カナダ西海岸に位置するバンクーバーは、豊かな自然と洗練された都市文化が共存する世界有数の観光都市です。
太平洋と山々に囲まれた絶景の中で、アウトドア、アート、グルメ、ショッピングと、誰でも楽しめる魅力がぎっしり詰まっています。
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バンクーバーの定番観光スポット5選
自然と都市が美しく調和したカナダ西海岸の街・バンクーバー。初めて訪れるなら外せない、人気の観光スポットを5つご紹介します!
1.スタンレー・パークStanley Park

バンクーバー観光でまず訪れたいのが、ダウンタウンのすぐ隣に広がるスタンレー・パーク。400ヘクタール以上の広さを誇るこの都市公園は、世界でも有数の美しい公園として知られています。
約9kmにわたるシーウォール(Seawall)では、海を眺めながらのサイクリングや散歩が楽しめ、地元民や観光客に大人気。園内には歴史あるトーテムポールの展示や、子ども連れにも嬉しいバンクーバー水族館(Vancouver Aquarium)などの見どころも点在しています。
スタンレー・パークの基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | Vancouver, BC V6G 1Z4, Canada |
アクセス | ダウンタウン中心部から徒歩またはバスで約10分 |
営業時間 | 24時間(施設により異なる) |
料金 | 公園内は無料(※水族館や駐車場は有料) |
2.カピラノ吊り橋Capilano Suspension Bridge

バンクーバー郊外で大人気の観光スポットといえば、カピラノ吊り橋(Capilano Suspension Bridge)。長さ137m・高さ70mの吊り橋は、足元が揺れるスリル満点の体験が楽しめるうえ、周囲に広がる原生林や渓谷の絶景はまさに映画のワンシーンのよう。
吊り橋を渡るだけでなく、木の上を歩く「ツリートップ・アドベンチャー」や、断崖絶壁に沿って歩く「クリフウォーク」など、アトラクションも充実しており、大人も子どもも楽しめる自然体験型スポットとして人気です。
カピラノ吊り橋の基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | 3735 Capilano Rd, North Vancouver, BC V7R 4J1, Canada |
アクセス | ダウンタウンから無料シャトルバスで約20分 またはバス(#246など)利用 |
営業時間 | 通常:9:00〜18:00(季節・イベントにより変動あり) |
料金 | 大人:CA$66.95 学生:CA$61.95 子ども(6〜12歳):CA$31.95 5歳以下:無料 ※オンライン予約割引あり |
3.グランビル・アイランドGranville Island

バンクーバー観光で“食べて・見て・買って”楽しみたいなら、外せないのがグランビル・アイランド(Granville Island)。ダウンタウンからすぐの場所にありながら、独立した小さな文化の島のような雰囲気を持つこのエリアは、地元民にも観光客にも愛される複合スポットです。
中心にある「パブリック・マーケット」には、新鮮な果物、チーズ、ベーカリー、グルメ惣菜などがずらりと並び、食べ歩きやピクニックにも最適。さらに、地元アーティストによるクラフトショップやギャラリーが点在しており、お土産探しにもぴったりです。
グランビル・アイランドの基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | 1661 Duranleau St, Vancouver, BC V6H 3S3, Canada |
アクセス | ダウンタウンからバス(#50番)で約10分 またはアクアバス(水上タクシー)利用 |
営業時間 | パブリック・マーケット:毎日 9:00〜18:00(店舗により異なる) |
料金 | 入場無料(ショッピング・飲食は別途) |
ガスタウンGastown

バンクーバーのルーツをたどるなら、ぜひ訪れたいのがガスタウン(Gastown)。1867年に開拓者“ギャッシー・ジャック”がパブを開いたことがきっかけで町が発展した、バンクーバー発祥の地です。
エリア全体に広がる石畳の通りやビクトリア様式の建物が、歴史情緒あふれる街並みを演出。特に有名なのが、世界でも珍しい「蒸気時計(Steam Clock)」。15分おきに蒸気を吹き上げながら汽笛を鳴らし、観光客のフォトスポットとして常に人気です。
ガスタウンの基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | Water St & Cambie St 周辺, Vancouver, BC, Canada |
アクセス | スカイトレイン「Waterfront駅」から徒歩約5分 |
営業時間 | 散策は24時間自由 店舗はおおむね10:00〜18:00前後(店により異なる) |
料金 | 入場無料(観光・散策自由、店舗利用は別途) |
バンクーバー・ルックアウトVancouver Lookout

バンクーバーの街並みを一望したい! そんな願いを叶えてくれるのが、ダウンタウン中心部にそびえる展望施設「バンクーバー・ルックアウト(Vancouver Lookout)」です。
高さ約170mのハーバー・センター(Harbour Centre)最上階にあり、360度のパノラマビューを楽しめるのが最大の魅力。晴れた日には、ノースショアの山々やバンクーバー港、スタンレー・パーク、果てはバンクーバー島まで見渡せることも。
バンクーバー・ルックアウトの基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | 555 W Hastings St, Vancouver, BC V6B 4N6, Canada |
アクセス | スカイトレイン「Waterfront駅」から徒歩約3分 |
営業時間 | 毎日 10:00〜18:00(最終入場 17:30) ※季節により変動あり |
料金 | 大人:CA$18 シニア(65歳以上):CA$15 学生:CA$14 子ども:CA$10 ※4歳以下無料 |
自然とアウトドアを満喫
バンクーバーは、都会の魅力と大自然の美しさが見事に融合した街。少し足を伸ばすだけで、山や海、森林に囲まれた絶景スポットが広がり、アウトドア好きにはたまらないロケーションです。
1.グラウス・マウンテンGrouse Mountain

バンクーバーのダウンタウンからわずか約30分でアクセスできる、手軽ながら本格的な自然体験ができる場所——それがグラウス・マウンテン(Grouse Mountain)です。
標高1,250mのこの山は、年間を通じて楽しめるアクティビティが豊富。夏には「グラウス・グラインド(The Grouse Grind)」という急勾配の登山道が登山者に人気で、頂上からはダウンタウンや太平洋を一望する絶景が広がります。
冬は本格的なスキーリゾートへと変身。スキー、スノーボード、スノーシュー、アイススケートなど、手ぶらでも楽しめるアクティビティが満載
グラウス・マウンテンの基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | 6400 Nancy Greene Way, North Vancouver, BC V7R 4K9, Canada |
アクセス | ダウンタウンから無料シャトルバスで約30分(夏季) またはバス+徒歩・タクシー利用 |
営業時間 | 9:00〜22:00(アクティビティ・季節により異なる) |
料金 | ゴンドラ往復:大人 CA$75、子ども CA$35、シニア CA$65(季節・内容により変動) |
クイーン・エリザベス公園Queen Elizabeth Park

バンクーバーの中心部にありながら、自然の美しさと静けさを堪能できる場所──それがクイーン・エリザベス公園(Queen Elizabeth Park)です。標高約152mと市内で最も高い場所に位置し、無料で楽しめる展望スポットとして地元の人々や観光客に愛されています。
園内には、四季折々の花々が咲き誇る庭園や、噴水が印象的なラグーン、フォトジェニックな彫刻などが点在。また、ドーム型温室「ブローデル・コンセルバトリー(Bloedel Conservatory)」では、熱帯植物とカラフルな鳥たちを間近に見ることができ、雨の日でも楽しめるスポットです。
クイーン・エリザベス公園の基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | 4600 Cambie St, Vancouver, BC V5Z 2Z1, Canada |
アクセス | スカイトレイン「King Edward駅」から徒歩約10分 |
営業時間 | 公園は24時間開放 ※温室(Bloedel Conservatory)は10:00〜16:00(季節変動あり) |
料金 | 入園無料(※温室は大人 CA$7.05、子ども CA$3.65 など別料金) |
キツラノ・ビーチKitsilano Beach

バンクーバーの夏を満喫するなら、キツラノ・ビーチ(Kitsilano Beach)へ!
地元の人からは「キッツ・ビーチ(Kits Beach)」の愛称で親しまれており、都会と自然が融合したリラックス空間として、年間を通して多くの人が訪れます。
夏場は、海水浴、ビーチバレー、日光浴、カヤック、SUPなどアクティビティが盛りだくさん。また、ビーチ沿いにはランニングや散歩に最適な遊歩道が整備されており、早朝や夕暮れ時にはローカル気分でのんびり散策するのもおすすめです。
キツラノ・ビーチの基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | 1499 Arbutus St, Vancouver, BC V6J 5N2, Canada |
アクセス | ダウンタウンからバスで約15分(#2または#22番) 徒歩・自転車もおすすめ |
営業時間 | 24時間開放(監視員の常駐時間は夏期のみ) |
料金 | 入場無料(一部施設利用は有料) |
バンクーバーのグルメ多国籍グルメの宝庫!
カナダ西海岸に位置するバンクーバーは、自然だけでなく「食」でも訪れる人々を魅了する都市。特にグルメシーンは、世界中からの移民が作り上げた豊かな食文化によって、他では味わえないほど多彩です。
新鮮なシーフードにアジア料理、西海岸発の創作料理まで、まさに“多国籍グルメの楽園”といえるでしょう。
中華&点心

本格的な中華料理を味わいたいなら、点心(ディムサム)はマストトライ。特にリッチモンド地区は中華系住民が多く、本場香港に引けを取らないレベルの中華料理店が軒を連ねています。シュウマイ、ハーガウ、チャーシューバオなど、小皿料理をシェアしながら楽しむスタイルが人気。
おすすめ店舗:Sun Sui Wah Seafood Restaurant
地元の中華コミュニティからも絶大な支持を受ける老舗の点心レストラン。週末のブランチタイムには行列ができるほど。エビ餃子が特に人気。
パシフィックリム料理

西海岸の食材とアジアの調理法を融合させた“パシフィックリム料理”も、バンクーバーならでは。ローカルのオーガニック野菜やシーフードを使った、ヘルシーかつ洗練された料理が味わえます。見た目にも美しいプレートは、SNS映えも抜群。
おすすめ店舗:Blue Water Cafe
バンクーバーを代表する高級シーフードレストランで、地元の食材を活かした洗練された“パシフィックリム料理”が楽しめます。
寿司&海鮮丼

太平洋沿岸に面したバンクーバーでは、新鮮なサーモンが年中楽しめます。特に地元産のワイルドサーモンを使った寿司や海鮮丼は絶品。トロけるような食感と濃厚な旨味は、日本でもなかなか味わえないクオリティです。
おすすめ店舗:Miku(ミク)
創作寿司で有名な高級和食レストラン。特に「アバリュースタイル」の炙り寿司が人気。地元のワイルドサーモンを使ったロールや丼物も絶品。
その他にも、フィリピンの「シシグ」や「アドボ」、韓国の「チキン」「スンドゥブチゲ」、インドの「バターチキン」「サモサ」など、選びきれないほどの選択肢が街中に溢れています。
注目のグルメエリア
メインストリート(Main Street)
ヒップな雰囲気漂うこのエリアには、地元産の素材を使ったカフェやベーカリー、ベジタリアン対応のレストラン、アジアや中南米料理まで、多国籍で個性的なお店が集まっています。特にブランチやクラフトビールとの相性が抜群のおしゃれ料理が人気。
◆ グランビルアイランド(Granville Island)
地元の新鮮な食材が集まるグランビル・アイランド・パブリックマーケットでは、食材の買い物だけでなく、その場で味わえるグルメフードも豊富。ローカルチーズ、手作りスイーツ、焼きたてのベーカリーなど、「食べ歩き天国」としてもおすすめです。
食べることが旅の目的になる街
バンクーバーでは、朝から晩まで飽きることなく食を楽しめます。高級レストランからフードトラック、ローカル市場まで、あらゆるスタイルで“世界の味”を体験できるのが最大の魅力。
季節別おすすめの楽しみ方
季節 | 特徴と楽しみ方 |
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春(3〜5月) | 桜やチューリップが咲き、ガーデン巡りに最適。気温も穏やか。 |
夏(6〜8月) | 海・山・イベントが最高潮。晴天率が高くベストシーズン! |
秋(9〜11月) | 紅葉とアートイベントが楽しめる静かな季節。旅費もやや安め。 |
冬(12〜2月) | スキーやライトアップ、クリスマスマーケットが充実。 |
バンクーバーは自然×都市が共存する理想の旅先!

バンクーバーは、「海・山・街・人」が調和した、世界でもまれな都市型リゾートです。ゆったりと自然を楽しみながら、アートやグルメも堪能できる懐の深さは、訪れる人を魅了してやみません。
初めての方も、リピーターの方も、このガイドを参考に、ぜひ理想のバンクーバー旅行を計画してみてください!
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