海外に出るって、そんなに特別なこと?旅行でも移住でも一回だけの人生を楽しもう!

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世界は思ったより近くて、あなたの一歩を待っています。
人生を変えるきっかけは、画面の向こうではなく、空港のゲートの先にあるかもしれません。

今回は海外旅行に興味が無い方にこそ読んで欲しいそんな記事を書いてみようと思います。

日本人の海外離れが進んでいる

最近、海外旅行に出かける日本人が減っています。日本政府観光局によると、日本人のパスポート保有率は2019年の23.8%から、2023年には17.0%にまで減少しました。

アメリカの保有率は50%以上、韓国は約40%、台湾は約60%と比べても、日本は圧倒的に低い数字です。

日本人の海外離れが進んでいる

指標数値(直近)比較・コメント
パスポート保有率(日本)17.0%(2023年)2019年の23.8%から大幅減少
パスポート保有率(他国)アメリカ:約50%
韓国:約40%
台湾:約60%
日本は圧倒的に低い数値
出国者数(2024年7月)約105万人2019年比で約37%減

2024年7月の日本人出国者数も105万人と、コロナ前の2019年と比べて37%も減少。円安や物価高が原因とも言われていますが、それだけではないようです。

「海外に行かなくても、スマホで世界の情報は手に入る」「国内にも楽しいことがたくさんある」――そんな声もよく聞きます。たしかにその通り。でも、実際に“自分の足で”海外に行ってみることは、まったく別の経験です。

旅行ではなく「移住」を選ぶ日本人が増加中

海外旅行が減る一方で、海外移住を選ぶ日本人は着実に増えています。

外務省の統計によると、2023年時点で海外で暮らす日本人は129万人以上。そのうち、永住者は過去最多の57万人超にのぼり、2024年に入っても更に増加し、永住者は583,840人となっています。

移住者数の最新データ(2024年)

指標数値(2024年)前年比・傾向コメント
海外在住日本人数約1,293,097人微減(-468人)ほぼ横ばい
永住者数約583,840人増加(+1.0%)海外に拠点を移す動きが活発に
長期滞在者数約712,713人やや減少(-0.9%)一時的な滞在は減少傾向
人気移住先米国、オーストラリア、カナダ、タイなど米国32%、豪8.1%、加5.8%、タイ5.6%北米・アジアに集中

永住者は過去最多を更新中で生活の基盤を海外に移す傾向が続いています。きっかけは観光・留学など一時の滞在という人が、その国に定着するという志向が進んでいるようです。

また、教育制度、生活環境、自然などの魅力が影響してカナダやシンガポールへ家族で移住するケースも増えています。

旅行ではなく「生き方」の選択肢に
「ちょっと行ってみたい」ではなく、“ここで生きてみたい”――
そう思わせる国や都市を目指して、旅から移住へステップアップする人が増えています。海外旅行に行かないと感じる事の出来ない世界があります。

海外は、若いうちにこそ行ってほしい。

自分の可能性を広げる旅のはじまりに。

もし、あなたが10代や20代なら――いまこの瞬間が、世界を一番素直に吸収できる時期かもしれません。

なぜなら、若い時期にしか感じられない驚きや感動が、海外にはたくさんあるからです。
同じ景色を見ても、大人になってからでは驚きが“知識”に変わってしまうことがある。でも、若いあなたならそれを“体験”として、まるごと自分の中に取り込める力があります。

「ギャップイヤー」って知っていますか?

欧米では、大学入学前や就職前に1年ほど自由な時間を過ごす文化があります。
旅をしたり、語学を学んだり、ボランティアをしたり、海外で働いてみたり――。
そんな“ギャップイヤー”が、その後の進路や人生の価値観を大きく変えることも珍しくありません。

日本ではまだまだ少数派ですが、近年では「ワーキングホリデー」や「短期留学」「ボランティア留学」などを活用して、自分なりの“ギャップイヤー”を体験する若者が少しずつ増えています。

スマホでは手に入らない「本物の世界」がある

スマホの画面越しに見る世界は確かに美しい。
でも、“その土地の空気を吸い、人と出会い、自分の目で世界を見る”という体験は、まったく別物です。

異文化の中で困ったり、驚いたり、笑ったり――
そういう小さな積み重ねが、やがて「強さ」や「しなやかさ」となってあなたの人生を支えてくれます。

海外に行くのは一部の人だけは、もう昔の話

かつては「留学」や「移住」といえば、一部の人の特別な選択でした。
でも今は、多くの制度や支援、柔軟な働き方、テクノロジーの発展によって、言語が苦手でも、土地勘が無くても誰もが海外にチャレンジできる時代です。

たとえお金がなくても、探せば奨学金、インターン制度、安価な渡航手段、現地サポートのあるプログラムなど、“やりよう”はいくらでもあります。

実際に海外に行ってみて、自分に合わないというケースもあると思います。ただ食わず嫌いで海外を敬遠するのではなく、是非体験してから判断してみてください。