リオデジャネイロ旅行の最大の見どころといえば、世界的に有名な「リオのカーニバル(Carnaval)」です。派手な衣装、迫力あるサンバのパレード、街中にあふれる音楽と踊り…。
毎年世界中から観光客が集まる、まさにブラジルを象徴するイベントです。本記事では、カーニバルの歴史や進化、参加方法、日本からのアクセス、さらには安全に楽しむためのポイントまで徹底解説します。
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リオのカーニバルとは?

「カーニバル(Carnaval)」はカトリック教国に伝わる風習で、「謝肉祭」とも呼ばれ、四旬節(キリスト教の節制期間)の直前に行われるお祭りです。かつては断食や節制の前に羽目を外して楽しむ文化として始まりました。
現在では宗教的意味合いは薄れていますが、ブラジルでは世界有数の規模と熱狂を誇るイベントとして独自の進化を遂げました。
開催予定
リオのカーニバル2026は一般的に2026年2月13日(金)~2月21日(土)に開催される予定で、主要パレードは 15, 16, 17日 に行われ、21日はチャンピオンズパレードが予定されています。l
前夜祭やストリートブロコスなど、カーニバルを取り巻く賑わいは日程の前後にも広がる可能性があります。
リオのカーニバルの歴史と進化

リオデジャネイロのカーニバルの歴史は意外と古く、1723年に遡ります。当時のブラジルはポルトガルの植民地で、カーニバルはポルトガルから持ち込まれました。
当初は「エントゥルード」と呼ばれ、黒人奴隷たちが小麦粉や泥、水を投げ合う騒ぎとして始まったそうです。
上流階級は自身の仮面舞踏会を楽しむためにお祭りを制限し、奴隷たちは歌や踊りで応戦しました。この行進やパレードが、現在のリオのサンバパレードの原型となりました。
最近はコンテスト形式に
20世紀になると中央大通り(Sambadrome)が完成し、現在のコンテスト形式のパレードが確立。パレードでは、踊りの美しさ、音楽、先頭集団のパフォーマンス、衣装や演出の完成度などを採点し、最も評価の高い「エスコーラ」が優勝します。
観戦はチケットの入手方法

- 公式オンラインサイト
サンボードロモ公式や観光局サイトで事前予約可能。安全でおすすめ。 - 旅行代理店・ツアーパッケージ
日本から予約でき、ホテルや送迎付きプランもあり安心。初心者に最適。 - 現地販売
リオ市内の正規店や観光案内所でも購入可能。
👉 ただし「売り切れリスク大」なので事前予約が無難。
チケットの目安価格
座席種類 | 価格帯(レアル) | 日本円目安 |
---|---|---|
アルキバンカーダ(スタンド席) | 200~500 | 約6,000~15,000円 |
フリーザ(特別観覧席) | 800~2,000 | 約24,000~60,000円 |
カマロッチ(VIPルーム) | 2,500~7,000 | 約75,000~210,000円 |
カーニバルを楽しむ際の注意点
- 貴重品は最小限に:財布やスマホは盗難防止バッグに入れる
- 混雑時の注意:人混みでのスマホ使用は避ける
- 夜間は警戒:夜遅くの一人歩きは控える
- 公式チケットで観覧:チケット販売元や公式サイトで購入
リオデジャネイロは治安面で注意が必要です。カーニバル期間中は観光客が集中し、スリや置き引きの被害が増えます。以下の点に注意してください。
日本からリオデジャネイロへのアクセス

日本からブラジルへの直行便はなく、経由便を利用する必要があります。所要時間は28時間~35時間程度です。
- アメリカ経由:アメリカン航空、ユナイテッド航空
- ヨーロッパ経由:ITAエアウェイズ、エールフランス航空
アメリカ経由の場合には、ESTAの申請を忘れないように気を付けましょう!
リオデジャネイロの人気のイベント

リオデジャネイロのカーニバルは、歴史と文化が融合した世界最高峰のイベントです。サンバのコンテスト、派手な衣装、ストリートカーニバルなど、多彩な楽しみ方が可能。
参加するにはチケット購入や衣装レンタルが必要ですが、街全体が祝祭モードに包まれる体験は一生の思い出になります。
訪れる際は、日本からのアクセス、治安対策、観覧方法を事前に確認して、安全で充実したカーニバル体験を楽しみましょう。
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