カリブ海の宝石と称されるドミニカ共和国(Dominican Republic)。
透き通るようなビーチ、美しいコロニアル建築、陽気なラテン文化が魅力のこの国は、観光・リゾート・ビジネスすべての目的で人気です。
そんなドミニカ共和国を安心して旅行するために欠かせないのが「お金・両替・支払い方法」の理解です。
この記事では、通貨の基本情報から、日本・現地での両替方法、クレジットカードやATMの利用方法、注意点まで、旅行前に知っておきたい情報を徹底解説します。
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ドミニカ共和国の通貨情報

- 通貨名:ドミニカ・ペソ(Dominican Peso)
- 通貨記号:RD$
- 通貨コード:DOP
- 補助単位:センターボですが、現在はほとんど使用されていません。
紙幣はRD$50、RD$100、RD$200、RD$500、RD$1000、RD$2000などがあり、硬貨も流通しています。
観光地では米ドル(USD)も広く受け入れられていますが、ローカル店やタクシーではペソ(DOP)しか使えない場合もあるため、一定額は現地通貨で持っておくのが安心です。
ドミニカ共和国旅行では日本円から直接両替できない!
日本国内ではドミニカ・ペソ(DOP)の取り扱いが非常に少なく、銀行・空港・両替所のほとんどで両替できません。
そのため、出発前に米ドル(USD)に両替しておくことが最も現実的で便利な方法です。
ドミニカ共和国では米ドルからペソへの両替がスムーズにできるため、「日本円 → 米ドル(日本で)」 → 「米ドル → ペソ(現地で)」という2段階の両替がおすすめです。
日本で米ドルに両替して持っていこう

米ドルやユーロと言ったメジャーな通貨は日本国内での両替の方がお得に両替出来ます。
また、ホンジュラスでは現地で日本円からの両替が難しいので、日本出発前に米ドルを準備して持参するのがもっとも実用的な方法です。
- 両替可能な場所:主要銀行、空港両替所、外貨宅配サービス
- おすすめ方法:米ドルを外貨宅配サービスや大手銀行で準備
日本でドルを準備するなら、外貨宅配サービスが便利です。
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現地での両替方法とおすすめスポット

ドミニカ共和国で米ドルからペソに両替する際の主な選択肢は以下の通りです。
空港(例:ラス・アメリカス国際空港など)
- メリット:到着してすぐに両替可能で便利。
- デメリット:レートがやや悪く、手数料が高め。
初日の移動費や軽食代など、最低限の金額(20〜50USD分程度)だけ両替しましょう。
銀行(Banco Popular、BanReservasなど)
- メリット:安全性が高く、レートも比較的安定。
- デメリット:営業時間が限られ、混雑していることが多い。
銀行ではパスポートの提示が必要です。平日8:30〜16:00頃の営業が一般的で、土日は休業の場合が多いので注意。
正規の両替所(Casa de Cambio)
市街地や観光地のショッピングエリアなどにある正規の両替所(Casa de Cambio)は、空港よりも有利なレートで両替できるのが特徴です。
- メリット:レートが良く、手数料無料の店舗が多い。
- デメリット:一部の小規模店では偽札や詐欺のリスクがある。
人通りが多く、評判の良い両替所を利用し、両替の際にはレシートを必ず受け取る。一度に大金を両替せず、必要に応じて分ける
両替・現金管理の注意点
非公式の両替業者は避ける
路上などで「いいレートで両替するよ」と声をかけてくる人は違法・詐欺のリスクが高いです。
高額紙幣の使用に注意
地方や小規模店舗ではお釣りが不足することが多いため、小額紙幣を多めに用意しましょう。
レシートを保管する
帰国時に再両替を希望する場合、レシートが必要になることがあります。
ATMでの現金引き出しもオススメ

ドミニカ共和国の都市部にはATMが多数設置されています。
銀行、ショッピングモール、ホテルロビーなどで24時間利用できるATMもあります。
- 対応通貨:ドミニカ・ペソ(DOP)
- 対応ブランド:Visa、Mastercard(Cirrus、Plusなど)
ただし、ATM利用には以下のような注意が必要です。
安全なATM利用のポイント
- 銀行の中やモール内など防犯カメラ付きの明るい場所を選ぶ
- 夜間・路地裏のATMは避ける
- 操作中は周囲の人に注意し、引き出したお金はすぐにしまう
また、引き出し手数料(約100〜300ペソ)が発生する場合があります。
少額を頻繁に引き出すより、必要額をまとめて引き出す方が効率的です。
ドミニカ共和国のクレジットカード事情

ドミニカ共和国では、近年の観光業発展に伴い、クレジットカードや電子決済の普及が進んでいます。
首都サント・ドミンゴや第2の都市サンティアゴ、人気リゾート地プンタ・カナなどの都市部や観光エリアでは、VisaやMastercardがほとんどの場所で利用可能です。
特に以下のような場所ではカード決済がスムーズに使えます。
- 高級ホテル・リゾート
- 有名レストランやカフェチェーン
- ショッピングモールやブランド店
- スーパーマーケット(※Jumbo, La Sirenaなど)
- 空港内の免税店やラウンジ
また、Apple PayやGoogle Payといったモバイル決済にも対応する店舗も一部登場しており、利便性は年々向上しています。
American Express(アメックス)やUnionPay(銀聯カード)は、ドミニカ共和国ではまだ対応していない店舗が多く見られます。利用可能な場所もありますが、VisaまたはMastercardが圧倒的に主流です。
カードが使えない場所もまだ多い
都市部では便利なクレジットカードですが、地方やローカルなエリアでは依然として現金主義が根強く残っています。
以下のような場所ではカードが使えないケースが多いので注意が必要です。
- 屋台・露店・軽食スタンド
- 地元の食堂(コメドール)
- 小規模ホテルやゲストハウス
- 地方の市場(メルカード)
- 村や山岳地帯の観光地・お土産店
これらの場所では、少額支払いが多いため、ドミニカ・ペソ(DOP)の小額紙幣や硬貨を多めに持っておくと便利です。
ドミニカ共和国には米ドルを持っていこう

ドミニカ共和国への旅行では、「米ドルを持参し、現地で両替する」ことが基本ルールです。日本国内ではドミニカ・ペソ(DOP)への両替がほとんど不可能なため、出発前に米ドルを準備しておくのが安心です。
現地では、銀行や正規の両替所(カサ・デ・カンビオ)を利用すれば、安全かつ適正なレートで両替が可能です。
さらに、都市部ではクレジットカードの利用も広がっている一方、地方では現金が必須となる場面も多いため、現金とカードをバランスよく使い分けることが賢明です。
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