2026年~導入予定!ヨーロッパ旅行に必須になる「ETIAS(エティアス)」とは?日本人旅行者向け最新ガイド

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現在、日本国籍者はビザなしでシェンゲン協定加盟国へ短期旅行ができますが、将来的には「ETIAS(European Travel Information and Authorisation System:欧州渡航認証制度)」が導入され、渡航前のオンライン認証が必要になる見込みです。

以下、2025年後半~2026年時点の公表情報に基づき、ETIAS制度の概要、開始時期、申請方法、注意点などを最新情報で整理しました(2025年10月時点)。

最新の導入スケジュール

当初、ETIASは2025年導入の見通しとされていましたが、現在の公式スケジュールでは 2026年の第4四半期(10~12月頃) の導入が予定されています。

なお、ETIAS導入よりも先に EES(Entry/Exit System:出入域システム) が 2025年10月12日から段階的運用開始されるのでチェックしておきましょう!

\ EESって何? /

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2025年10月12日から導入されるEUの新出入域システム「EES(Entry/Exit System)」を徹底解説。日本人旅行者への影響や手続き方法、ETIASとの違いをわかりやすく紹介します。

つまり、2025年中の旅行では現行のビザ免除制度が適用される見込みですが、2026年以降の旅行には ETIAS 認証が求められる可能性が高いと見られています。

ETIAS(エティアス)の基本設計

ETIAS:European Travel Information and Authorisation System(欧州渡航認証制度)の基本的な情報をご紹介します。

開始時期2026年第4四半期の予定
対象者EU国民以外でVISA免除で入国する場合
有効期限3年間 or パスポートの期限まで
費用20ユーロ
申請時間通常96時間以内

申請に必要な情報・条件

ETIAS申請時には、以下のような情報を入力または確認することが想定されています。確定する頃には若干の修正があるかもしれません。

申請者情報
氏名、性別、生年月日、国籍など(パスポート記載情報と整合性が必要)

パスポート情報
パスポート番号、発行日、有効期限など

連絡先情報
現住所、メールアドレス、電話番号

旅行計画情報
最初に入国する国、滞在先住所、滞在目的(観光・出張など)

適格性チェック質問
過去の犯罪歴、オーバーステイ歴、旅行歴、健康・安全に関する質問 など

支払い情報
申請料(€20 予定)支払いのためのクレジットカード・デビットカード情報等

本人識別
審査時に顔写真や本人確認技術が使われる可能性あり

    なお、ETIASは ビザではなく事前認証 の制度であり、これを持っていても入国が必ず許可されるわけではなく、他の入国条件(パスポート有効性、滞在期間、経済的証明など)は別途満たす必要があります。

    当初から変わった最新の見通し

    開始は 2025年から延期
    最新公式発表では、ETIAS は 2026年第4四半期の導入が見込まれています。

    申請料は €7 → €20 に改定予定
    初期案の €7 は見直され、公式には €20 に改定される方針が発表されています。

    日本人旅行者への影響と対策

    2025年中はまだ申請不要。ETIAS 導入前は従来通りのビザ免除制度が適用される見込みです。

    将来的な旅行予定があるなら、対象国・制度開始時期を逐次チェックしておくと安心です。

    パスポートの残存有効期間やICチップ対応有無、オンライン申請用の環境(メールアドレス、支払い手段など)を整えておくとスムーズ。

    2026年にヨーロッパ旅行を検討している方は正式なETIAS対象国や条件、認証方式(公式サイト)を常に確認しましょう。

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