ブダペストの温泉文化とスパ体験|“温泉の都”で味わう極上の癒し

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ハンガリーの首都・ブダペストは、「温泉の都(City of Spas)」として世界的に知られています。

その理由は、市内に湧き出る100以上の温泉源と、30を超える温泉施設の存在。
古代ローマ時代から温泉文化が根付いており、長い歴史の中でヨーロッパ有数の温泉保養地として発展してきました。

旅行者にとっても、観光の合間に心身を癒やせる絶好のスポット。
歴史的建築と天然温泉の融合が楽しめる、ブダペストならではのスパ文化をご紹介します。

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ブダペストの温泉文化の魅力

ブダペストの温泉は、ドナウ川の地熱活動によって支えられています。
この地域は地殻の裂け目が多く、ミネラルを豊富に含む湯が地表に湧き出しています。

その効能は、リウマチ、関節痛、皮膚病、ストレス解消などに効果があるとされ、古くから人々の健康維持やリラクゼーションに利用されてきました。

地元の人々にとって温泉は、単なる観光施設ではなく日常の一部
朝にひと風呂浴びて出勤する人もいれば、週末に家族で温泉を楽しむ人も多く見られます。

ブダペストの温泉を楽しむポイント

海外の温泉は日本とルールなども違うのでしっかりとポイントを抑えておきましょう。

  • 水着必須:基本的にすべての温泉で水着の着用が義務。
  • タオル・サンダルを持参:貸出もありますが、持参すると便利。
  • 現地通貨(フォリント)を準備:入場料・ロッカー代などに必要。
  • 朝早めの時間帯がおすすめ:混雑を避け、ゆっくり入浴可能。
  • マッサージやスパトリートメントも人気:予約して贅沢な時間を。

1.セーチェーニ温泉Széchenyi Thermal Bath

ブダペスト最大規模、そして最も有名な温泉施設がこのセーチェーニ温泉
市民公園(ヴァーロシュリゲット)内に位置し、黄色いネオ・バロック様式の建物が目印です。

屋外プールが3つ、屋内浴場が15以上と圧巻の広さ。
冬でも湯気が立ちこめる屋外温泉では、地元の人々がチェスを楽しむ姿も見られ、ブダペストらしい風情を感じられます。

  • 温度: 27〜38℃
  • 効能: 関節炎、循環器系の不調、リラックス効果
  • おすすめ時間帯: 夜のライトアップ時(幻想的な雰囲気)

ルカーチ温泉Lukács Thermal Bath

歴史は古く、12世紀の修道士たちが利用していたと伝えられる名湯。
観光客よりも地元の常連客が多いため、よりローカルな雰囲気を楽しめます。

温泉の効能が高いことで知られ、ハンガリー国内の医師が治療目的で患者を紹介することもあるほど。
温泉に入ると、身体が芯から温まり、旅の疲れもすっきり解消されます。

  • おすすめ体験: 医療スパ体験、温冷交代浴
  • 立地: ブダ側、マルギット橋近く

他のおすすめ温泉施設

魅力的な温泉・スパ施設は多いです。それぞれ雰囲気・設備・立地が異なるので、「歴史重視」「混雑を避けたい」「コスパ重視」など目的によって使い分けると良いでしょう。

  • ルダース温泉(Rudas Baths)
     オスマン時代のドームと円形浴槽が特徴的。屋上プールからの景観が抜群で、夜間営業の時間帯もあります。歴史と景色を両方楽しみたい方向け。
  • パラティヌス温泉(Palatinus Baths)
     マルギット島にあり、自然の中でリラックスできる施設。特に夏場は波プールや屋外施設が楽しい。屋内施設も整っており、季節を問わず利用可能。
  • Veli Bej Baths
     静かに温泉を楽しみたい人にぴったり。改装済みで、混雑も少なく、オスマン様式の趣が残る落ち着いた空間。

もう一つ観光客に人気のゲッレールト温泉は 2025年10月1日から改修工事のため閉鎖されており、2028年頃の再開が予定されています。

ハンガリー旅行で一度は体験してみよう

ブダペストの温泉文化は、観光と癒しが融合した特別な体験
歴史的建築を眺めながら、天然のミネラル豊富な湯に浸かる——。そんな贅沢が、ここでは日常として楽しめます。

旅の疲れを癒し、心も身体もリフレッシュできるブダペストの温泉。訪れた際は、ぜひその豊かなスパ文化を体感してみてください。

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