チリは南北に4,000km以上も広がる細長い国。北は砂漠、南は氷河と気候は地域によって大きく異なります。
その中で、多くの旅行者が訪れる サンティアゴやバルパライソなどの中部都市部 は、比較的穏やかで四季をはっきり感じられるエリアです。
ここでは、チリ都市部の 季節ごとの特徴・気候・服装のポイント を詳しく解説します。
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チリ都市部の春(9月〜11月)

日本の秋にあたる季節で、冬の寒さが和らぎ爽やかな空気に包まれます。サンティアゴでは日中 15〜22℃程度。湿度が低く過ごしやすい。
山や公園では花が咲き始め、観光や散策に最適。
サンティアゴの春(9月〜11月)の気候情報
月 | 平均気温(℃) | 降水量(mm) |
---|---|---|
9月 | 11.6 | 14.2 |
10月 | 14.5 | 7.0 |
11月 | 17.5 | 3.7 |
服装のポイント
- 日中は 長袖シャツ+カーディガンや軽いジャケット がちょうど良い。
- 朝晩は冷えるため、薄手のセーターを重ね着できるように準備。
- 雨は少なめですが、折りたたみ傘があると安心。
- 街歩き用には スニーカーや軽登山靴 がおすすめ。
チリの都市部の夏(12月〜2月)

日中は 25〜32℃前後と暑く、雨はほとんど降りません。湿度が低いので日本の夏より快適に過ごせます。
バルパライソなど沿岸部は海風でやや涼しいですが、紫外線が非常に強く、日差し対策が必須。
サンティアゴの夏(12〜2月)の気候情報
月 | 平均気温(℃) | 降水量(mm) |
---|---|---|
12月 | 19.8 | 1.4 |
1月 | 21.0 | 0.7 |
2月 | 20.5 | 1.1 |
服装のポイント
- Tシャツ、半袖シャツ、ワンピース、薄手のパンツ など軽装で快適。
- 帽子・サングラス・日焼け止めは必需品。
- 室内の冷房対策に薄手の羽織り物があると便利。
- パタゴニアや高地に行く場合は、必ず防寒具も持参。
チリ都市部の秋(3月〜5月)

サンティアゴでは 10〜20℃前後となり、朝晩は冷え込むことも多くなる。
秋はワインの収穫期で、ワイナリー観光に最適です。主要な観光地も混雑が落ち着き、ゆったりと過ごせる時期でホテルなどの価格も安くなる。
サンティアゴの秋(3〜5月)の気候情報
月 | 平均気温(℃) | 降水量(mm) |
---|---|---|
3月 | 19.0 | 6.2 |
4月 | 16.3 | 17.6 |
5月 | 13.5 | 31.4 |
服装のポイント
気温が下がるので長袖シャツ+ジャケットやセーター が基本。朝晩は肌寒いため、スカーフや薄手のマフラーを用意すると便利。
靴は 歩きやすく暖かいスニーカー がベスト。温度差があるので、重ね着出来る衣類を持っていきましょう。
チリ都市部の冬(6月〜8月)

サンティアゴは日中 5〜15℃程度で、東京の冬と同じくらいのイメージで問題ないでしょう。雨が比較的多く、特に6〜7月は傘やレインコートが活躍。
南部やアンデス山脈では氷点下になることもあり、スキーリゾートが盛り上がります。
服装のポイント
- 厚手のコートやダウンジャケット が必須。
- セーターやフリース、防寒インナーを重ね着すると快適。
- 手袋・マフラー・ニット帽 など小物で防寒を強化。
- 雨の日は防水の効いた靴を選ぶと安心。
チリ都市部旅行で役立つ服装・準備まとめ

チリの都市部を旅行する際には、説に合わせた準備をしっかりとしておきましょう。
- 重ね着の準備を → 昼夜の寒暖差に対応。
- 紫外線対策を徹底 → 夏だけでなく、春や秋も日差しは強い。
- 歩きやすい靴を用意 → サンティアゴやバルパライソは石畳や坂道が多い。
- 雨具を持参 → 特に冬(6〜7月)は雨が多い。
パタゴニア地方を旅行する方は、気候が違うのでさらにしっかりと準備をしましょう!
\ パタゴニア地方の季節 /
快適なチリ都市部旅行のために

チリ都市部は中南米の中でも治安が比較的良く、四季がはっきりしていて旅行しやすいエリアです。
ただし、日本とは季節が逆であり、さらに昼夜の寒暖差が大きいため、柔軟に服装を調整できる準備が必須です。
目的に合わせて最適な時期を選び、自然・文化・グルメを存分に楽しみましょう!
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