フィリピンのミンダナオ島南部に位置するダバオ(Davao)は、首都マニラやセブと比べると日本人観光客にはまだあまり知られていない“穴場の観光都市”です。
しかし実は、自然・動物・ビーチといった豊かな魅力が詰まったエリアで、のんびり過ごしたい人やアクティブに楽しみたい旅行者にもぴったりの旅先です。
今回は、そんなダバオの中でも特におすすめの観光スポットと、旅行に最適な時期をご紹介します!
\ フィリピン旅行のeSIM /

日本からダバオへのアクセス方法

現在、日本からダバオへの直行便は運航されていませんが、マニラまたはセブを経由して向かうのが一般的です。目的地はダバオ国際空港(Francisco Bangoy International Airport)。
利用する航空会社は、フィリピン航空やセブパシフィック航空がメイン。たとえば、
・東京(成田)→ マニラ → ダバオ
といったルートで、所要時間は約8〜10時間程度が目安です。
経由便ではありますが、乗り継ぎ時間をうまく調整すれば快適にアクセスできます。航空券の選び方次第で、費用や所要時間に差が出るので、複数のルートを比較検討するのがおすすめです。
アポ山フィリピン最高峰で大自然と出会う

ダバオ観光の目玉といえば、標高2,954mを誇るマウント・アポ(Mt. Apo)。
フィリピンで最も高い山で、トレッキングや登山愛好家の聖地となっています。
おすすめポイント
・初心者から上級者まで楽しめる複数の登山ルートあり
・登山道では、絶滅危惧種のフィリピンワシ(サルクイワシ)に出会えるチャンスも!
・森林、滝、温泉、火山岩エリアなど多様な地形と植生を体験
・ローカルガイドの同行が義務化されているため安全性も高い
▶ ベストシーズン
乾季の12月〜5月が登山に最適。雨季はぬかるみや視界不良で危険なため避けるのが無難です。冒険好き・大自然派の人にとっては外せないスポット!
ダバオ・クロコダイルパーク迫力の動物体験ができるテーマパーク

名前の通りクロコダイルが主役の施設ですが、実はここ、多種多様な動物たちが集まる総合動物テーマパークです。
おすすめポイント
・迫力満点のクロコダイルショーやエサやり体験が人気!
・フィリピン固有種の鳥類・哺乳類・爬虫類も充実
・子ども向けの展示やインタラクティブ体験で家族連れにも大好評
・敷地内には軽食やスナック、オリジナルグッズが買えるショップも併設
動物好き・お子さま連れの旅行者におすすめ
施設内の「トライブ・パーク(Tribu K’Mindanawan)」では、先住民族の文化体験やショーも実施されており、教育的な要素もあります。
クアコ・ビーチローカル感たっぷりの隠れ家的ビーチ

市内から気軽にアクセスできるクアコ・ビーチ(Cuaco Beach)は、白砂のビーチと透明度の高い海が魅力。
セブやパラワンのような有名リゾートと比べて観光客が少なく、静かでゆったりとした時間を過ごすことができます。
おすすめポイント
・遠浅で波も穏やかなのでファミリーにも最適
・シュノーケリングやスキューバダイビングも可能!
・近くのローカルレストランでは新鮮なシーフード料理が楽しめる
・週末は地元の人たちも訪れるピクニックスポットとして人気
アクセスのワンポイント
公共交通でもアクセスできますが、レンタカーや配車アプリ(Grab)を使うとより便利。「観光地化されすぎていない、素朴なビーチ」を探している人には理想的な場所です。
ダバオ観光のベストシーズンはいつ?
ダバオの気候は典型的な熱帯性気候で、一年を通して温暖ですが、旅行にはやはり乾季(12月〜5月)が最適です。
乾季(12月〜5月)の特徴

- 雨が少なく、青空が続くベストシーズン
- マウント・アポ登山やビーチアクティビティに最適
- フェスティバルやイベントも多く開催される
雨季(6月〜11月)の注意点

- 突発的なスコールや強風がある
- 屋外観光やビーチでのアクティビティが制限されることも
- 一部登山ルートや交通に影響が出る可能性あり
ダバオは“知られざる観光天国”

ダバオは、大自然・アドベンチャー・リラックスの3拍子が揃った魅力的な観光地です。セブやボラカイのような華やかさはありませんが、観光地化されすぎていないローカル感、治安の良さ、人の温かさが魅力。
✔ ダバオ旅行のおすすめタイプ:
- 山・自然が好きなアドベンチャー派
- 子連れで動物やアクティビティを楽しみたいファミリー層
- 観光客が少ない場所でゆったりしたいカップルや一人旅
次のフィリピン旅行では、ぜひダバオを選択肢に入れてみてください!
\ フィリピン旅行のeSIM /