フィンランド北部、北極圏ラップランド地方の大自然に抱かれた「カクシラッタネン・アークティック・リゾート(Kakslauttanen Arctic Resort)」は、“ガラスイグルー” の名で世界的に知られる幻想的な宿泊施設です。
透明なガラスドームの中で、寝転びながらオーロラや満天の星空を眺めることができるこの場所は、「一度は泊まりたい世界のホテル」として多くの旅行雑誌や番組でも紹介されています。
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オーロラ観賞の聖地ラップランドに広がる幻想的な世界

カクシラッタネンは、フィンランド北部の都市イヴァロ(Ivalo)から車で約30分の場所に位置し、北緯68度の北極圏 にあります。
このエリアは大気が非常に澄んでおり、光害がほとんどないため、オーロラ観賞に最適な環境。
例年8月下旬から翌年4月にかけてはオーロラシーズンとなり、条件が整えば夜空に広がる神秘的な光のカーテンを、客室のベッドの上から眺めるという夢のような体験ができます。
ガラスイグルー(Glass Igloo)極寒の地で楽しむ透明ドームの贅沢空間

カクシラッタネンの代名詞ともいえるのが「ガラスイグルー」。
透明な熱ガラスで作られたドーム型の客室は、外の氷点下でも中は快適な室温に保たれており、寒さを気にせずにオーロラを鑑賞できます。
客室は2人用から4人用まであり、プライベートな空間を確保。ベッドに寝転がりながら、360度に広がる夜空をゆったりと眺められる設計です。
冬の夜には雪に反射する月明かりとオーロラが幻想的に輝き、まるで夢の中にいるような時間が流れます。
ログキャビン&コンビネーションイグルーも人気

冬季には、フィンランドの伝統的なログキャビン(木造コテージ)も人気。
暖炉付きの広々とした室内は木の香りが心地よく、雪に包まれた森の中で静かに過ごす贅沢な時間を楽しめます。
また、ガラスイグルーとログキャビンを組み合わせた「イグルー&キャビンタイプ」もあり、ガラスドームでオーロラを眺めながら就寝し、隣のキャビンで薪サウナを楽しむという理想的な滞在スタイルが可能です。
北欧料理が楽しめるレストラン
敷地内には2つのレストランがあり、トナカイ肉、サーモン、キノコスープ、地元ベリーを使ったデザートなど、北欧の伝統料理を提供。
外の雪景色を眺めながら温かいスープを味わえば、心も体もポカポカに。
冬のアクティビティが充実!

カクシラッタネンでは、ただ泊まるだけでなく、北極圏ならではのアクティビティ体験も豊富に用意されています。
- 犬ぞり・トナカイぞり体験:雪原を駆け抜ける爽快なアクティビティ。
- スノーモービルサファリ:オーロラを追いかけながら雪原を疾走。
- 氷上フィッシング:厚い氷に穴をあけて魚を釣る北欧ならではの体験。
- アイスレストラン&スモークサウナ:氷でできたレストランや伝統的なサウナ文化も楽しめます。
子ども連れの家族旅行から、カップルのロマンチックな滞在まで、幅広い層に人気です。
オーロラを確実に楽しむためのベストシーズン
- 観賞可能期間: 8月下旬〜4月上旬
- ベストシーズン: 10月〜3月(特に12〜2月がピーク)
- 出現確率: 約70〜80%(滞在3泊で高確率)
オーロラは深夜0時〜2時ごろに出現することが多く、ホテルではオーロラが現れた際に目覚ましコールで知らせてくれるサービスもあります。
アクセス情報
- 所在地: Kakslauttanen, Saariselkä, Lapland, Finland
- 最寄り空港: イヴァロ空港(Ivalo Airport)
- アクセス: 空港から車で約30〜40分(送迎あり/要予約)
ヘルシンキからイヴァロまでは国内線で約1時間30分。
そこからはホテルの送迎バスまたはレンタカーでアクセス可能です。
唯一無二のオーロラ体験を

カクシラッタネン・アークティック・リゾートは、オーロラの下で眠るという夢を叶える場所。
ガラスイグルーから見上げる夜空は、言葉を失うほどの美しさで、一生の思い出になること間違いなしです。
北欧の大自然に包まれ、非日常と静寂を味わう極上の時間を過ごしてみませんか?
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