インド旅行が決まったら、気になるのが現地でのコンセント形状や電圧についてです。スマートフォンやデジカメ、パソコンなどの電子機器はもちろん、普段使い慣れたヘアアイロンやドライヤーなどを持っていきたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
海外旅行に行ったことがある方は知っていると思いますが、世界中で日本と同じコンセントの形状や電圧が使われているわけではありません。
電圧が異なると火災の可能性も
旅行先によっては変換プラグや電圧変換機器が必要になる場合があるため、インドでも事前の確認が重要です。
特に、誤った電圧の機器を使うとショートや発火のリスクもあるため、しっかり準備をして快適な旅行を楽しみましょう。ここでは、インドのコンセント形状と電圧について詳しく解説します。
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インドのコンセント形状について

コンセントの形状について
インドで使われているコンセントは日本とは異なる「タイプD」と「タイプC」が主流です。

・タイプD
丸い3本ピンが特徴。上部のピンがアース(接地)で、下部の2本が電源ピンです。このタイプが最も一般的に見られます。
・タイプC
丸い2本ピンのタイプで、欧州などで広く使われている形状です。一部のホテルや施設で使用可能です。
上記の通り、日本で使っている充電器をインドに持っていっても形が異なるため利用する事が出来ません。
・変換プラグが必要
日本のコンセントは「タイプA」(平たい2本ピン)なので、変換プラグが必要になります。マルチタイプの変換プラグを持参すると、インド以外の国でも対応できるため便利です。
インドの電圧について

インドの電圧について
電圧は日本とインドで異なるため、特に注意が必要です。
- インドの電圧: 230V、50Hz
- 日本の電圧: 100V、50/60Hz
この電圧差により、日本の電化製品をそのままインドで使うと、過剰な電流が流れてショートや発火の原因になる可能性があります。
対応電化製品について
・海外対応機器
最近のスマートフォンやノートパソコンの充電器は、ほとんどが「100V~240V」の範囲に対応しています。充電器に記載されている「INPUT」の部分を確認し、適応範囲内であればそのまま使用できます。
・非対応機器(ドライヤー、ヘアアイロンなど)
日本専用モデルのドライヤーやヘアアイロンは、230Vに対応していない場合が多いため、変圧器が必要です。ただし、変圧器は重くかさばるため、海外対応モデルの電化製品を新たに購入する方が便利です。
変圧機能付きマルチタップが便利
最近は電圧消費の少ない家電であれば利用可能な簡易な変圧機能付きのマルチタップも販売されていますので、そういった物を利用するのがオススメです。

上記の通り、コンセントの差込口を増やすことが出来るのでベッドサイドのコンセント差込口が1つしかない場合や、ベッドの近くに充電できるコンセントが無い場合にも便利に使えます。
簡易の変圧器は許容消費電力が設定されているのでそれを越えないように注意して利用してください。また、ヘアドライヤーなどの消費電力が多いで家電は使用できません。
よく海外に行く人は海外モデルを買おう

よく海外旅行に行く方にとって、海外の電圧に対応した家電を事前に購入しておくことは非常に便利です。特に、ドライヤーやヘアアイロン、髭剃りなどは、旅行先でも日常的に使うアイテムであり、これらの家電が現地の電圧に対応していないと、使い物にならない可能性があります。
多くの国では日本と異なる電圧が使用されているため、対応していない家電をそのまま使うと故障や安全面でのリスクが伴います。
海外対応モデルの家電を選ぶことで、現地でも日本と同じように安心して使用でき、旅行中の快適さが格段に向上します。
特に、ドライヤーやヘアアイロンなどは、機内での長時間の移動後や宿泊先での準備の際に欠かせないアイテムです。髭剃りも同様に、いつでも手軽に使えるため、旅行中の身だしなみを保つためにも便利です。
海外対応の製品も増えている
また、最近では多くのメーカーが二重電圧対応の家電を提供しており、旅行先に合わせてスイッチを切り替えるだけで日本の電圧(100V)にも海外の電圧(220Vなど)にも対応できるものも増えています。
こういったアイテムを手に入れることで、荷物を減らすこともでき、他の旅行用品にスペースを確保することも可能です。旅行中でも普段と変わらない生活を送るために、事前に海外対応の家電を揃えておくことをおすすめします。
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海外旅行の充電に関するFAQ(よくある質問)

Q1. 日本の電化製品は海外でもそのまま使えますか?
国によって電圧や周波数が異なるため、そのままでは使えない場合があります。日本の電圧は100Vですが、海外では220〜240Vが主流です。対応電圧が「100〜240V」と書かれていれば変圧器なしで使用可能です。
Q2. 変換プラグは必ず必要ですか?
A2. はい、多くの国では日本と異なる形状のコンセントを採用しています。プラグの形状(A・C・BF・SEなど)に合わせて変換プラグを準備しましょう。万能タイプのマルチ変換プラグが便利です。
Q3. スマホやパソコンはそのまま充電できますか?
A3. ほとんどのスマホやノートPC、カメラ用充電器は「100〜240V」に対応しているため、変圧器は不要です。ただし、プラグ形状の変換アダプターは必要です。
Q4. USB充電器やモバイルバッテリーは海外でも使えますか?
A4. USB充電器も多くは100〜240V対応です。モバイルバッテリーも使用可能ですが、飛行機搭乗時には容量制限があるため、100Wh(約27,000mAh)以下に抑えましょう。
Q5. ホテルにUSBポート付きのコンセントはありますか?
A5. 最近のホテルではUSBポート付きのコンセントが増えていますが、古い施設では未対応の場合もあります。USBポート付きのマルチタップを持参すると安心です。
Q6. ドライヤーやヘアアイロンはそのまま使える?
A6. これらは高出力の電化製品であり、日本の100V専用モデルだと海外では壊れる恐れがあります。海外対応(100〜240V対応)モデルを使用するか、変圧器を利用してください。
Q7. 複数の機器を同時に充電したい時は?
A7. USBポートが複数付いた充電器や、マルチタップを利用すると便利です。旅行中はホテルのコンセントが限られている場合が多いので、1台で複数充電できるタイプがおすすめです。