【パキスタン旅行】日本円からパキスタン・ルピーをお得に両替する方法|レート・場所・注意点を徹底解説

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南アジアの中でも歴史と自然、文化が融合した国「パキスタン」。世界遺産のタキシラ遺跡や壮大なカラコルム山脈、そして首都イスラマバードの近代的な街並みなど、多彩な魅力があります。

しかし旅行や出張で気になるのが「現地通貨への両替」。日本円はパキスタン国内で直接両替しづらいため、事前の知識がとても重要です。

今回は、そんなパキスタン旅行をより安心・お得に楽しむために、日本円から現地通貨「パキスタン・ルピー(PKR)」へのおすすめ両替方法と注意点を徹底解説します!

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パキスタンの通貨ルピー(PKR)の基本情報

パキスタンで使用されている通貨は「パキスタン・ルピー(PKR)」で、補助単位は「パイサ(Paisa)」。

  • 紙幣:10 / 20 / 50 / 100 / 500 / 1000 / 5000ルピー
  • 硬貨:1 / 2 / 5 / 10ルピー

旅行中は 小額紙幣(50〜200ルピー) を多めに持っておくと便利です。スーク(市場)、タクシー、ローカルレストランなどでは大きなお札が使えないこともあります。

日本円での両替は可能?

成田空港や羽田空港などの主要空港には、外貨両替を行っているカウンターがありますが、パキスタン・ルピーの取り扱いは限られており、事前に取り扱いの有無を確認することをおすすめします。

大手銀行の外貨両替サービス

三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの大手銀行では、外貨両替サービスを提供しています。しかし、パキスタン・ルピーの取り扱いは少ないため、事前に最寄りの支店に問い合わせ、取り扱いの有無を確認してみてください。

日本国内で取り扱いがあった場合にも、レートが悪いので基本的には現地での両替がオススメです。

パキスタン旅行両替はどこでするのが一番お得?

パキスタン到着後に、日本円から現地通貨に両替できるのか不安という方もいると思いますが、基本的にあ日本円からの両替は可能です。

タイミングによっては米ドルからの両替の方がお得な場合が多いですがそこまでレートに差が無いケースが多いので日本円をそのまま持ってきても問題ないでしょう。

パキスタン現地でのおすすめ両替先は以下の通りです。

両替レートの良し悪しランキング(良い順)

1.都市部の両替所

  • 最もレートが良く、手数料が低め。
  • 観光地やショッピングエリアに多く存在。
  • 大都市(イスラマバード、カラチ、ラホール)なら比較的安心。

2.空港の両替所

  • 利便性は高いが、レートが悪く、手数料も高い。
  • 到着直後のタクシー代や1〜2日分の生活費だけ両替するのが◎。

3.銀行(Habib Bank, UBL, MCBなど)

  • 安全性が高く、公式レートに準じるが外貨両替対応していないケースも。
  • 手続きに時間がかかることも多い。

両替のコツ

現地到着後に町中で両替
都市の中心部にある複数の両替所を比較してから利用するとレート差で得をします。

少額紙幣を意識的にもらう
5000ルピー札などの高額紙幣は市場やタクシーではほぼ使えないので細かい紙幣で準備してもらうのがオススメ。

出国前に未使用のルピーを再両替したい場合、両替レシートが必須な場合があるので取っておきましょう。

看板に「Exchange」「Money Changer」「Forex」などと書かれていて、GoogleMAPで近くの両替所を探してみると良いでしょう。

ATMでの引き出し

VISAやMastercard対応の海外キャッシングに対応したATMが都市部には多数あるのでATMでの引き出しも選択肢に入ってきます。

為替レートは比較的良好ですが、現金不足や機械不具合もあるので予備手段は必要。

パキスタンでクレジットカードは使える?

旅行や出張でパキスタンを訪れる際、「クレジットカードはどのくらい使えるのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。実際のところ、パキスタンは現金社会の色がまだまだ強い国ですが、都市部を中心に少しずつキャッシュレス化が進んでいます。

クレジットカードが使える場所

まずはクレジットカードが使えるようになってきている場所をご紹介します。

都市部の大型施設・国際的な店舗

  • 高級ホテル(マリオット、セレナホテルなど)
  • 高級レストラン、カフェチェーン
  • ショッピングモール(イスラマバード、カラチ、ラホールなど)
  • 空港内の店舗

VISA・Mastercardがメイン。American ExpressやJCBは対応していない店舗が多いため注意。

航空券や鉄道の予約

  • 国内線・国際線の航空券購入
  • 一部の長距離バスや鉄道のオンライン予約

ネット決済ではVISA・Master以外でも国際ブランド対応カードが使える場合が多いです。

クレジットカードが使えない(現金必須)場所

  • ローカルの市場(スーク)
  • 小さな商店や屋台
  • タクシーやリキシャ(三輪タクシー)
  • 地方都市や村の宿泊施設

特にスーク(市場)では値引き交渉が基本のため、現金でのやり取りが主流です。

パキスタンでクレジットカードを使うときの注意点

ブランドの使いやすさですが、VISA・Mastercardは利用できる場所が多いですが、American Expressは一部の高級ホテルのみ。JCBはほぼ利用不可です。

スキミングや不正利用リスク
信頼できるホテルや大手店舗以外ではカード利用を控えましょう。
支払い時はカードを手渡しせず、目の前で決済してもらうこと。

通貨換算手数料(DCC)に注意
「USD or PKR どちらで決済しますか?」と聞かれた場合は PKR(現地通貨)払い を選ぶ方がお得。

日本円からパキスタン・ルピー両替まとめ

パキスタン旅行ではまだまだ現金利用が主流のため、到着後に十分なパキスタン・ルピーを準備しておくことが大切です。

両替は 空港よりも市内の両替所や銀行の方がレートが良い 傾向にありますが、時間や安全面を考えると、到着直後に少額を空港で両替して、残りを市内で行うのが賢い方法です。

また、クレジットカードや海外キャッシングも併用することで、両替の手間を減らしつつ必要な分だけ現金を確保できます。旅行や出張を快適にするためには、現金とカードをバランスよく使い分ける ことがポイントです。

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