スコットランドの首都「エディンバラ(Edinburgh)」は、中世の雰囲気と豊かな歴史文化が調和した魅力的な都市です。
石畳の街並みや荘厳な城、伝統が息づく建築、さらに美しい自然までもが徒歩圏内に詰まっており、ヨーロッパ旅行の中でも特に人気の高い観光地のひとつです。
この記事では、エディンバラで絶対に訪れたいおすすめ観光スポットを厳選してご紹介。初めての旅行者にも役立つアクセスや見どころもあわせて解説します。
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エディンバラとは?中世と現代が共存する街

エディンバラはスコットランドの政治・文化の中心地であり、ユネスコ世界遺産にも登録された「旧市街」と「新市街」の2つの顔を持つ歴史都市です。
旧市街ではゴシック様式の建物や石造りの小道がそのまま残されており、まるで中世にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。
新市街は18世紀のジョージアン様式による街並みが整然と広がり、モダンなカフェやブティックも多く、観光とショッピングが同時に楽しめるエリアです。
エディンバラのおすすめ観光スポット
スコットランドのエディンバラを旅行する際には以下の観光スポットに是非行ってみて下さい。
1. エディンバラ城(Edinburgh Castle)

エディンバラの象徴とも言える名所で、キャッスルロックと呼ばれる火山岩の上に建つ壮大な要塞です。歴代のスコットランド王が居住し、現在は王冠や宝剣などのスコットランド王室の宝物が展示されています。
見どころ: 王室の宝物、グレートホール、戦争博物館、城壁からの市内の絶景。
アクセス: ロイヤルマイルの西端。徒歩または市内バスで簡単にアクセス可能。
2. ロイヤルマイル(Royal Mile)

旧市街の中心を貫く通りで、エディンバラ城からホリールード宮殿へと続く約1マイル(1.6km)の歴史ある道。
石畳の路地には、伝統的なスコットランド土産店、パブ、ストリートパフォーマンスなどが並び、歩くだけでもワクワクする雰囲気です。
おすすめ体験: タータンチェックの洋服探し、地元のクラフトビール試飲、バグパイプ演奏との出会い。
3. アーサーズ・シート(Arthur’s Seat)

エディンバラ市内にありながら、自然を満喫できる人気のハイキングスポット。実は古代火山の名残で、頂上まで登ると市街地から遠くの海まで一望できます。
日没時の景色は特に幻想的で、地元の人にも人気のスポットです。
所要時間: ハイキングは片道約30〜45分。軽装でも登れますが滑りにくい靴がおすすめ。
アクセス: ホリールード公園内。市バスや徒歩でもアクセス可能。
4. ホリールード宮殿(Palace of Holyroodhouse)

エリザベス女王をはじめとするイギリス王室がスコットランド滞在時に利用する公式邸宅。見学可能な部分では王室の生活空間や美術品を間近に見ることができます。
宮殿の背後には中世の修道院跡も残され、静謐な空気が漂います。
見どころ: 王室の寝室、王冠の間、ホリールード修道院、庭園。
チケット: オーディオガイド付きで日本語にも対応。要予約。
エディンバラ観光のベストシーズン
エディンバラは年間を通じて美しい景観が楽しめますが、特におすすめは以下のシーズンです。
・5月〜9月: 気温も穏やかで観光に最適。エディンバラ・フェスティバル(8月)も開催され、街全体がにぎわいます。
・12月: クリスマスマーケットやライトアップで幻想的な雰囲気に。
中世の空気と自然を体感できるエディンバラ
エディンバラは、歴史ある街並みとスコットランドの独自文化、そして自然の美しさが見事に融合した都市です。日帰りではとても足りないほど見どころが多く、歴史好き、自然派、文化体験を求める人すべてにおすすめの観光地です。
エディンバラで注意すべき治安エリアとは?旅行前に知っておきたい危険スポットと安全対策
エディンバラはスコットランドを代表する観光都市で、ヨーロッパの中でも比較的治安が良いとされる都市です。
しかし、全域が安全というわけではなく、エリアや時間帯によっては注意が必要です。特に初めての旅行者や女性の一人旅、長期滞在を予定している方にとっては、どこが安全でどこに気をつけるべきかを把握しておくことが大切です。
ここでは、エディンバラでスリや軽犯罪が報告されているエリアや、夜間に避けたい場所を具体的に紹介します。旅行中のトラブルを防ぐための防犯対策もあわせてご紹介します。
ウェイヴァリー駅周辺|中心部ゆえにスリや置き引きが多発

エディンバラの主要な鉄道駅「ウェイヴァリー駅」は、観光やビジネスの玄関口として多くの人でにぎわう場所です。周辺にはホテル、ショッピングモール、観光案内所などが集まり便利な一方、スリや置き引きが発生しやすいエリアでもあります。
特に、荷物が多くなりがちな到着直後や出発直前は注意が必要。混雑するホームや待合スペースで貴重品の管理が甘くなってしまうと、被害に遭いやすくなります。
・防犯ポイント
荷物は常に身体から離さず、カバンは前に抱えましょう。スマホや財布の出し入れを人混みの中で不用意に行わない!深夜の駅周辺の移動は避け、タクシーやUberを活用。
オールドタウン|観光名所ゆえにスリと詐欺が多い

エディンバラ城やロイヤルマイルといった歴史的観光スポットが集まる旧市街エリアは、世界中から観光客が集まる人気スポット。その人の多さを逆手に取ったスリ、観光客を狙った詐欺、物乞いを装った接触などの軽犯罪が報告されています。
特に観光シーズンの夏や年末年始などは、バグパイプ演奏や大道芸を囲む群衆の中で財布やスマートフォンが盗まれる事例も少なくありません。
・防犯ポイント
バッグはチャック付きで前に抱えるか、斜めがけが安全。リュックやトートバッグの背面ポケットには貴重品を入れないように。不審な募金・署名活動には近づかないようにしましょう。
グラスマーケット|飲酒絡みのトラブルに注意

エディンバラ旧市街の南側に位置するグラスマーケットは、パブやバー、クラブが立ち並び、夜になると観光客や地元の若者でにぎわいます。
歴史的な雰囲気とナイトライフが融合した魅力的なエリアですが、夜遅くなるにつれて酔っ払い同士の口論、暴力事件などが報告されることも。
特に週末は警察のパトロールも強化されますが、過剰な飲酒や深夜の一人歩きは避けるべきです。
・防犯ポイント
お酒はほどほどに。酔いすぎないように自己管理をしましょう。できれば複数人で行動し、夜間はタクシーや配車アプリを利用!トラブルを見かけても関与せず、その場を離れる。
リース|再開発が進むが一部エリアは夜間要注意

エディンバラの港町「リース」は近年再開発が進み、カフェやアートスペースが増えて人気上昇中のエリアです。ただし、観光地から少し外れた一部地域では、夜間にドラッグや暴力事件が報告されることもあり、地元住民の間でも「暗くなってからは注意が必要」とされています。
特に観光客があまり訪れない裏通りや住宅街には、なるべく夜間に立ち入らないようにしましょう。
・防犯ポイント
初めて行く場合は昼間の明るい時間帯に。人通りの少ない道や路地裏は避ける!服装やアクセサリーは控えめにして、現地になじむ格好を意識。
エディンバラの治安まとめ「比較的安全」でも油断は禁物

エディンバラはロンドンや他の大都市と比べて治安は良好な部類に入りますが、「観光地ならではの犯罪」には常に注意が必要です。
特にスリ、置き引き、夜間のトラブルは旅行者が遭遇しやすいパターン。自分自身でできる防犯対策を意識して、安全で快適な旅行を楽しみましょう。
安全対策の基本チェックリスト
人混みではリュックより前掛けバッグを使用して、夜間の一人歩きや裏通りは避ける。
外出時の高価なアクセサリーや派手な服装は控えましょう。トラブル時は無理に対処せず、安全な場所に避難!
不安がある場合は現地の警察や観光案内所に相談を
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