イタリア旅行で知っておきたい両替の基礎知識と両替完全ガイド!

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イタリア旅行の準備で意外と見落としがちなのが「両替」です。現地でスムーズにお金を使うためには、ユーロの基本知識はもちろん、どこで・どうやって両替するかを事前に理解しておくことが大切です。

この記事では、イタリアの通貨の基本情報から、効率的でお得な両替方法まで、旅行者が知っておくべき基礎知識と最新情報をわかりやすく解説します。初めてのイタリア旅行でも安心して現地通貨を手に入れられるよう、ぜひ参考にしてください。

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イタリアの通貨はユーロ(EUR)

イタリアはEU加盟国で、通貨はユーロ(EUR)です。ユーロはヨーロッパ19カ国以上で使用されているため、イタリアから他の欧州諸国に移動する際も通貨の両替が不要で便利です。

通貨単位と種類

紙幣(7種類)
5€ / 10€ / 20€ / 50€ / 100€ / 200€ / 500€
紙幣のデザインは欧州共通ですが、色やサイズが額面ごとに異なります。高額紙幣は受け取りを拒否される場合があるため、旅行者は50€以下の紙幣を中心に持つと安心です。

硬貨(8種類)
1セント / 2セント / 5セント / 10セント / 20セント / 50セント / 1€ / 2€
硬貨の裏面は各国独自のデザインで、イタリア版には有名な芸術作品や建築物が描かれています。

旅行者向け豆知識
小規模カフェやバス車内販売では、細かい硬貨が重宝されます。イタリアではチップ文化はアメリカほど強くありませんが、カフェやタクシーでは端数を切り上げて支払うことが一般的です。

ユーロを日本で両替する場合

日本国内でも銀行や空港、大手両替商(トラベレックスなど)でユーロを入手できます。

  • メリット:到着直後に現金が使える安心感
  • デメリット:現地よりレートが割高になりやすい

おすすめ活用法
日本では2~3日分の現金(100〜200€程度)だけ両替しておき、残りは現地で調達すると両替コストを抑えられます。

イタリア現地での両替方法

1. 空港の両替所

  • 特徴:到着直後から利用可能。営業時間が長く利便性◎
  • 注意点:レートは市内より割高、特に深夜早朝は手数料が高額になることも

💡到着初日は必要最低限の金額だけ両替し、市内で追加両替するのが賢い方法。

2.銀行(Banca)

  • 特徴:公認機関なので安全性が高く、手数料は比較的低め
  • 注意点:平日午前中のみ営業が多く、外貨両替を取り扱わない銀行もある

💡 両替可能かどうかは事前にウェブサイトや電話で確認しておくと効率的。

3.公認両替所(Cambio)

  • 特徴:主要都市に多く、銀行より営業時間が長い。観光地周辺にも多い
  • 注意点:手数料は銀行より高め。非公認業者や街頭の両替は違法の可能性があるため避ける

💡 公認両替所は「Cambio」看板+中央銀行認可マークが目印。

4.ホテル

  • 特徴:宿泊中に気軽に両替可能
  • 注意点:レート・手数料ともに割高。緊急時以外はおすすめしない

💡 ホテルの両替は他の両替手段がない場合の最終手段として利用しましょう。

5.ATMでの引き出し

  • 特徴:国際ブランドのクレジットカードやデビットカードで直接ユーロを引き出せる
  • 注意点:海外利用手数料やATM手数料が発生。1回あたりの引き出し額を多めにして回数を減らすと節約になる

💡ATMは街中や駅、空港に多数ありますが、観光客狙いのスキミング被害を避けるため銀行併設ATMを推奨

両替・現金管理のコツ

1.現金とカードの併用が基本

  • 都市部:カード利用中心
  • 地方・市場・バス運賃:現金必須

2.小額紙幣と硬貨を常備

  • 高額紙幣は受け取り拒否のリスクあり
  • コーヒー1杯(1〜2€)は硬貨が便利

3.両替レシートは必ず保管

  • トラブル時や再両替の際に必要になることがある

日本での両替は最小限、残りは現地で両替orATM利用がコスパ良し。公認両替所や銀行を利用し、レートと手数料を必ず確認しましょう。現金は少額紙幣と硬貨を多めに、カードと併用で安全・快適に旅を楽しむ。

イタリア旅行でクレジットカードは使える?

イタリアはクレジットカードと現金の両方がバランスよく使われている国です。特にローマ・ミラノ・フィレンツェなどの都市部や観光地では、クレジットカードの利用が一般的です。

しかし、地方や家族経営の小規模店舗では、いまだに現金のみ対応という場所も少なくありません。

イタリアで使えるクレジットカードのブランド

イタリアでは、以下の主要な国際ブランドのクレジットカードが使えます。

Visa(ビザ):最も広く普及しており、都市部から地方まで幅広く対応。
Mastercard(マスターカード):Visaと同等の普及率で、安心して使用可能。
American Express(アメックス):高級ホテルやレストランでは対応。

ポイント: VisaかMastercardを1枚は持っておくのが安心です。

クレジットカードが使える場所・使えない場所

都市部・観光地は使える

・ホテル(チェックイン時に提示を求められることも)
・レストラン・カフェ(チップ込みで支払える場合も)
・ブランドショップや土産物屋
・美術館・観光施設のチケット購入
・空港・鉄道駅(自動券売機含む)
・タクシー(都市部ではPOS端末ありの車両が増加)

地方・小規模店舗は使えないことも

・個人経営のレストラン・バール(現金オンリー多め)
・青空市場・地元のマルシェ
・小さなお土産屋、古本屋、路地裏のショップ
・公共トイレ(有料のコイン式が多い)

交通機関

・トレニタリア・イタロ(長距離鉄道):オンライン予約・駅窓口ともにカード可
・地方バス:切符売り場はカード可もあり。運転手から買う場合は現金オンリーが主流
・タクシー:都市によるが、現金しか受け取らない車両もあるため注意

イタリアでの現金との上手な使い分け

支払いシーンクレジットカード現金(ユーロ)
ホテル・航空券△(一部対応)
高級レストラン
小さなカフェやバール
ローカル市場・露店×
地方バス・トイレ利用
観光施設オンライン予約×

ポイント
都市部ではカードが便利ですが、「現金も最低50〜100ユーロ」は常に携帯しておきましょう。

イタリアでは「カード+現金」の併用がベスト!

イタリア旅行では、クレジットカードがあればホテル、観光地、都市部での支払いはほぼカバー可能です。しかし、地方や小規模な店舗では今でも現金払いが主流のため、両方をバランスよく持っておくことが大切です。

旅行前には、カードの利用限度額・PINコード・海外利用設定・為替手数料を必ず確認して、安全・スムーズな旅を楽しんでくださいね!

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