ブルガリア旅行を計画している方にとって気になるのが、現地での通貨事情や両替の方法。
2025年時点では、ブルガリアはEU加盟国でありながら、独自の通貨「ブルガリア・レフ(Bulgarian Lev / BGN)」を使用していますが、2026年にユーロに変わる予定です。
現地での支払いに困らないためにも、事前に知っておくべきポイントをまとめました。
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ブルガリア・レフの基本情報

ブルガリア・レフはブルガリア国内でのみ利用できる通貨で、1ユーロ = 約1.96レフに固定(ペッグ制)されています。そのため、ユーロとの為替変動はなく、安定したレートで利用できるのが特徴です。
尚、2026年以降、ブルガリアでもユーロが導入される予定です。
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ブルガリアでの支払い方法

ブルガリア旅行で気になる支払い方法を簡単にご紹介します。
現金(ブルガリア・レフ)
地方都市や小規模商店、屋台、タクシーなどでは現金払いが主流です。少額のレフ紙幣やコインを常に持っておくと安心です。
クレジットカード・デビットカード
都市部や観光地、チェーン系レストラン、ホテル、大型スーパーではカード決済が広く普及しています。VisaやMastercardが主流ですが、JCBやAmerican Expressは対応していない店舗も多いので注意しましょう。
モバイル決済
ブルガリアではApple PayやGoogle Payといったモバイル決済の普及も進んでいます。カードを使う感覚でスマートフォン1つで支払いが可能です。
ブルガリア旅行の両替ポイント
旅行者が悩みがちな「日本で両替すべきか」「現地で両替すべきか」を徹底比較します。
1. 日本での両替

日本でブルガリア・レフを直接扱っている銀行や両替所は非常に少なく、対応していてもレートや手数料が高めです。
大量に両替するのはおすすめできませんが、最低限の金額(数千円〜1万円程度)を持っておくと安心です。
日本では円からユーロに両替し、現地でユーロからレフへ換金するのが一般的で便利です。
2. 現地での両替

ブルガリア到着後、市内中心部の両替所や銀行で両替するのが基本。空港やホテルよりもレートが良い傾向があります。
ただし、一部の両替所では手数料が非表示だったり、不利なレートを提示することがあるため注意が必要です。
両替する際は必ず「手数料込みでいくら受け取れるか」を確認しましょう。
注意点:日本円を直接受け付けていない両替所も多いため、ユーロを持参するのが安心です。
3. 現地ATMの活用

ブルガリア国内にはATMが豊富にあり、クレジットカードやデビットカードを使って直接レフを引き出すことが可能です。
- メリット:比較的良いレートで現金を入手でき、必要な分だけ引き出せる。
- デメリット:ATM利用手数料がかかる場合がある。
DCC(Dynamic Currency Conversion:自国通貨建て決済)を選択すると不利なレートが適用されるため、必ず「BGN(現地通貨建て)」を選びましょう。
ブルガリア旅行での通貨準備まとめ
ブルガリアでの支払いをスムーズにするために、以下の方法を組み合わせるのがおすすめです。
- 日本でユーロを用意して持参(レフは入手困難なためユーロがベスト)
- 到着後に少額を空港で両替(必要最低限のみ)
- 市内中心部の銀行や信頼できる両替所でまとまった金額を両替
- 現地ATMを活用して必要分だけ引き出し
- カード決済をメインに利用し、現金はサブ的に使う
ブルガリア旅行の通貨のポイント

ブルガリアでは独自通貨「ブルガリア・レフ(BGN)」が使われており、ユーロと1.96倍で固定されているため安定した通貨です。
都市部ではカード払いが広く普及していますが、地方や小規模店舗では現金が必須の場面も多いため、カードと現金をバランスよく準備することが快適な旅行のコツです。
両替は 日本でユーロを用意 → 現地でレフに換金 → ATMで必要分を補充 という流れが最も効率的。安全でお得に両替を行い、ブルガリアの旅行を思う存分楽しみましょう!
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