ヨーロッパ周遊旅行では、列車や飛行機での移動が多く、都市を転々とすることも珍しくありません。
パリ、ローマ、バルセロナ…と次々に移動しているうちに、スーツケースの中がごちゃごちゃになり、必要な服を探すのに時間がかかることも。
そんなときに大活躍するのが 「衣類圧縮バッグ」 です。
荷物をコンパクトにまとめ、整理整頓を劇的にラクにしてくれるこのアイテムは、特に長距離移動や宿泊先を頻繁に変える旅で真価を発揮します。

衣類圧縮バッグを使うメリット

衣類圧縮袋を使う事得られるメリットをいくつかご紹介します。
1. 厚手の服もスリム化!スペースを大幅節約
衣類圧縮バッグは、ジッパーやバルブで空気を抜くことで衣類のかさを減らします。
特に冬のヨーロッパ旅行で必須のセーターやパーカー、ダウンジャケットなども、体積が半分以下になることもあります。
これによりスーツケース内に余裕ができ、お土産や、現地で買った洋服、ワインやチョコレートなどの食品なども余裕を持って収納できます。
2. 種類別・日別に仕分けできる
圧縮バッグに服を分けて入れておくことで、必要なものをサッと取り出せます。
例えば、1日や2日分ごとに分類しておくとかなり便利です。
これならホテルに着いてから服を探す時間が短縮でき、旅行先でもスマートに着替えられます。種類別に分ける方法もありますが、個人的には日ごとに分けるのがオススメ。
3. 移動中もスーツケース内が乱れない
ヨーロッパ周遊では、移動のたびに荷物を開け閉めすることになります。
圧縮バッグにまとめておけば、荷物が中で散らばることなく、常に整った状態をキープできます。
駅や空港で急いで荷物を出し入れする時も安心です。
従来の圧縮袋の場合には
圧縮バッグ・パッキングキューブ・ナイロン圧縮袋の違い

旅行グッズ売り場では、「圧縮バッグ」「パッキングキューブ」「圧縮袋」が並んでいることがあります。それぞれの特徴を理解して選べば、荷物の整理がぐっと楽になります。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
圧縮バッグ | ・省スペース効果が高い ・整理しやすい ・何度も使える | ・少し重さがある ・価格が高め |
パッキングキューブ | ・形が崩れにくく取り出しやすい ・軽量 | ・省スペース効果は小さい |
ナイロン圧縮袋 | ・非常に軽くて安価 ・薄手で場所を取らない ・圧縮効果が高い | ・耐久性が低め ・頻繁な開け閉めには不向き |
選び方の目安
- 移動が多く、何度も服を出し入れする人 → 圧縮バッグ+パッキングキューブ
- 荷物をできるだけ軽くしたい人 → ナイロン圧縮袋+パッキングキューブ
- 長期旅行や帰国時に荷物が増える予定の人 → 圧縮バッグ+ナイロン圧縮袋の併用
圧縮バッグの選び方ポイント

軽量&丈夫な素材
ナイロンやポリエステル製は軽くて破れにくく、長旅にも耐えます。
ダブルジッパー式
圧縮がスムーズで、空気が抜けやすい。
実際の使い方のコツ
- 事前に衣類をたたんでから入れる:シワを最小限に抑えられます。
- 圧縮しすぎない:必要以上に圧縮すると服に深いシワができやすいので注意。
- 帰国時はお土産スペースを確保:現地で増えた荷物を詰めるための余白を作れます。
使い終わった衣類は圧縮袋で小さく

旅行中は、着終わった服がかさばりやすく、スーツケースの中でスペースを取ってしまいます。そんなときはナイロン製の圧縮袋を活用しましょう。
袋に入れて手で丸めながら空気を押し出せば、厚みが半分以下になり、省スペースに収納できます。
特に下着やTシャツ、靴下などは圧縮袋にまとめて入れると、他の荷物と混ざらず整理もラク。
さらに、使用済み衣類を圧縮袋に入れておけば、臭いや汚れがほかの荷物に移るのを防ぐ効果もあります。
帰国時や移動の多い旅程では、圧縮袋にまとめた衣類をスーツケースの底に入れることで、残りのスペースをお土産や新しく買ったアイテム用に確保できます。
中長期の旅行の必需品

衣類圧縮バッグは、限られたスーツケースのスペースを最大限活用できる旅の強い味方です。
特にヨーロッパ周遊のように移動が多く、服の量が増える旅行では、その効果を実感できます。
▶ ポイント
厚手の服もコンパクトに収納
種類別・日数別に仕分けできる
移動中でもスーツケース内が乱れない
1〜2セットを持参しておけば、行きも帰りもスーツケースがすっきり。
「パッキングのストレスから解放されたい!」という方は、ぜひ次の旅行で試してみてください。