの多様性も味わえるのが魅力です。

旅行なら「行く時期に何が楽しめるか」、「どの時期に行けば一番充実できるか」の参考に、ぜひこのガイドを活用してください!

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