南米のエクアドルは、ガラパゴス諸島やアンデス山脈の絶景で知られる人気観光地。
旅行準備で気になるのが「通貨」や「両替方法」ではないでしょうか?
実はエクアドルは南米の中でも珍しく、米ドル(USD)が公式通貨。そのため、他の南米諸国とは通貨事情が大きく異なります。
この記事では、エクアドルの通貨事情・両替の方法・ATMの使い方・クレジットカード利用の可否・おすすめの紙幣の持ち方まで徹底解説します。
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エクアドルの通貨事情米ドルがそのまま使える!

エクアドルでは2000年にハイパーインフレ対策として自国通貨「スクレ」を廃止し、米ドル(USD)を法定通貨として採用しました。
現在使われている通貨は以下のとおりです。
- 紙幣:アメリカ発行の米ドル紙幣をそのまま利用
- 硬貨:1ドル以下は「センターボ」と呼ばれるエクアドル独自の硬貨(デザインは違うが、価値は米ドルと同じ)
紙幣はアメリカのドルと全く同じもの。硬貨は現地独自のものが流通しているが、ドルと等価で使える
日本で米ドルに両替して持っていこう

米ドルやユーロと言ったメジャーな通貨は日本国内での両替の方がお得に両替出来ます。
また、エクアドルでは現地で日本円からの両替が難しいので、日本出発前に米ドルを準備して持参するのがもっとも実用的な方法です。
- 両替可能な場所:主要銀行、空港両替所、外貨宅配サービス
- おすすめ方法:米ドルを外貨宅配サービスや大手銀行で準備
日本でドルを準備するなら、外貨宅配サービスが便利です。
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エクアドル現地での両替事情

エクアドル国内でも米ドルは使えますが、日本円から直接両替できる場所はほとんどありません。
日本円を持っていっても使えないのは当然ですが、両替出来る場所が少なく、あってもレートがかなり悪いので、必ず日本でドルを準備してから渡航するのがおすすめです。
ATMの利用|現地でドルを引き出せる?

エクアドルでは主要都市にATMが設置されており、国際キャッシュカードやクレジットカードのキャッシング機能を使って米ドルを引き出すことが可能です。
ATM利用のポイント
- 利用できる国際ブランド:VISA・MasterCard対応が一般的
- 手数料:現地銀行手数料+カード会社手数料がかかる
- 1回あたりの引き出し上限が低めに設定されていることも多い
- ATMは銀行内や空港など安全な場所を選ぶ
ATMで引き出せるのも米ドル紙幣ですが、大きな紙幣($50・$100)で出てくることが多いため、小額紙幣に両替して使う必要があります。
エクアドルでクレジットカードは使える?

エクアドル旅行では現金の持参も重要ですが、クレジットカードやデビットカードが使えるかどうかも気になるポイントです。
クレジットカードの利用状況
エクアドルでクレジットカードが使える場所は意外に多くあります。
利用可能な場所
- ホテル(中〜高級ホテルはほぼ利用可能)
- 大型レストランやチェーン店
- ショッピングモール、スーパー
- 空港内の店舗やレンタカー会社
利用が難しい場所
- 小規模マーケットや屋台
- 田舎の町・観光地の個人商店
- 一部の公共交通機関
Visa、Mastercardが最も広く利用可能で、American ExpressやJCBは対応店舗が少なめです。
カード利用時の注意点
1.事前にカード会社に海外利用の連絡をする
突然の海外利用で不正利用とみなされ、利用停止になる場合があります。
2.小額決済は現金が必要
2〜5ドル程度の支払いでは、カード不可のケースが多いため、少額現金を用意しましょう。
3.チップは現金で支払うことが基本
レストランやホテルのポーターなどチップは現金が一般的です。
エクアドル旅行は「米ドル準備」が成功のカギ!

エクアドルでは米ドルが公式通貨として使われているため、旅行者にとっては通貨の心配が少なく、比較的わかりやすい環境です。
・日本で事前に米ドルを両替して持っていく
・小額紙幣($20以下)を多めに準備
・ATMやカードも利用可能だが、現金は必須
・$100札は避ける
これらを意識すれば、両替や支払いで困ることなく旅行を楽しめます。
エクアドルはガラパゴス諸島やアンデス山脈など見どころが多い国。しっかりと通貨準備をして、安全で快適な旅を満喫しましょう!
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