【ラトビア旅行】リガの公共交通機関 完全ガイド|バス・トラム・鉄道の乗り方・料金・注意点まとめ

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バルト三国の中心都市・ラトビアの首都リガでは、公共交通機関が非常に発達しており、旅行者にとっても移動しやすい環境が整っています。

市内の移動から郊外・他都市へのアクセスまで、この記事ではバス・トラム・トロリーバス・鉄道の利用方法やチケット購入方法、注意点を詳しく解説します。

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リガの公共交通機関の種類と特徴

リガの市内交通は、主に以下の4種類があります。

  • バス(Bus)
  • トラム(Tram)
  • トロリーバス(Trolleybus)
  • ミニバス(Minibus)

どの交通機関もリガ交通公社(Rīgas Satiksme)によって運営されており、共通チケットで利用できます。

運行時間はおおむね朝5時頃〜深夜0時前後まで。週末には一部路線で夜行バス(Night Bus)も運行しており、夜間移動にも対応しています。

主要ルートと観光に便利な路線

ラトビアを観光する際に主要なルートと観光に役立つ路線をご紹介いたします。

22番バス(リガ国際空港 ⇄ 市街地)

空港から市内中心部までを結ぶ人気路線。

  • 所要時間:約30分
  • 運行間隔:10〜30分
  • 料金:通常の市内バスと同額

空港から旧市街までは、「Autoosta」または「11. novembra krastmala」停留所で下車すると便利です。

11番トラム(旧市街 ⇄ メジャパーク地区)

地元でも人気の観光路線。

  • 所要時間:約30分
  • 特徴:夏季限定でレトロ・トラムも運行
  • 目的地:自然豊かなメジャパーク周辺へアクセス可能

1番バス(市街地 ⇄ 民族野外博物館)

  • 所要時間:約35分
  • 見どころ:森に囲まれた民族野外博物館(Ethnographic Open-Air Museum)へのアクセスに最適

チケットの種類と購入方法

リガの公共交通機関はすべて共通チケット制。購入・刻印のルールを守らないと罰金になるので注意が必要です。

チケットの購入方法

  • キオスクや券売機(Narvesenなどの売店)
  • Rīgas Satiksme公式アプリ(e-talons)
  • 車内で運転手から直接購入(割高)

チケット料金(2025年時点)

種類価格有効内容
1回券€1.151乗車ごとに有効
2回券€2.302回分
5回券€5.755回分
10回券€10.9010回分
24時間券€5.00時間内無制限乗車
3日券€10.00時間内無制限乗車
5日券€15.00時間内無制限乗車
グループ券(2人2回)€4.60同行者向け割引券
グループ券(3人2回)€6.90同行者向け割引券

乗車時に必ず車内の機械でチケットを刻印(バリデーション)しましょう。未刻印で乗車した場合、無賃乗車扱いとなり罰金最大€60が科せられることがあります。検札員は私服の場合もあります。

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バス(市内・郊外・長距離)

バスはリガ市内はもちろん、ラトビア全土へのアクセスに欠かせない交通手段です。
時刻表や運賃は各バス停の掲示板または公式ウェブサイトで確認可能です。

チケット購入場所

  • 各バス停のチケット売り場(6:00〜22:00)
  • 運転手から直接購入(当日可、ただし満席リスクあり)
  • リガ国際バスステーションでは24時間購入可能

チケットには出発時間・座席番号・経路が記載されます。
印刷またはスマホ画面で提示可能です。

主な路線と所要時間目安

路線所要時間
リガ ⇄ ダウガウピルス約3〜4時間
リガ ⇄ ヴェンツピルス約3〜4時間
リガ ⇄ リエパーヤ約3〜6時間
リガ ⇄ ツェーシス約1.5〜2時間

サービスと設備

  • 長距離バスにはWi-Fi・トイレ・休憩ポイントあり
  • ペット・大型荷物は追加料金(要事前申告)
  • リガ市内ではバリアフリー対応バスあり(36時間前までに予約可能)

鉄道(リガ中心発着)

ラトビア鉄道(Latvijas Dzelzceļš)は、リガから主要都市を結ぶ鉄道路線を運行しています。都市間移動に便利で、車窓からのバルトの風景も魅力的です。

主な路線

  • リガ ⇄ トゥクムス
  • リガ ⇄ リエパーヤ
  • リガ ⇄ ダウガウピルス
  • リガ ⇄ グルベネ
  • リガ ⇄ ワルガ
  • リガ ⇄ スクルテ

チケット購入方法

  • 各駅のチケット売り場
  • 売り場が閉まっている場合は車内販売(現金のみ)

コンフォート車両サービス
一部の路線(リガ〜ダウガウピルス、リガ〜レーゼクネなど)には快適なコンフォート車両があり、Wi-Fi・雑誌・ドリンク販売・テーブル付き座席を利用できます。

公共交通機関利用時の注意点

  • 混雑時のスリ・置き引きに注意(特に旧市街・中央市場周辺)
  • 荷物は常に体の前に持ち、スマートフォンや財布は外ポケットに入れない
  • 検札員が私服で乗車してくる場合もあるため、刻印済みチケットは常に携帯
  • 夜間は人通りの少ないバス停を避け、主要通りの停留所を利用

ラトビア旅行で公共交通機関を使おう

リガの公共交通機関は、観光客にも使いやすく整備されたシステムです。

チケットの購入・刻印ルールさえ覚えておけば、空港から旧市街、郊外観光までスムーズに移動できます。

効率よく回りたい方は、24時間券や3日券を活用するのがおすすめです。

旅の前に「Rīgas Satiksme」公式サイトやアプリでルートを確認し、快適にリガ観光を楽しみましょう!

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