アルゼンチン旅行で気を付けたい!季節・地域別の気候と服装ガイド

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南米アルゼンチンは、広大な国土を誇り、北は亜熱帯から南は亜寒帯まで多様な気候が広がっています。

旅行のベストシーズンは訪れる地域や目的によって異なるため、出発前に季節や服装をしっかり確認しておくことが大切です。

ここでは、春・夏・秋・冬それぞれの気候とおすすめの服装、さらに各シーズンならではの観光ポイントをご紹介します。

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アルゼンチンの春(9月〜11月)

気温が徐々に上がり、自然が芽吹く爽やかな季節。アルゼンチンの都市が一番華やぐ時期のひとつです。降水量はやや多いですが、過ごしやすい気候。観光や散策に最適です。

ブエノスアイレスでは街路樹に咲く紫色のジャカランダの花が美しく、フォトジェニックな季節。パタゴニアは雪解けが進み、トレッキングシーズンが始まります。

ブエノスアイレスの服装のポイント

  • 軽いジャケットやカーディガン
  • 長袖シャツや薄手のニット
  • 歩きやすいスニーカー
  • 日中は暖かいですが、朝晩は冷えるため重ね着が便利

ブエノスアイレス 9月〜11月の気候データ

平均最高気温(℃)平均最低気温(℃)月間降水量(mm)
9月19.010.0約66.0
10月22.013.0約115.7
11月25.016.0約117.8

この時期は、日中は温暖で快適な気候が続きますが、朝晩は涼しく感じることがあります。特に10月から11月にかけては、最高気温が20℃を超え、降水量も増加する傾向にあります。

アルゼンチンの夏(12月〜2月)

国土が広いアルゼンチンでは、地域ごとにまったく異なる夏が楽しめます。

例えば北部では大迫力のイグアスの滝がハイシーズンですし、ブエノスアイレスではカーニバルや音楽フェスティバルなどイベント多数あります。

パタゴニアでは夏が観光のベストシーズンで、氷河やフィッツロイ山のトレッキングに最適。

服装のポイント

  • 北部・中央部: 半袖Tシャツ、ショートパンツ、薄手ワンピース
  • 南部: 長袖シャツ、軽いセーター、ウィンドブレーカー
  • 必須アイテム: 帽子、サングラス、日焼け止め、虫よけスプレー

ブエノスアイレス 12月〜2月の気候データ

平均最高気温(℃)平均最低気温(℃)月間降水量(mm)
12月23.416.0114.5
1月24.917.0153.1
2月23.817.0115.3

この時期は、日中は温暖で快適な気候が続きますが、朝晩は涼しく感じることがあります。特に10月から11月にかけては、最高気温が20℃を超え、降水量も増加する傾向にあります。

アルゼンチンの秋(3月〜5月)

夏の暑さが和らぎ、気候も安定して旅行しやすいシーズン。日中は過ごしやすく、朝晩は冷え込みやすい。乾燥しているため観光に最適。

ワインの名産地メンドーサではぶどうの収穫期。ワイナリーツアーや収穫祭を楽しめます。パタゴニアはトレッキングのベストシーズンが終盤を迎え、混雑も少なくなります。

服装のポイント

  • 暖かいセーターやジャケット
  • スカーフで温度調整
  • 防水加工のジャケット(雨に備えて)

ブエノスアイレス 3月〜5月の気候データ

平均最高気温(℃)平均最低気温(℃)月間降水量(mm)
3月23.016.0120.0
4月20.513.0110.0
5月17.510.090.0

日中は過ごしやすく快適ですが、朝晩は冷え込むことがあります。降水量は春ほど多くありませんが、4月以降は気温が徐々に下がり、秋の装いが必要です。

アルゼンチンの冬(6月〜8月)

アルゼンチンの冬は地域差が非常に大きく、北と南では全く違う過ごし方ができます。ブエノスアイレスでは観光客が比較的少なく、落ち着いた街歩きが楽しめます。

アンデス山脈沿いではスキーやスノーボードが盛ん。特にバリローチェは有名なリゾート地。パタゴニアは厳しい寒さですが、雪景色や野生動物観察に魅力があります。

服装のポイント

  • ブエノスアイレス: 厚手のコートやダウンジャケット
  • パタゴニア: 防寒用アウター、フリース、手袋、ニット帽、マフラー必須
  • 北部: 軽めのジャケット、長袖シャツ

ブエノスアイレス 6月〜8月の気候データ

平均最高気温(℃)平均最低気温(℃)月間降水量(mm)
6月14.57.070.0
7月13.86.565.0
8月15.07.560.0

日中は温和ですが、朝晩は寒く感じることが多い季節です。特にパタゴニア地方など南部では厳しい寒さになるため、防寒具の準備が必須です。

アルゼンチン旅行での服装のコツ

アルゼンチン旅行で服装を考える際のポイントとして、まず押さえておきたいのは地域ごとの気候差です。

国土が広大なため、北部、中央部、南部では気温や降水量、風の強さなどが大きく異なります。そのため、訪れる都市や観光地ごとに気候を事前に調べておくことが重要です。

アウトドアや自然観光を楽しむ場合は、機能性を重視した服装がおすすめです。防水・防風のアウターや速乾素材のシャツ・パンツを用意すると、雨や風、汗による不快感にも対応できます。

また、アルゼンチンは季節を問わず紫外線が強い地域が多いため、帽子やサングラス、日焼け止めなど日差し対策も忘れずに行いましょう。

地域別の気候と服装の注意点

アルゼンチンは南北に長く広がる国で、地域ごとに気候や天候の特徴が大きく異なります。

旅行を快適にするためには、訪れる地域ごとの気候に合わせた服装選びが重要です。ここでは主要な地域ごとの特徴と服装のポイントを詳しく解説します。

ブエノスアイレスと中央部

ブエノスアイレスを中心とする中央部は、温暖湿潤気候で日本の東京に似た四季があります。春(9~11月)と秋(3~5月)は日中は快適で過ごしやすく、街歩きや観光に最適です。

冬(6~8月)でも極端に寒くなることは少なく、厚手のコートがあれば十分対応できます。夏(12~2月)は高温多湿になることがありますが、朝晩は涼しい風が吹くため、調節しやすい服装があると安心です。

服装のポイント
日中は軽装で過ごし、朝晩は薄手のセーターやカーディガンで調整雨季や突然の雨に備え、防水靴や折りたたみ傘を用意。

パタゴニア地方

パタゴニア地方はアルゼンチン最南端に位置し、冬は極寒、夏でも涼しい気候です。風が非常に強く、急な天候変化も珍しくありません。

特にアウトドア観光やトレッキング、氷河観光などを計画している場合は、防寒・防風・防水性能の高い服装が必須です。夏でもフリースやダウンジャケットを持参しておくのがオススメ。

服装のポイント
防水性と防風性のあるジャケットやパンツが必要。帽子、手袋、ネックウォーマーなど、小物での防寒対策も重要です。

北部(イグアスの滝周辺)

北部のイグアスの滝やメンドーサ周辺は熱帯気候で、年間を通して暖かく、夏(12~2月)には高温多湿になります。

雨季(12~3月)にはスコールが発生することが多く、旅行中に雨具や速乾性の服を用意しておくと安心です。

服装のポイント
通気性・速乾性のある軽装で快適。雨季にはレインコートや折りたたみ傘を持参しましょう。日差しが強いため、帽子やサングラス、日焼け止めがオススメ。

アンデス山脈沿い

アンデス山脈沿いは標高が高く、昼夜の寒暖差が激しいのが特徴です。昼間は日差しの影響で暖かく感じますが、朝晩は冷え込むため、防寒対策が必須です。

また、高地特有の紫外線量の多さも考慮して、肌の露出を控えたり日焼け対策を行うことが大切です。

服装のポイント
高地用の防寒具(ダウンやフリース、ウィンドブレーカー)を用意。昼間は軽めの服装、夜間は重ね着で調整しましょう。紫外線対策としてサングラスや帽子を活用

地域による違いが大きいので注意

アルゼンチンは同じ国でも地域ごとの気候差が大きく、都市観光と自然観光では必要な装備が異なります。

旅行前に訪問地域の天気予報や季節ごとの気候情報を確認し、重ね着や防水・防風対策を取り入れることで、快適で安心な旅を楽しむことができます。

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