モンゴルの首都ウランバートルは、近代的な都市の顔と遊牧文化の伝統が共存する魅力的な観光地です。
この記事では、モンゴルの観光スポットの中から初めての旅行者からリピーターまで楽しめる、ウランバートルのおすすめ観光スポット5選を詳しくご紹介します。
歴史・文化・エンタメ・ショッピングまで、ウランバートルの多彩な魅力を存分に味わいましょう!
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HUN THEATRE(フン シアター)新世代のモンゴル文化を体感

モンゴル語で「人間」を意味する「フン(HUN)」という名前を冠した【HUN THEATRE】は、2023年にウランバートル南部のスカイリゾート内に誕生した、新時代のモンゴル文化発信拠点。
伝統芸能に現代的なアレンジを加えたハイレベルなショーは、わずか1時間という短時間ながら圧倒的な密度と感動を届けてくれます。
現代風のホーミーを満喫!

ホーミー(三種類の喉歌)を駆使した神秘的なヴォーカルに、馬頭琴の重厚な旋律、さらにはホーミーのみで構成されたロックミュージックなど、伝統と革新が融合した演目の数々に、観客は息をのむことでしょう。
さらに、舞台上では民族衣装をまとったアクロバティックな演技や、まるで雑技団のようなダイナミックな身体表現も楽しめます。視覚・聴覚の両面から「モンゴルらしさ」を感じられるのがHUN THEATREの大きな魅力。
観劇前に知っておきたいポイント
- 演目構成がテンポ良く、観光の合間にもピッタリ!
- ホーミー初心者でも惹きこまれる演出の工夫あり
項目 | 詳細情報 |
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開演時間 | 毎日 17:00〜18:00(※6月〜夏季営業、冬季は要問い合わせ) |
入場料金 | 50,000tg(約2,000円) |
所在地 | Sky Resort, Ulaanbaatar 11000, Mongolia |
電話番号 | +976 9916 2251 |
HUN THEATRE 公式ページ |
リピーター続出!「一度見たらもう一度観たくなる」と好評
トゥメンエヘ民謡舞踊アンサンブルモンゴル音楽と舞踊を楽しむ

モンゴルの文化・芸術にじっくり触れたい方におすすめなのが、【Tumen-Ekh Folk Song and Dance Ensemble(トゥメンエヘ民謡舞踊アンサンブル)】です。ここは、モンゴルの伝統音楽や舞踊を本格的に堪能できる、国内有数の民族芸能劇場。
ホーミー(喉歌)、馬頭琴、民族舞踊、仮面劇、さらには民話をモチーフにしたパフォーマンスなど、モンゴルの「音」と「動き」の文化が、息つく間もないほど鮮やかに繰り広げられます。
演目は日替わりなので要チェック!

日替わりの演目によってさまざまな側面からモンゴル文化を味わえるため、何度訪れても新鮮な感動があります。
特にホーミーの演奏は圧巻で、ひとりの歌い手が倍音を重ねて2つ〜3つの音を同時に響かせるその技巧に、観客からは驚きと称賛の声が上がります。モンゴルの大自然、風、草原、動物たちの気配までもが音に宿るような感覚は、他国ではなかなか味わえません。
おすすめポイント
- 初めてモンゴルを訪れる方にぴったりの文化入門ショー
- 1時間で伝統音楽・舞踊の世界を体感できるコンパクトで濃密な公演
- 写真・ビデオ撮影は追加10USDで可能(記念にぜひ)
項目 | 詳細情報 |
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公演時間 | 毎日 18:00〜19:00(5月1日〜11月1日開催) ※冬季は要問い合わせ |
入場料金 | 60,000tg(※写真・ビデオ撮影は別途10USD) |
所在地 | National Amusement Park 内(Sukhbaatar区) |
電話番号 | +976 11 32 2238 |
Tumen-Ekh 公式ページ |
トゥメンエヘはモンゴル文化入門としても最適。冬季は開催有無を事前確認しましょう。
モンゴル恐竜中央博物館恐竜ファン必見のスポット

モンゴルは世界的に有名な恐竜の化石発掘地として知られており、その発掘数と質の高さから多くの研究者や観光客を魅了しています。
そんな恐竜王国の中心、ウランバートル市内に位置する【モンゴル恐竜中央博物館】は、モンゴルで見つかった数々の貴重な恐竜化石や復元模型を展示している貴重なスポットです。
博物館の特徴

館内は広大ではありませんが、その分見やすくまとめられており、子ども連れでも楽しめる工夫がされています。巨大な恐竜の骨格標本がホールに堂々と展示されているほか、モンゴル各地の砂漠や山岳地帯で発見された化石や標本が詳しく紹介されています。
実物の化石を見ることができるため、恐竜ファンや自然科学に興味のある方にとっては大変貴重な体験に。また、モンゴルの古代自然環境や生態系の変遷についても学べるため、歴史や地理に興味がある方にもおすすめです。
項目 | 詳細情報 |
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営業時間 | 9:00〜18:00(月曜定休) |
住所 | L.Laagan’s St, Ulaanbaatar 15141 |
おすすめポイント | 恐竜の実物化石や復元模型を間近で見られる |
アクセス | ノミンデパートから徒歩数分 |
博物館はウランバートル中心部のL.Laagan’s Street沿いにあり、ショッピングモールのノミンデパートから徒歩圏内。市内観光の合間に立ち寄りやすいのも嬉しいポイントです。
ナラントール市場(Narantuul Market)“なんでも揃う”ローカルマーケット

ウランバートル東部に位置する【ナラントール市場】は、「モンゴルで最も活気ある市場」として地元の人々にも愛される巨大マーケット。
数百メートル四方に広がる露天と屋内店舗では、モンゴルの日常に密着した商品から観光客向けのお土産品まで、あらゆるものが販売されています。
どんなアイテムがある?

本物のゲルのパーツ、馬具、革製品など、まさに遊牧民の生活道具がそのまま売られていたり、デール(民族衣装)、モンゴル帽、刺繍入りバッグなどカラフルな雑貨も豊富にあります。
干しヨーグルト(アーロール)や馬乳酒など、モンゴルのローカルの味も売られているので要チェック!羊毛の靴下やフェルト帽子はなどの防寒グッズの現地調達も可能!
項目 | 詳細情報 |
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営業時間 | 9:00〜19:00 |
住所 | Khoroo 14, Ulaanbaatar, Mongolia |
電話番号 | +976 7711 7711 |
おすすめ | ゲル部品・馬具・民族衣装・土産・ローカルフードなど |
注意点 | スリ被害・プロの犯行グループに要警戒 |
珍しいお土産が手に入るチャンス!ただしスリも多いので、警戒心は常に持って。
チンギスハーン騎馬像と複合施設モンゴルの英雄を称える圧巻のモニュメント

ウランバートルから車で約1時間、広大な草原の中に突如現れる【チンギスハーン騎馬像】は、モンゴルを訪れたなら必ず見ておきたいシンボル的スポット。ステンレス製の巨大な騎馬像は高さ40m・重さ250トンというスケールで、世界最大級の馬上像としても知られています。
像はただのモニュメントではなく、内部が立派な博物館になっている複合施設。展示では、チンギスハーンの生涯、モンゴル帝国の栄光、当時の武器・衣装・地図などを通じて、彼の壮大な歴史を深く学ぶことができます。
体験できるアクティビティも充実!

・展望台からの眺望
像の胸部から頭部までエレベーターと階段で登れば、チンギスハーンの「たてがみ」部分にある展望スペースへ。そこから見渡す360度の草原パノラマは絶景!
・伝統的なモンゴル文化体験
敷地内には、ゲル(遊牧民の住居)での宿泊や、乗馬体験、民族衣装の試着など、モンゴルならではの文化体験が豊富に用意されています。
・フード&ショッピングエリア
館内レストランではモンゴル料理を味わえ、ギフトショップでは伝統工芸品やお土産を購入可能。羊毛製品や馬頭琴のミニチュアなど、ここでしか買えない品も。
項目 | 詳細情報 |
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営業時間 | 10:00〜18:00(※時期・状況により変動の可能性あり) |
住所 | Ulaanbaatar, Nalaikh 12593, Mongolia |
入場料金 | 要問合せ(博物館、展望台、アクティビティ別料金) |
おすすめ体験 | 展望台・乗馬・ゲル宿泊・民族衣装・伝統料理 |
写真映えポイント | 草原を背景にした騎馬像・像の頭上からの風景 |
まるで映画のワンシーンに入り込んだようなスケール感!騎馬像だけでも十分見応えがありますが、文化体験まで一緒に楽しめる点が魅力。ウランバートルからの日帰り小旅行にもぴったりです!
ウランバートル観光をもっと深く楽しもう
ウランバートルはただの首都ではなく、モンゴルの文化と現代が融合する魅力あふれる場所。
今回紹介した5つのスポットを巡ることで、歴史・芸術・ショッピング・自然・エンタメといった様々な角度からモンゴルを体感できます。
次の旅行では、ウランバートルを「観光拠点」ではなく「目的地」としてじっくり楽しんでみてはいかがでしょうか?
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