ヨーロッパのアルプス山脈に抱かれた小国 リヒテンシュタイン。
治安の良さで知られ、観光客にも穏やかな時間を約束してくれます。しかし、どんなに平和な国でも旅行中は少しの注意が必要。
この記事では、現地の雰囲気や旅人の体験談を交えながら、夜間の治安、注意すべきエリア、よくある犯罪、防犯ポイントをわかりやすく紹介します。
\リヒテンシュタイン旅行にeSIM /
観光客が注意すべきエリア

リヒテンシュタイン全体は安全ですが、旅行者が集まる場所では油断禁物。
ここからは、特に注意したいスポットをご紹介します。
ファドゥーツ中央駅周辺(夜間)
昼は落ち着いた雰囲気ですが、夜になると駅前広場や公園で酔った若者が集まることも。一部では薬物取引の情報もあり、観光庁も注意を促しています。
対策
- 夜は人通りの多い通りを選ぶ
- 貴重品はバッグの内側へ
- 早めの帰宅・タクシー利用が安心
夜のリヒテンシュタインはどんな雰囲気?

華やかなライトアップの街並みと静かな山の景色が溶け合う、落ち着いた夜がリヒテンシュタインの魅力。
基本的には安心して散策できますが、週末を中心に若者が集まり、酔ったグループが増えることがあります。
- 遅い時間の一人歩きは控えめに
- 女性はタクシーや仲間との移動がおすすめ
- 夜の公共交通は本数が少ないので、帰りの時間は必ず確認
平和な国でも、旅先では「慎重さ」を少しだけ持つことが心地よい安心につながります。
リヒテンシュタインで実際に起こりがちな犯罪
リヒテンシュタインを旅行する観光客が気を付けるべきポイントをご紹介いたします。
スリ・置き引き

リヒテンシュタインでも貴重品の管理は重要です。スリ・置き引きは以下のような場所で発生する傾向があります。
- バス・電車内
- 駅周辺
- カフェやレストラン
対策のコツ
- 財布は後ろポケットに入れない
- バッグは身体の前に
- 人混みではチャックを必ず閉める
クレジットカード詐欺

隣国スイスで観光客を狙う手口が報告されており、リヒテンシュタインでも注意が必要。
一瞬の隙でカードをすり替えられた例もあります。
以下のような声掛けに注意
「カードを預けてくれませんか?」
「ちょっと見せてほしい」
上記のように声をかけてきてすり替えられるので、絶対に渡さないことが鉄則!
安心して旅を楽しむための防犯ガイド

リヒテンシュタインを安心して楽しむためには以下のような点に注意しましょう。
1. 貴重品は“見えない場所”に保管
・現金は必要分だけ
・パスポートはホテルのセーフティーボックスへ
・外出時はチャック付きバッグが安心
2. 夜間はできるだけ「複数人」で
・静かな道は、想像以上に人がいません。
・観光客の一人歩きは控えめに。
3. 公共交通機関では手荷物を常に目の前に
・網棚に荷物を置きっぱなしにしない
・リュックは前がけにする
4. 不審な声掛けはすべて無視でOK
親しげに話しかけられても、金銭・カード・荷物の話題が出たら要警戒。
知らない人が話しかけてきた場合は貴重品の管理に注意。
基本は安心。少しの注意でさらに快適な旅へ

リヒテンシュタインはヨーロッパでもトップクラスの安全国。ただし観光地特有のリスクはゼロではありません。
特に「夜の移動に気を付ける」「公式トレイルを歩く」「貴重品を徹底管理する」この3つを守れば、アルプスの小国で穏やかで心地よい旅行を楽しむことができます。
リヒテンシュタイン旅行で被害に遭ったら

リヒテンシュタイン旅行中、どんなに注意を払っていても、犯罪の被害に遭ってしまう可能性はゼロではありません。
万が一の事態に冷静に対応するために、事前に必要な情報を把握しておきましょう。以下では、被害に遭った際に役立つ連絡先や対応手順を詳しくご紹介します。
リヒテンシュタイン 緊急連絡先一覧
| サービス内容 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察 | 117 |
| 消防 | 118 |
| 救急(医療) | 144 |
| 欧州共通 緊急番号(全サービス共通) | 112 |
リヒテンシュタイン には日本大使館はない
リヒテンシュタインには日本の大使館は設置されておらず、在スイス日本国大使館(スイス・ベルン所在)がリヒテンシュタインを兼轄 しています。
そのため、リヒテンシュタイン 滞在中にトラブルに遭った場合は在フランス日本国大使館が基本的な相談窓口となります。
在スイス日本国大使館
- 住所:Engestrasse 53, 3012 Bern, スイス
- 電話(代表):+41313002222
パスポートの盗難に関しては、再発行の際に証明写真や帰国のための渡航書の発給手数料が必要です。現地でトラブルがあった場合には気を付けましょう。
トラブル時の旅行保険の活用
旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。
▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書
その他の対応策
地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。
クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。
人気記事TOP.5|TRAVeeeNET
\ リヒテンシュタイン旅行にeSIM /


