デリー旅行の際に気になる治安とインド旅行の注意すべき情報を徹底解説!

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デリーはインドの首都であり、多様な文化や歴史が交錯する魅力的な観光地です。

「レッドフォート」や「インド門」、「クトゥブ・ミナール」などの歴史的建造物を有し、毎年多くの観光客が訪れます。しかし、デリーの治安には注意が必要で、安全な旅を楽しむためには対策が欠かせません。

\ インド旅行のオススメeSIM /

  1. 観光客を狙った犯罪と対策
    1. 睡眠薬を用いた犯罪
        1. タクシーやリクシャ詐欺
    2. 偽ガイドや店舗の勧誘
    3. 夜間の外出に関する注意
    4. 安全を確保するための基本対策
  2. デリーの危険エリア
        1. オールドデリー(Old Delhi)
        2. プハールガンジ(Paharganj)
        3. 南デリーの一部地域(例: サウス・イーストエリア)
        4. ニューデリー駅周辺
        5. ナイトライフエリア(例: ハウズ・カース村など)
  3. インド旅行全般の治安をチェック
    1. 外務省の危険レベルとは?
  4. インドの治安状況をご紹介
    1. 危険レベル1:十分注意すべき地域
      1. 主な犯罪例
    2. 危険レベル2:不要不急の渡航を控えるべき地域
    3. 危険レベル3:渡航中止勧告の地域
      1. 危険レベル4:退避勧告の地域
  5. インド旅行で特に女性が注意すべき点
    1. 公共交通機関や混雑した場所での注意
    2. タクシーやリクシャの利用方法
    3. 服装に関する注意点
    4. 夜間の行動
  6. インド旅行で被害に遭ったら【デリー編】
    1. インド(デリー)での緊急時の主要連絡先一覧
  7. デリーで犯罪・盗難に遭った場合の相談先
    1. 在インド日本国大使館(ニューデリー)
    2. 被害に遭ったらすぐに行うべきこと
  8. 海外旅行ではスマホが重要!
      1. 緊急時の連絡手段としてスマホを活用
      2. GPSで迷子知らず
      3. 翻訳アプリで言葉の壁を克服
      4. 情報収集と共有がスムーズ
      5. 配車アプリで移動もスムーズ
      6. モバイル決済で安全な支払いを

観光客を狙った犯罪と対策

デリーでは観光客をターゲットにした詐欺や窃盗が報告されています。以下の犯罪手口とその対策を把握しておきましょう。

睡眠薬を用いた犯罪

親切そうに話しかけてくる地元の人には注意を。

「一緒に食事をしよう」や「観光案内をする」といった提案を受け入れると、飲食物に睡眠薬を混ぜられ窃盗被害に遭うケースがあります。

対策:知らない人が提供する飲食物は口にしない。

タクシーやリクシャ詐欺

タクシーやリクシャを利用する際には、かなりの確率で不当に高額な料金を請求されることがあります。

対策:料金を事前に交渉するか、アプリで料金が固定された車両(Uber、Olaなど)を利用する。

偽ガイドや店舗の勧誘

「正規のチケット売り場はこちら」「本物のシルクが安く手に入る」と案内される場合がありますが、詐欺の可能性が高いです。

対策:正規窓口以外でのチケットや商品購入は避ける。

夜間の外出に関する注意

夜間の犯罪リスクが高いため、暗くなった後の外出は避けることが推奨されます。特に人気の少ない場所や街灯が少ないエリアには近づかないようにしましょう。

対策:夜間は男性であっても単独での夜間移動は控えるべきです。

安全を確保するための基本対策

  • 最新の治安情報を確認する
    大使館や現地警察、観光案内所から最新情報を入手し、抗議活動やデモが予定されているエリアには近づかない。
  • 危険エリアを事前に調べる
    スラムエリアや貧困地域は避けるべきです。地図や現地の人の助言を活用し、安全なルートを選びましょう。
  • 信頼できる移動手段を利用する
    配車アプリ(Uber、Ola)を活用するのが安全。公共交通機関を利用する際は路線や時間帯を事前に確認。
  • 貴重品の管理に注意
    高価なアクセサリーやブランドバッグは持ち歩かないようにし、貴重品は体に密着させた状態で保管。分散して所持することで、万が一盗難に遭った場合の被害を最小限に抑えられます。

デリーはその文化的・歴史的な魅力から訪れる価値のある都市ですが、安全に楽しむためには事前の準備と警戒が欠かせません。特に観光地では周囲に目を配り、親切そうに見える人々との接触にも注意を払いましょう。信頼できる情報や移動手段を活用しながら、安全な旅を心掛けることで、デリーの魅力を存分に楽しむことができます。

デリーの危険エリア

デリーの危険エリアをご紹介いたします。
以下のエリアの周辺には特に気を付けて下さい。

オールドデリー(Old Delhi)

レッドフォート(赤い城)やジャマ・マスジドなど歴史的名所が多いエリアです。市場や路地が非常に混雑しており、観光客で賑わっています。

スリや置き引きが多発する地域です。特に混雑したチャンドニー・チョーク市場(Chandni Chowk)では貴重品をしっかり管理してください。また、強引な客引きや詐欺が報告されています。安易に案内を頼んだり、知らない人に付いて行かないようにしましょう。

プハールガンジ(Paharganj)

ニューデリー駅近くのエリアで、バックパッカー向けの安宿やローカルマーケットが集まっています。

麻薬関連の犯罪や、偽の旅行代理店による詐欺が散見されます。信頼できる宿泊施設や公式サービスを利用してください。また、夜間の一人歩きは避け、特に女性はタクシーなど信頼できる交通手段を利用しましょう。

南デリーの一部地域(例: サウス・イーストエリア)

南デリーの一部のスラムエリアでは治安が悪化しています。

観光客が訪れることは少ないですが、迷い込んでしまうとトラブルに巻き込まれる可能性があります。

ニューデリー駅周辺

デリーの主要鉄道駅で、多くの観光客が利用します。

詐欺やぼったくりが頻繁に報告されています。駅周辺で「オフィシャルな案内」と称する偽のガイドや代理店に注意してください。

ナイトライフエリア(例: ハウズ・カース村など)

若者や観光客に人気のバーやクラブが集まるエリアです。

夜間の飲酒後に犯罪に巻き込まれるケースが報告されています。深夜にタクシーを利用する際は、信頼できるアプリ(UberやOla)を利用しましょう。

インド旅行全般の治安をチェック

インドは国土が広大で、多様な文化や自然が魅力的な国です。

しかし、その広さゆえに地域ごとの治安状況には大きな違いがあります。以下では、外務省の情報を参考に、インドの治安状況や危険エリアについて詳しく解説します。

外務省の危険レベルとは?

外務省では、海外渡航や滞在における安全対策の目安として、各国・地域の危険度を以下の4つのレベルに分けて提供しています。これにより、渡航前や滞在中に適切な判断ができるようになります。

レベル1:十分注意してください
渡航や滞在は可能ですが、特定の危険を避けるための特別な注意が求められます。常に最新情報を収集し、防犯意識を高めて行動してください。

レベル2:不要不急の渡航は止めてください
不要不急の目的での渡航は控えるべき地域です。渡航を決断する場合には十分なリスク対策を講じ、安全確保に努めてください。

レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)
渡航目的が何であれ、訪問は控えるべき地域です。現地に滞在中の方には、安全な場所への退避準備が求められることもあります。

レベル4:退避してください(退避勧告)
現地滞在中の方は速やかに退避することが求められます。いかなる理由であっても新たな渡航は禁じられています。

個人的には危険レベル2までは気を付けて旅行すれば大丈夫なレベルで、危険レベル3と4は旅行しないようにしています。旅行慣れているかどうかを含めて判断すると良いでしょう。

インドの治安状況をご紹介

インド全域において、治安は改善傾向にあるものの、地域によっては依然として犯罪や紛争のリスクがあります。

観光やビジネスで訪れる方々にとって重要なのは、渡航先の地域ごとに異なるリスクを理解し、それに応じた防犯対策を取ることです。

危険レベル1:十分注意すべき地域

インド全域が危険レベル1以上に該当します。
渡航や滞在が可能である一方で、観光客を狙った軽犯罪や詐欺、暴力事件などが報告されているためです。

主な犯罪例

スリや置き引き
混雑した市場や公共交通機関で発生しやすいです。貴重品を肌身離さず持ち、目立たないように管理してください。

詐欺・ぼったくり
観光客を狙った高額請求や、偽ガイドによる不当なサービスが挙げられます。信頼できる情報源や公式サービスを利用しましょう。

睡眠薬強盗
飲み物や食べ物に薬物を混入させる犯罪が一部で報告されています。知らない人からの提供物は受け取らないようにしてください。

危険レベル2:不要不急の渡航を控えるべき地域

以下の地域では、犯罪や政治的な不安定さが理由で、不要不急の渡航は避けることが推奨されています。

・スリナガル(ジャンムー・カシミール州)
・ビハール州
・ジャールカンド州
・オディシャ州
・アンドラプラデシュ州
・テランガナ州
・マハーラーシュトラ州
・チャッティースガル州の一部地域

危険レベル3:渡航中止勧告の地域

スリナガルおよびその周辺地域の大部分が該当します(ラダック地域を除く)。

政治的紛争やテロ活動が活発なため、訪問は控えるべきです。

これらの地域では、テロ活動や武装グループによる治安の不安定化が懸念されています。
渡航する場合には、地元の警察や信頼できる現地情報源を確認して、危ないところや夜間の行動範囲を限定するなどして安全に行動しましょう。

危険レベル4:退避勧告の地域

ジャンムー・カシミール州の管理ライン(LoC)付近は特に危険です。

インドとパキスタン間の緊張が続いており、武力衝突のリスクがあるため、いかなる理由でも近づかないようにしてください。

インド旅行で特に女性が注意すべき点

インドは魅力的な観光地が多く、独特の文化や美しい景観を楽しむことができますが、女性旅行者には特有の注意点があります。

特に、デリームンバイのような大都市では、女性が一人で行動していると不審な目を向けられたり、時にはトラブルに巻き込まれることもあるため、安全を確保するための対策が重要です。

公共交通機関や混雑した場所での注意

インドの公共交通機関や混雑した市場では、スリや痴漢行為が発生する可能性があります。これを防ぐためには以下のポイントに注意してください:

  • 専用車両の利用:デリーやムンバイの地下鉄には女性専用車両が設けられている場合があります。可能な限りこれを利用しましょう。
  • バッグの管理:貴重品はしっかりとしたバッグに入れ、前方に抱える形で管理することをおすすめします。
  • 身体的接触を避ける:混雑した場所では、自分の周囲の状況を常に確認し、不審な動きを感じた場合はすぐにその場を離れましょう。

タクシーやリクシャの利用方法

タクシーやリクシャはインド旅行では便利な移動手段ですが、女性が利用する場合には注意が必要です。

  • シェアライドを避ける:見知らぬ人と乗り合わせるシェアライドは避け、個別の車両を利用してください。
  • 信頼できる配車アプリを活用:UberやOlaといった配車アプリを利用すると、運転手の情報が記録され、トラブルの際にも対応が容易です。
  • 深夜の移動は避ける:特に暗い時間帯の移動は控え、どうしても移動が必要な場合は信頼できる車両とルートを選びましょう。

服装に関する注意点

インドでは、服装に対する文化的な感覚が異なり、女性の肌の露出が多い服装は不適切とされる場合があります。

  • 露出を控える:ノースリーブやショートパンツのような露出の多い服装は避け、肩や足を隠す服装を心掛けましょう。
  • 地元の服を活用する:クルタやスカーフ(ドゥパッタ)を身に着けることで、地元の人々と調和し、不必要な注目を避けることができます。

夜間の行動

夜間は犯罪のリスクが高まるため、女性旅行者には特に注意が必要です。

  • 一人での外出を避ける:日没後は安全なエリアで過ごし、一人での行動を控えるようにしましょう。
  • 信頼できる同行者と行動する:ツアーガイドや信頼できる現地の友人と一緒に行動することで、安全性を高めることができます。
  • 外出時は計画を立てる:宿泊施設から目的地までのルートや交通手段を事前に計画し、不必要な寄り道を避けるようにしてください。

インド旅行はその魅力的な文化や景観を楽しむ一方で、安全対策をしっかりと行うことで、女性旅行者も安心して過ごすことができます。

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インド旅行で被害に遭ったら【デリー編】

インド・デリー旅行中は、世界的に有名なタージ・マハルをはじめとする歴史的名所を楽しめる一方で、観光客を狙ったスリや詐欺、ひったくりの被害も少なくありません。特に観光地周辺や混雑したエリア、リキシャ乗り場では警戒が必要です。

万が一トラブルに巻き込まれてしまった場合でも、落ち着いて対応できるよう、事前に対処法や緊急連絡先を把握しておくことが重要です。以下では、デリー滞在中に犯罪被害に遭った際の対処法と緊急連絡先をまとめています。

インド(デリー)での緊急時の主要連絡先一覧

種別電話番号
警察100
救急車102
消防101
総合緊急112(全国共通)

※インドでは「112」が警察・消防・救急すべてに対応する全国共通の緊急番号として利用可能です(スマートフォンからも通話可)。ただし、従来の100番なども有効です。

デリーで犯罪・盗難に遭った場合の相談先

デリーは在インド日本国大使館(ニューデリー)の管轄地域となっています。パスポートの盗難、犯罪被害、緊急時の支援などについては、以下の大使館に相談することができます。

在インド日本国大使館(ニューデリー)

  • 住所:50-G, Shantipath, Chanakyapuri, New Delhi 110021, India
  • 電話番号(代表):+91-11-4610-4610
  • 緊急連絡先(営業時間外):+91-9871-799-203

被害に遭ったらすぐに行うべきこと

安全確保
まずはその場から離れ、安全な場所へ避難しましょう。

現地警察に届け出
最寄りの警察署で被害届を提出し、「FIR(First Information Report)」または「盗難証明書」を受け取ります。

大使館へ連絡
パスポートを失った場合、「渡航書」の発給手続きに必要なため、警察への届け出が必須です。

カードの停止
クレジットカードやキャッシュカードの盗難・スキミングが疑われる場合は、各カード会社へ速やかに利用停止の連絡を。

海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号(例:カナダは「911」、タイは「191」など)
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!

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