香港・マカオ間の移動手段を徹底解説!おすすめはバス?フェリー?特徴などをご紹介

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香港旅行やマカオ旅行の計画中、両方を行き来することを考えている方も多いのではないでしょうか?

そんな旅行者のために、香港とマカオを絡む移動手段について完全に解説します!

香港↔マカオの移動手段は4パターン

香港からマカオに行く方法は以下の4つが挙げられます。

1.高速バス(港澳快線)
2.ターボジェットフェリー
3.飛行機
4.高鉄

ただ、高鉄は中国経由のためビザが必要となり、また飛行機は空港間の移動や事前にチェックインの手間などを考慮すると不便です。

なので実際に旅行者が利用するのは「高速バス」か「フェリー」の2選に絞られます。ここでは高速バスとフェリーについて徹底解説いたします。

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【高速バス(港澳快線)の基本情報】

高速バス(港澳快線)は香港市内(中環や九龍等)とマカオ市内を絡む広範回路で運行しており、香港・珠海・マカオを絡む港珠澳大橋を利用するして移動可能です。

・運行時間
早朝から深夜まで。日中はピーク時間には10-15分間隔の頃もあります。

・所要時間
香港→マカオ:1.5時間 〜 2時間

・料金目安

クラス料金(片道)備考
エコノミー約180香港ドル (HKD)オンライン予約で割引あり
ビジネス約250香港ドル (HKD)オンライン予約で割引あり

詳細は公式webサイトからご確認ください。

▷ 利用方法
・公式Webサイトや旅行代理店でオンライン予約可
・繁忙期でなければ実際のバスターミナルで当日購入も可です。
・香港は香港国際空港、九龍駅、中環などに乗車場

・ホテル前に直接着く場合も多い
・穏定感のあるライド感
・船酔いが不安という方も安心

【ターボジェットフェリーの基本情報】

香港とマカオを結ぶ主要線は以下の2つです。

  • 上環 (Shun Tak Centre) → 外港フェリーターミナル
  • 尖沙喫 (China Ferry Terminal) → タイパ・フェリーターミナル

・運行時間
24時間運行
日中:15-30分間隔
※夜間は間隔幅が長くなるので注意

・所要時間
香港→マカオ:約1時間

・料金目安

クラス料金(片道)備考
エコノミー約200香港ドル (HKD)追加でアップグレード可能

詳細は公式webサイトからご確認ください。
※日曜日や夜間は高額になるので注意

▷利用方法
公式サイトやアプリで予約可
ターミナルで当日購入も可
パスポート必須

・日常的に便数多く、快速
・最終的な移動時間が短い
・ちょっとの揺れがあるが気にならない程度

おすすめの選び方

速さや本数の多さ、スピードで選ぶであればフェリー、コスパや船酔いの不安があるならバスを選ぶと良いと思います。

ご自身の目的や時間の余裕などによって選ぶと良いでしょう。

ターボジェットフェリーで香港からマカオへ

今回は、香港からマカオへの移動手段として「ターボジェットフェリー」を実際に利用した体験をもとに、その流れをご紹介します。

筆者は香港・九龍エリアの人気観光地である尖沙咀(チムサーチョイ)を拠点にしていたため、「チャイナ・フェリーターミナル」からマカオの「タイパ・フェリーターミナル」への航路を選択しました。

1. 出発地:チャイナ・フェリーターミナル(尖沙咀)

ターミナルは「中港城(China Hong Kong City)」という大型複合施設内にあり、分かりやすい漢字表記と案内サインでスムーズにアクセスできます。

ターミナルへはビル内の案内表示に従って進み、エスカレーターで上階へ。途中、待合スペースとチケットカウンターが分かれているため、間違えずにまずはチケット購入を行いましょう。

チケット購入

チケットはターミナル内のカウンターで購入可能です。購入時にパスポートの提示は不要でしたが、出入境手続きでは必須となるため、必ず携帯しておく必要があります。

支払い方法
現金(香港ドル)
クレジットカード(VISA、MasterCard、UnionPay)

座席は全席指定制で、カウンターでの購入時には自動的に座席が割り当てられます(座席番号はスタッフがチケットにシールで貼付)。オンライン予約を利用すれば、より柔軟に座席選択が可能です。

出発前の施設利用と出国手続き

出発ゲート付近には、空港のような電光掲示板があり、運航状況を英語と中国語(広東語・北京語)で確認できます。ビル内にはショッピングモールや飲食店も併設されており、出発前の時間を有効に使うことができます。

出国手続きも非常にスムーズで、週末の日中でも大きな混雑は見られませんでした。出国後の搭乗待合エリアには免税店やセブンイレブンがありますが、混雑状況や営業時間により利用できないこともあるため、必要なものは事前に購入しておくのがおすすめです。

乗船と船内の様子

乗船時には、波も穏やかでスムーズな搭乗ができました。ターボジェットフェリーの座席はリクライニング機能がある柔らかな仕様で、飛行機のエコノミークラスよりもやや広め。

大きな手荷物を持っていても圧迫感は少なく、快適に過ごすことができます。なお、大型スーツケースなどは船内の所定の荷物スペースへ預ける必要があります。

筆者は中央席だったため、海の景色は楽しめませんでしたが、航行中の揺れは非常に少なく、体感としてはとても安定していました。1時間ほどの船旅は静かで快適、気づけばすでにマカオに到着していたという印象です。

タイパ・フェリーターミナル(マカオ)に到着

マカオ側の「タイパ・フェリーターミナル」は、コタイ地区や大型リゾートホテル群へのアクセスに便利な立地にあります。到着後の入境手続きも流れに沿って行くだけなので比較的スムーズで、すぐに観光をスタートすることができます。

ターボジェットフェリーは快適で効率的な移動手段

香港とマカオ間の移動手段として、ターボジェットフェリーは所要時間・快適性・利便性のすべてにおいてバランスが取れており、観光客にとって非常に使いやすい選択肢と言えます。

特に尖沙咀周辺に滞在している方にとっては、チャイナ・フェリーターミナルからのアクセスが良く、日帰りでも無理なくマカオ観光を楽しめる点が大きな魅力です。

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