海外旅行でスリ・強盗・置き引き対策!財布を2つに分ける安全管理術

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海外旅行で心配なのが、スリ・強盗・置き引きといった犯罪。観光地や人混みでは、旅行者が「格好のターゲット」になりやすいため、現金やカードをすべて1つの財布に入れていると、被害に遭った際に大損害につながります。

そこで有効なのが 「財布を2つに分けて持つ方法」 です。シンプルながら実践的で、多くの旅行者が取り入れている防犯テクニックをご紹介します。

なぜ財布を2つに分けるのか?

財布を二つに分けると管理が面倒だと思う方もいらっしゃるかと思いますが、財布を2つに分ける理由をご紹介いたします。

1.被害を最小限に抑えるため
万一スリや強盗に遭った場合でも、1つの財布だけを差し出せば被害を限定できます。

2.「ダミー財布」として使える
少額の現金を入れた財布を持ち歩き、強盗に遭った際に渡すことで難を逃れるケースもあります。

3.現金管理がしやすい
「すぐ使う分」と「予備のお金」を分けることで、出し入れの際のリスクが減ります。メインのカードとサブのカードも分けるのが良いでしょう。

財布の分け方の実例

実際にどのように分けるのかをご紹介いたします。

1.管理用財布(ホテルやセーフティボックス保管用)

  • クレジットカード
  • 大きめの現金
  • パスポートのコピー

このメイン財布は「緊急時のバックアップ資金」と考えましょう。普段の観光や外出には持ち歩かず、ホテルの金庫やセーフティボックスに必ず保管するのが鉄則です。

こうしておけば、万が一スリや強盗に遭っても帰国資金や身分証明を失うリスクを大幅に減らせます。

2.外出用財布(外出時に持ち歩く用)

  • 少額の現金(食事代や入場料、タクシー代など1日分+予備程度)
  • クレジットカード1枚(メインはホテルに残し、必要最低限だけ持参)
  • 現地交通カードや小銭(地下鉄・バス・トラムなどを利用する場合に便利)

サブ財布は「盗まれても痛手にならない財布」にすることが大切です。入れる金額はその日使う分だけに絞り、余分なお金や複数のカードは持ち歩かないようにしましょう。

普段の支払いはこの財布で行い、必要以上に人前で中身を見せないことも防犯のポイントです。

ダミー財布を用意するのも効果的

一部の旅行者は「ダミー財布」を持っています。古い財布に少額の現金や期限切れカードを入れておき、万が一強盗に遭った際にはこれを差し出すことで命を守ることができます。

財布以外の防犯テクニック

財布以外にも貴重品を管理する際の防犯テクニックをご紹介します。

腹巻型セーフティポーチや首下げポーチを活用

パスポートや多額の現金は、普通の財布やバッグではなく、体に密着させて持つのが最も安全です。

腹巻型のセーフティポーチや首から下げて服の中に隠せるタイプなら、スリに狙われるリスクを大幅に減らせます。

特に長距離移動時やホテルのチェックイン時など、パスポートなどを持ち歩く際に効果的です。

リュックは前掛け、バッグは必ずファスナー付きに

観光地や人混みでは、リュックを背負ったままにしているとスリの格好のターゲットになります。必ず前掛けにするか、脇に抱えるように持つのが鉄則です。

バッグは必ずファスナー付きにし、マグネットやボタンだけの開閉式は避けましょう。ジッパー部分にカラビナや南京錠などの簡易ロックを付ければさらに安心です。

支払いはできるだけカードやモバイル決済を利用

現金を頻繁に取り出すことは、それ自体が「持っている」ことを周囲にアピールしてしまいます。

可能な限りクレジットカードなどの決済を利用し、現金の使用を最小限にするのがおすすめです。

現金が必要な場面では、まとめて多額を両替するのではなく、少額ずつ小分けにして持つと安全性が高まります。

盗まれることを前提に行動しよう

海外旅行では「盗まれることを前提」にリスク分散をしておくことが大切です。財布を2つに分けるだけで、万一の被害を最小限に抑えられ、安心して旅行を楽しむことができます。

命より大切なものはありません。強盗に遭った際には決して抵抗せず、財布を渡して安全を最優先に行動しましょう。