ラオスのヴィエンチャンからタイ国境のノンカーイまで、ブルートレイン通勤の国際列車乗車体験!

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日本では絶滅危患とも言われる夜行列車。現在では「ブルートレイン」の名で覧われる睡眠列車は、日本では毎日運行されるのはわずか1本のみになっています。

しかし、わずかながら日本で使われた車両が海を越え、ラオス・ヴィエンチャンの駅に再び現れました。

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今回はカムサワート駅

ヴィエンチャンには主に2つの駅があります。上記はカムサワート駅です。

  • LCR駅(中国ラオス高速鉄道)
  • カムサワート駅(Khamsavath Station) タイ国境、バンコク行き

今回の夜行列車は、日本の光様車両「ブルートレイン」を再利用した、カムサワート駅発の国際列車に乗車しました。

ラオス国旗と共産国旗 赤旗が風に揺れるカムサワート駅は想像の3倍大きかったです。しかし、駅周辺の環境は首都にある駅とは思えない衝撃的な景色が広がっておりました。

チケットを購入して乗車手続きへ

チケットは入って左手側に窓口があるのでこちらで購入します。今回購入したチケットは以下の内容でした。

項目内容
列車番号148番速度列車
発車時刻9:35(ラオス・カムサワート)
到着時刻11:25(タイ・ウドンタニ)
乗車費2等車 200THB

電車が遅延したけどよくある事かも!

ホームは最新ではなく、少し懐かしさを感じる雰囲気で、フォトスポットとしても良さそうなので、是非写真を撮ってみてください。

9時35分発予定でしたが折り返しの列車が実際に到着したのは10時10分、汽笛を鳴らしながらホームにバンコクからの夜行列車が到着しました。

車内を簡単にご紹介!

今回は寝台車の座席は取りませんでしたが、上記のようなイメージでした。意外に快適に移動できそうな雰囲気です。

今回乗車した2等車はこちらの座席でした。この号車には5名ほど乗車しており、全体としてこの列車の利用率は低いようなので、かなり余裕がありました。

ノンカーイ駅で入国

電車は程なくして、タイ側の国境駅ノンカーイ駅に到着しました。こちらではタイ入国の手続きが必要となるので、到着したホーム上にある入国審査ブースに向かいます。

駅のホームで入国審査を受けるのは不思議な感覚ですが、案内標識にもしっかりと「Immigration」の表記があります。

高速鉄道が発達する中、この列車がいつまでもたもつとは限らないので、興味のある方は早めの乗車をおすすめします。

1時間遅れでウドンタニに到着

定刻より約1時間遅れで列車はタイ東北部の主要都市ウドンタニ駅に到着しました。

ヴィエンチャン=ウドンタニ間は国境バスがあり、国境バスの方が安く早いため、このルートを利用する方は少ないかもしれません。

ただ、鉄道での国境越えというなかなか体験できない移動手段を、過去に日本を走っていた列車で経験できたことは非常に満足度が高かったです。

列車の旅も楽しいので試して欲しい!

今回はラオス首都ヴィエンチャンからタイ側国境の街ノンカーイ駅まで、日本で活躍していたブルートレイン車両に乗車した約2時間の旅をご紹介。

国境を鉄道で渡るという人生初の体験は非常に良い体験となりました!

今後ダイヤ改正等によって、この列車は廃止となってしまうかもしれませんので、興味のある方は早めのご渡航をおススメします。

タイからラオス国境ノンカーイ駅への夜行列車情報は下記「あわせて読みたい」をご参照ください。

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