バチカン市国の治安を徹底解説!安全に観光を楽しむためのポイント

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バチカン市国は、世界最小の独立国家でありながら、治安が非常に良好な観光地として知られています。

カトリックの総本山であり、宗教的にも文化的にも重要な場所であることから、セキュリティ体制は世界トップクラス。スイス衛兵やローマ法王庁警察が24時間常駐し、訪れる人々の安全を厳重に守っています。

一方で、バチカンはローマ市内に完全に囲まれているため、観光地特有のスリや詐欺といった軽犯罪のリスクは周辺エリアで依然として存在します。ここでは、バチカン市国内の治安の特徴と、観光時に注意すべきポイント、防犯対策 を徹底解説します。

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バチカン市国の治安状況

バチカン市国は、面積わずか0.44平方キロメートルの世界最小の独立国家ですが、治安面では非常に高い評価を受けています。

  • 宗教的聖地としての特殊性
    世界中のカトリック信徒にとって神聖な場所であり、犯罪を行う動機や機会そのものが少ない。
  • 厳重な警備体制
    スイス衛兵(Pontifical Swiss Guard)やローマ法王庁警察(Corpo della Gendarmeria)が常駐。国境や主要施設では警備が強化されています。
  • 大規模行事時の徹底したセキュリティ
    ローマ法王が登場するミサや特別行事では、警備はさらに強化され、警察犬・金属探知ゲート・持ち物検査などが実施されます。

このため、バチカン市国内における凶悪犯罪の発生はほぼ皆無とされ、観光客にとって非常に安心できる環境が整っています。

隣接するローマ市内での注意点
バチカンを取り囲むローマ市内では観光客を狙った軽犯罪が頻発しています。スリや置き引きなどに注意が必要です。
➡ イタリアの治安を確認

バチカン市国観光での注意点と防犯対策

バチカン市国観光での注意点と防犯対策について簡単にご紹介いたします。

1. スリ・置き引きへの対策

財布やスマホはポケットに入れない。ファスナー付きバッグを体の前に持ち、手を添えて管理。

カフェやレストランでは、バッグを椅子の背にかけない/テーブルに置かないことを意識して気を付けましょう。

人混みではリュックよりショルダーや斜め掛けバッグがおすすめ。

2. 偽ガイド・詐欺の防止

観光客を狙って観光のチケットやツアーを進めてきて、詐欺にあうというケースも多いので注意。チケットやツアーは公式サイトまたは信頼できる代理店で事前予約。

路上での勧誘は無視。声をかけられても対応せず、そのまま立ち去るのがベスト。

3. 交通機関利用の注意

街中を移動する際にタクシーという選択肢もありますが、タクシー利用時は正規タクシー(白地に「TAXI」の表示)を使うか配車アプリ(Uberなど)を利用

バチカン市国の観光地は密集しているので、散策しながら歩くのがオススメ。

4. 服装マナーを守る

バチカン市国の観光で、宗教施設に立ち寄るという方が多いと思いますが、バチカンの宗教施設では厳格なドレスコードが適用されます。

肩や膝を覆う服装を着用しましょう。ノースリーブ、ミニスカート、ショートパンツは入場を断られる可能性があります。ストールやスカーフを持参すると便利。

5. 写真撮影マナー

システィーナ礼拝堂では厳格なルールが設けられています。まず、館内は完全に撮影禁止です。特にフラッシュ撮影や三脚を使った撮影は作品の保存状態に悪影響を与えるため、固く禁止されています。

また、礼拝堂内では静粛が求められます。大声での会話や騒音は他の観光客の鑑賞を妨げるだけでなく、祈りを捧げる信徒への配慮にも欠けてしまうので注意。

バチカン観光を安全に楽しむためのコツ

バチカン市国を観光する際に安全に楽しむコツを以下にてご紹介いたします。

  1. 事前にオンラインでチケットを予約
    長蛇の列を避けられるだけでなく、詐欺リスクも減少。
  2. 朝早く訪問する
    観光客が少ない午前中は比較的落ち着いて見学でき、安全面でも安心。
  3. 最小限の荷物で行動
    貴重品は必要最低限に。大きな荷物は預ける方が安心。
  4. 大規模行事の日程を確認
    ミサやイベントの日はセキュリティが厳格化するため、持ち物制限などに注意

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バチカンは世界屈指の安全観光地だが周辺は要注意

バチカン市国は、世界最小ながら強固な警備体制によって守られており、観光客にとって極めて安全な場所です。しかし、国境を一歩出ればローマ市内の観光地。スリや詐欺といった軽犯罪は珍しくありません。

  • バチカン内部 → 安全性が非常に高い
  • ローマ市内(周辺) → スリ・詐欺に要警戒

このポイントを押さえて行動すれば、安心してバチカン市国の歴史と宗教的な荘厳さを堪能できます。服装やマナーを守り、事前準備をしっかり整えて、貴重な体験を思い出深いものにしてください。

バチカン市国でトラブルに遭った際にどうする?

バチカン市国で万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。

以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。

バチカン市国の緊急連絡先一覧

こちらがバチカン市国の旅行者向けの緊急連絡先情報です。

バチカン市国での 警察・救急・消防の連絡先 をわかりやすく表組みにしました。

区分緊急連絡先番号
警察(治安)113
救急(救急車・医療)118
消防115

在バチカン市国日本国大使館へ相談

バチカン市国でトラブルがあった場合には、バチカン市国日本国大使館への連絡・相談が必要となり、大使館では、下記のようなサポートを受けることが可能です。

帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。

現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。

在バチカン市国日本国大使館

住所:Via Virgilio, 30, 00193 Roma RM, イタリア(ローマにあります)
電話番号(代表):+39066875828

トラブル時の旅行保険の活用

旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書

その他の対応策

地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。

クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。

海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!

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