ハワイは日本人にとって定番の人気海外旅行先であり、リピーターも多い観光地です。温暖な気候、美しいビーチ、豊かな自然、多彩なアクティビティが揃っており、一年を通して多くの旅行者が訪れます。
そんな魅力あふれるハワイですが、旅行をより安心・安全に楽しむために事前に知っておきたいのが「ハワイの治安情報」です。全体的には比較的安全とされていますが、地域によっては注意が必要な場所や、観光客が巻き込まれやすい軽犯罪も発生しています。
この記事では、ハワイ旅行で気をつけたい治安のポイント、注意すべきエリア、安全に楽しむための対策方法について詳しく解説します。これからハワイ旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。
ハワイは基本的に治安が良いが「油断は禁物」
ハワイ全体としては治安は良好とされていますが、以下のような軽犯罪には注意が必要です:
- スリ
- 置き引き
- 車上荒らし
- ひったくり
特にオアフ島のホノルルやワイキキ周辺など、観光客が多く集まるエリアでは、犯罪のターゲットになりやすいため、しっかりと対策をとっておくことが大切です。
注意が必要なハワイのエリア3選
比較的安全なハワイですが、注意が必要なエリアもあるのでご紹介いたします。
1. チャイナタウン(ホノルル市内)
日中は観光スポット、夜は治安悪化に注意
ホノルルのチャイナタウンは、アジアンマーケットやローカルフードが楽しめるエリアとして人気ですが、夜間の治安が悪化する傾向があります。日没後には、スリ・ひったくり・車上荒らしなどが報告されています。
観光時のポイント
- 明るい時間帯(午前〜夕方)に訪問する
- 一人歩きは避け、グループで行動する
- バッグは前に持ち、スマホ・財布は目立たない場所に
2. ワイキキ周辺
観光の中心地でも軽犯罪が多発
ハワイ旅行といえば定番のワイキキエリア。昼夜問わず観光客でにぎわうため、一見安全に思えますが、人混みを狙ったスリや置き引きが多発しています。
観光時のポイント
- ビーチでは防水ポーチを身につけ、貴重品を放置しない
- 混雑したエリアではバッグのチャックを閉めて前に持つ
- 夜の外出はグループで、人通りの多い道を歩く
3. ダウンタウン・カリヒ(オアフ島)
夜間や週末は人通りが減少し危険度が上昇
ホノルルのビジネス街であるダウンタウンや、ローカル感あふれるカリヒエリアも注意が必要です。平日昼間は比較的安全ですが、夜間や週末にはホームレスやドラッグ関連のトラブルが報告されています。
観光時のポイント
- 平日昼間のみ訪れるようにする
- 夜間の外出は控える
- タクシーやUberを利用し、裏通りを避けて移動する
ハワイ旅行でトラブルを回避するための7つの安全対策
ワイは美しいビーチや豊かな自然、ショッピングなどで人気の観光地ですが、観光客を狙ったトラブルも報告されています。この記事では、ハワイで安全に旅行を楽しむための具体的な注意点と対策を、現地事情に基づいて解説します。
1. 夜間や早朝の外出は控える

ハワイでは夜になると治安が悪化するエリアもあり、特にワイキキやダウンタウン、チャイナタウン周辺では注意が必要です。夜間の強盗や暴行事件の報告もあり、人通りの少ない場所や暗い通りは避けましょう。
安全対策
- 夜間の移動はUberやLyftなどの配車アプリを活用
- 一人での行動は避け、複数人での移動を心がける
- 見知らぬエリアへの立ち入りは控える
2. 現金は最小限に、クレジットカードを活用

ハワイでは観光客を狙ったスリや窃盗も少なくありません。財布やバッグの管理には細心の注意が必要です。
具体的な対策
- 現金は必要最小限にし、クレジットカードをメインで利用
- 現金とカードは別々に保管する
- 財布は前ポケットまたはセキュリティポーチに入れる
- ATM利用時は周囲に注意し、できるだけ明るい場所で
3. レンタカー利用時の注意点

レンタカーは便利な移動手段ですが、車上荒らしのリスクがあります。観光地の駐車場やビーチ付近では特に注意が必要です。
防犯ポイント
- 車内に荷物を置きっぱなしにしない
- 荷物の移動は駐車場に着く前に済ませる
- 監視カメラがある安全な駐車場を利用する
4. 観光エリアや人混みではスリに注意

ワイキキやアラモアナセンターなどの人が集まる場所では、スリや置き引きの被害が報告されています。
対策
- バッグのチャックはしっかり閉めて前に持つ
- 荷物を地面や椅子の上に置きっぱなしにしない
- 知らない人から話しかけられたら、警戒心を忘れずに
5. 公衆トイレや人の少ない道には要注意

ビーチや公園の公衆トイレでは、夜間の犯罪リスクが高まる傾向があります。できるだけ明るく、人の多い場所を利用しましょう。
安全な選択
- ショッピングモールやホテルの清潔で安全なトイレを使用
- 一人での外出は避け、複数人での行動を意識する
6. ホテルの部屋でも油断は禁物

一部のホテルでは、室内への侵入被害(空き巣)も報告されています。清掃員などを装って入室しようとする手口もあるため注意が必要です。
防犯対策
- 外出時はドア・窓を必ず施錠
- 貴重品はセーフティボックスに保管
- 不審な人物が来たらフロントに連絡する
7. 寄付金詐欺・募金詐欺に注意

ハワイでは、日本人観光客をターゲットにした寄付金詐欺も発生しています。日本語でフレンドリーに話しかけてきても油断は禁物です。
対策ポイント
- 知らない人からの寄付要請は断る
- 正規の慈善団体かどうかを事前に確認
- しつこい場合はその場を離れる
ハワイで犯罪の被害に遭った場合の連絡先
ハワイ旅行中に万が一犯罪やトラブルに巻き込まれてしまった場合、迅速かつ適切に対応するために、以下の連絡先を活用してください。これらの連絡先は、緊急時や被害状況に応じてすぐに役立ちます。
緊急時の連絡先
1. 警察・救急車・消防署
ハワイ全土での緊急通報番号は「911」です。
この番号をダイヤルすれば、警察、救急車、消防署のいずれかが対応します。
・英語での通報が基本となりますが、緊張せず落ち着いて、以下の情報を伝えるようにしましょう:
事件や事故が発生した場所(住所や目印になる建物)
発生した状況(盗難、怪我、火事などの概要)
必要に応じて、自身の連絡先(電話番号)
盗難などの場合には、海外旅行保険を利用する際にポリスレポートなどが必要になるケースがあるので、トラブルがあった場合には作成して貰いましょう。
2. 在ホノルル日本国総領事館
日本人観光客が多く訪れるハワイでは、在ホノルル日本国総領事館が迅速にサポートを提供しています。パスポートの盗難や紛失、犯罪被害、病気やけがなど、緊急時には領事館に連絡を取ることをおすすめします。
・電話番号
国外からかける場合:+1-808-543-3111
ハワイからかける場合:808-543-3111
所在地
1742 Nuuanu Avenue, Honolulu, Hawaii 96817
領事館が提供できるサポート例
・盗難や紛失したパスポートの再発行手続き。
・被害届の作成に関するアドバイス。
・日本の家族や友人への緊急連絡。
・弁護士や通訳サービスの紹介。
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