グアテマラ旅行で気になる治安・よくある犯罪・危険エリアなどを徹底解説!

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グアテマラは、中米でも屈指の自然美と古代マヤ文明の遺産を誇る国です。

世界遺産アンティグアのコロニアルな街並み、アティトラン湖の神秘的な景観、ティカル遺跡の壮大な遺構など、訪れる人々を魅了するスポットが数多く存在します。

しかしその一方で、旅行者にとって避けて通れないのが治安問題です。
地域によっては麻薬犯罪や強盗、スリなどの被害が発生しており、注意を怠るとトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

この記事では、2025年最新の治安状況をご紹介いたします。

グアテマラの治安状況をご紹介

グアテマラは、中米の中でも治安が不安定な国の一つとされています。

首都グアテマラシティは、麻薬取引や貧困に起因する犯罪が多く、日中でも注意が必要なエリアがあります。

旅行時は必ず信頼できるガイドと行動し、地元の人でも避ける地域には立ち入らないようにしましょう。

外務省の情報もチェック

外務省の海外安全情報によると、グアテマラ全土に「レベル1:十分注意してください」が発出されています。

ソロラ県・イサバル県・サンマルコス県の一部地域は「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」に指定されており、渡航は避けるのが無難です。

グアテマラシティの危険エリア

グアテマラシティは23のゾーン(Zona)に分かれており、地域によって治安状況が大きく異なります。

以下のゾーンは観光客の立ち入りを避けるべき危険地域です。

地区特徴・注意点
第6区(Zona 6)犯罪率が非常に高く、麻薬取引・路上強盗が頻発。観光目的の訪問は不要。
第7区(Zona 7)ギャング組織「マラス」の抗争が活発。発砲事件の報告もあり、非常に危険。
第18区(Zona 18)市内の殺人事件の約20%が集中。最も危険な地域の一つ。
第21区(Zona 21)誘拐や強盗、銃撃事件が多発。夜間は住民も外出を避けるほど。

これらの地区は、観光地が少なく、警察の巡回も限定的です。「興味本位で近づかない」ことが最も重要です。

夜間の外出は絶対に避けるべき

グアテマラシティでは、日没後(20時以降)に治安が急激に悪化します。
夜間は人通りが減り、強盗やひったくり、性犯罪などが発生しやすくなります。

夜間にどうしても出かける用事がある際には、複数人または現地ガイドと行動し、Uberなどの配車アプリで移動するようにしましょう。

タクシー利用時の注意点

グアテマラでは「タクシー強盗(Taxi Express)」が頻発しています。
観光客が流しのタクシーに乗車し、共犯者が同乗して金品を奪うケースが多発。

安全な移動方法

流しのタクシーは利用禁止!
運転手と共犯者が乗客を襲うケースが多発。

ホテルやレストランで手配してもらう。
正規のタクシー会社(黄色または青色プレート)を利用。

Uber・DiDiなどの配車アプリを活用。
比較的安全で、料金も明確。ドライバー評価を必ず確認しよう。

夜間の外出は避ける。
やむを得ない場合は、信頼できる送迎サービスを事前予約。

旅行者が狙われやすい犯罪と対策

グアテマラ旅行の際に旅行者が狙われやすい犯罪と対策をご紹介いたします。

路上強盗

通りでの強盗は、旅行者が最も巻き込まれやすい凶悪犯罪です。
刃物や銃を所持した犯人も多く、抵抗は絶対にしないことが重要です。

対策
・夜間や人気のない通りを避ける。
・高級時計・ジュエリーなどは身に付けない。
・バッグは体の前に、貴重品は分散して携行。

スリ・置き引き

観光地、空港、バス停、マーケットなどではスリ・置き引きが頻発
集団で囲まれる、話しかけられるなど“注意そらし”が多い手口です。

対策
バッグは体の前で持ち、ファスナーは常に閉じる。
現金・カード・パスポートを別々に分けて収納。
カフェなどで席を離れるときは荷物を放置しない。

ATM犯罪

ATMでは暗証番号を盗み見られたり、引き出した直後に襲われるケースがあります。ATMを利用する際には安全な場所で利用しましょう。

対策
銀行やショッピングモールなど警備員のいるATMを利用
一度に大金を引き出さず、必要最小限の額にとどめる。
周囲に不審者がいないか確認してから操作を行う。

グアテマラでトラブルに遭った際にどうする?

グアテマラで万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。

以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。

グアテマラの緊急連絡先一覧

こちらがcの旅行者向けの緊急連絡先情報です。

種類電話番号
警察110
消防122
救急128

在グアテマラ日本国大使館へ相談

グアテマラでトラブルがあった場合には、グアテマラ日本国大使館への連絡・相談が必要となり、大使館では、下記のようなサポートを受けることが可能です。

帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。

現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。

在グアテマラ日本国大使館

住所:HFWM+F5X, Cdad. de Guatemala 01010 グアテマラ
電話番号(代表):+50223827300

トラブル時の旅行保険の活用

旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書

その他の対応策

地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。

クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。

海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!

グアテマラを安全に旅行しよう

グアテマラは自然や人々の温かさが魅力の国ですが、「観光地=安全」ではありません。犯罪者は「観光客らしさ(高価なカメラ・ブランドバッグ・派手な服装)」を狙っています。

  • 常に周囲に注意を払い、人混みではスマホをしまう
  • 夜間の一人歩きは避ける
  • 不要な現金はホテルの金庫に預ける

ちょっとした心がけで、被害に遭うリスクを大幅に減らすことができます。
「自分は大丈夫」と思わず、防犯意識を高く持つことが何よりの対策です。

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