ニューヨーク観光や出張で欠かせない移動手段といえば「地下鉄(Subway)」。
24時間運行しており、マンハッタンを中心にブルックリン・クイーンズ・ブロンクス・スタテン島へとアクセスできる、まさにニューヨークの「動脈」です。
一見複雑に思えるニューヨーク地下鉄ですが、仕組みを理解すれば観光や出張にとても便利。この記事では 乗り方・料金システム・注意点・便利アプリ を徹底解説します。
\ アメリカ旅行にeSIMがオススメ /

ニューヨーク地下鉄の基本情報

まずは、ニューヨークの地下鉄の基本情報を知っておきましょう。
- 運営:MTA(Metropolitan Transportation Authority)
- 路線数:24路線以上(色分け+数字・アルファベットで区別)
- 運行時間:24時間365日
- 料金体系:ゾーン制ではなく均一料金(距離に関わらず同額)
世界でも珍しい「24時間運行の地下鉄」として知られており、夜中でも利用可能です。ただし時間帯や地域によって治安状況は異なるので注意が必要です。
ニューヨーク地下鉄の乗り方

1. 切符・カードの購入方法
ニューヨークの地下鉄では主に以下の方法で乗車できます。
OMNY(オムニー)
- クレジットカードやスマホ(Apple Pay / Google Pay)を改札機にタッチするだけ。
- 切符を買う必要がなく、観光客に最もおすすめ。
- Visa、Mastercard、Amex、Discover など主要ブランド対応。
MetroCard(メトロカード)
- 従来型の磁気式カード。券売機や窓口で購入可能。
- 「シングルライド券」「7日間パス」「30日間パス」があり、長期滞在者や現金派に便利。
- 徐々に廃止予定なので、旅行者は基本的に OMNY 利用がオススメ。
2. 改札の通り方
- OMNY:リーダーにスマホやカードをかざす → 「GO」と表示されれば入場可能。
- MetroCard:改札機のスロットにカードをスライドして入場。
\ OMNYの基本情報 /

3. 路線の確認方法
- 路線は 数字(1〜7) と アルファベット(A〜Z) で区別。
- 各駅には アップタウン行き(北行き) と ダウンタウン行き(南行き) の表示あり。
- Google Maps や「The Official MTA App」を使うとルート検索がスムーズ。
ニューヨーク地下鉄の料金システム

ニューヨーク地下鉄の料金はシンプルでわかりやすいので、旅行者でも気軽に利用できるようになっています。
券種 | 料金 | 有効期間・内容 |
---|---|---|
1回乗車 | $2.90 | 均一料金(2025年現在) |
シングルライド券 | $3.25 | 2時間以内有効 |
7日間パス | $34 | 7日間乗り放題 |
30日間パス | $132 | 30日間乗り放題 |
OMNYのFare Capping制度
1週間の間に同じカードで 12回分乗車すると自動的に「乗り放題」に切り替わる というお得な仕組みがあります。短期滞在者にとても便利です。
ニューヨーク地下鉄の気になる治安面

ニューヨーク旅行で地下鉄を利用するのは気になるという方も多いのではないでしょうか。
基本的な治安面に関してご紹介します。
昼の地下鉄の治安
観光客が多く利用する中心エリア(タイムズスクエアやマンハッタン主要駅など)では、昼間は比較的安全に利用できます。警察官や駅員も多く、観光客や通勤客で人通りがあるため安心感があります。
夜間・深夜の地下鉄の治安
深夜の地下鉄も運行していますが、人気の少ない駅や車両は避けるのが賢明です。できるだけ 人が多い車両(運転席近くや中央付近) を選びましょう。特に深夜1時〜5時は酔っ払い客やトラブルが発生することもあるため注意が必要です。
スリ・置き引き対策をしっかりと
観光客を狙ったスリや置き引きは多発しています。
貴重品はリュックではなく、体の前で持てるバッグ に入れる。スマホを座席や棚に置きっぱなしにしない。出入口付近に立つ際は、ドアが開いた瞬間に盗られるケース にも注意。
MTA(ニューヨーク市交通局)は監視カメラの設置を強化しており、主要駅では常に警察の巡回があります。最低限の注意を払えば、観光客でも安全に利用できます。
ニューヨーク旅行で地下鉄を使いこなそう!

ニューヨークの地下鉄は一見複雑ですが、以下を押さえれば快適に利用できます。
- OMNYのタッチ決済が観光客に最適(MetroCardは徐々に廃止予定)
- 料金は均一制でわかりやすい(1回 $2.90、7日間パス $34)
- 治安・運行状況・急行と各駅の違いに注意
- 便利アプリを併用すれば迷わず移動できる
ニューヨーク観光の移動は地下鉄が基本。仕組みを理解して使いこなせば、時間も費用も大幅に節約できますよ!
\ アメリカ旅行にeSIMがオススメ /