インドでは、旅行者・出張者問わず「携帯電話番号」が生活のあらゆる場面で必要になります。
特に OTP(ワンタイムパスワード)認証 が多用されるため、インドのサービスを使うには インドで発行された電話番号がほぼ必須 です。
この記事では、「なぜインドで電話番号が必要なのか」「SIM購入の流れ」「トップアップや決済の注意点」「旅行者向けの現実的な選択肢」を分かりやすく解説します。
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なぜインドでは「携帯番号」がそんなに重要なのか?

インドではほぼ全てのサービスで OTPをSMSで受信 する仕組みになっています。
インドでOTP必須のケース
| アプリ登録 | ホテル・カフェのWi-Fi利用 | フードデリバリー |
| 配車アプリ(Olaなど) | 決済サービス | オンライン予約 |
| 宅配サービス | 各種会員登録 | 公共サービス |
旅行者であっても、「インドの番号がないとWi-Fi使えません」と言われるカフェも多く存在します。
海外SIMの電話番号は使えないことが多い
日本や他の国のSIM番号ではインドのOTPが受信できず、アプリ登録ができない → Wi-Fiも使えないという事態に。
インドでは“電話文化”が主流
WhatsAppが普及していても、実際は 電話でのやりとりが優先。
ビジネスシーンでは特に「インド番号を持つ」ことがスムーズさに直結します。
Amazonではインドの電話番号付きSIMは買えない

現在、日本のAmazonには インドの電話番号付きSIMは販売されていません。
背景には以下の理由があります。
- インドではSIM購入時の本人確認が厳格
- 不正利用防止のため海外での番号販売は禁止
- 物理SIMもeSIMも“電話番号付き”は原則現地で本人確認が必須
どうしても気になる人は、「インド SIM 電話番号」などでAmazonを検索してみると現状が確認できます。
eSIMは便利だが「データ専用」が基本

インドに限らず、多くの国で eSIMはデータ専用。
電話番号付きeSIMは本人確認が厳格で、オンライン発行はほぼ不可。
インドで使えるデータ専用eSIMはこちら
Wi-Fiに頼らない、OTPを使わないという人にはeSIMがもっとも簡単。
インドで実際にSIMを買うとどうなる?

インドの主要キャリアはコチラ。
- Airtel(最大手で安定)
- Jio(速度が速いが旅行者向けは手続きが複雑)
- VI(Vodafone Idea)
ここでは最も利用者が多い Airtel の実例を紹介します。
AirtelのSIM購入の流れ

AirtelのSIMカードを購入してから開通して利用開始するまでの流れを簡単にご紹介します。
Airtelショップで買える!
パスポートを提示すれば手続きはスムーズ。
500INRほどでSIMを購入できます。
※ OTPが必要と言われるケースもあるが、今回は不要だった例もあります。
SIMは買っても「そのままでは使えない」問題
SIMは 購入して終わりではありません。
以下が必須です。
- 残高のトップアップ
- パッケージ(データ+通話)の購入
Airtel Thanks(公式アプリ)での問題点
アプリでトップアップしようとしても…海外発行のクレジットカードは使えない!
(インドのカードのみ対応)ここで多くの旅行者が行き詰まります。
店頭でトップアップが確実!
Airtelショップでチャージしてもらうのが最も確実。
インドの決済システム「UPI」と外国人向けアプリ

インドのキャッシュレス事情は世界最先端。その中心にあるのが UPI(Unified Payments Interface)。
旅行者向けには 外国人でも使えるUPIアプリ「CheQ」 が登場。
CheQ(外国人向けUPI)の使い方と注意点
CheQを使うメリット
- 現地カードがなくてもUPI決済が可能
- 各種支払いが楽になる
- 加盟店がとても多い
しかし注意点も多い
CheQ登録には以下の条件があるので注意。
- インドの電話番号(OTP必須)
- 999INRの加入費(海外カードで支払いOK)
- 対面での本人確認
- パスポート+VISAの紙が必要
Visa on Arrival(VOA)は書類がないので登録不可の可能性があるので、短期旅行者にはややハードルが高いです。
インドでSIMを手に入れる最適解は?

インドでSIMカードを準備する際には、滞在期間で選ぶと良いでしょう。
✔ 短期旅行者(1週間〜2週間)
→ データ専用eSIMで十分
・街中Wi-Fiは使えない場所がある
・でもホテルWi-Fi+データ通信で問題なし
✔ 中期〜長期滞在者(1ヶ月以上)
→ AirtelのSIM+店頭トップアップ が最適
・OTP認証
・配車アプリ
・銀行/UPI登録
などが使えるようになる。
✔ UPI決済を使いたい人
→ SIM購入後、CheQに登録
・面談必須
・VISAの紙が必要
インド旅行はSIMの準備がオススメ

インドでは、アプリ利用やWi-Fi接続、各種サービスの認証に必要な「OTP(ワンタイムパスワード)」の受け取りに携帯番号が必須で、旅行者や出張者にとって現地の電話番号を持つ重要性が非常に高い国です。
Amazonなどで事前に購入できる電話番号付きSIMはなく、eSIMもデータ専用が一般的なため、現地でSIMを購入する場合はAirtelなどのショップでパスポートを提示して手続きするのが基本となります。
ただし、トップアップにはインド発行カードが必要なため、購入時に店頭でチャージとデータパッケージ適用まで済ませておくのがポイントです。
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