モルディブといえば、透き通る海に浮かぶ水上ヴィラを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、実はモルディブにはその美しいリゾートアイランドだけでなく、政治・経済・文化の中心地である首都「マレ(Malé)」にも訪れる価値のある観光スポットが点在しています。
本記事では、モルディブ旅行中に立ち寄りたいマレ島のおすすめ観光地を5つ厳選し、詳しくご紹介します。
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モルディブの基本情報

- 正式名称:モルディブ共和国(Republic of Maldives)
- 首都:マレ(Malé)
- 人口:約50万人
- 宗教:イスラム教(国教)
- 通貨:モルディブ・ルフィア(MVR)
- 言語:ディベヒ語(公用語)、英語も広く通じる
モルディブはインド洋に浮かぶ約1,200の島々からなる島国で、美しい海とラグジュアリーなリゾートで世界中の観光客を魅了しています。
多くの観光客は空港からスピードボートや水上飛行機でリゾートに直行しますが、時間があれば首都マレ島の観光もぜひ組み込んでみてください。
モルディブ首都マレ島のおすすめ観光スポット5選
では早速モルディブの首都マレ島旅行で行ってほしい観光スポットを5つご紹介いたします。
国立博物館(National Museum)

モルディブの歴史や文化を知るには欠かせない観光地。かつてのスルタン宮殿の一部を利用しており、仏教時代からイスラム国家への変遷、伝統的な装飾品や衣装、古代の書物などが展示されています。モルディブの深い歴史的背景を学ぶことができます。
- 所在地:Sultan Park内
- 営業時間:10時00分~16時00分(金・土は休館)
- 公式インスタグラム
大統領官邸(マリアージェ / Mulee’aage)

コロニアル様式の建築が美しいモルディブ大統領の公邸。外観の見学のみとなりますが、真っ白な壁に青い屋根のコントラストが映え、写真スポットとしても人気。1920年に建設された歴史的建造物です。
- 所在地:Husnuheena Magu 通り沿い
- 営業時間:8時00分~14時00分(金・土は休館)
マレ・フライデーモスク(Malé Friday Mosque)

1656年に建てられたマレ最古のモスク。サンゴ石で造られたユニークな構造と、精巧な木彫りや書道が見どころ。世界遺産登録も検討されている貴重なイスラム建築のひとつです。
- 注意:中に入る際はムスリム以外は許可が必要で、服装に注意(長袖・長ズボン)
イスラミック・センター(Islamic Centre)

マレ島を象徴する巨大な金色ドームの建築物。敷地内にはモルディブ最大のモスク「グランド・フライデー・モスク」もあり、祈りの時間には多くの地元民が訪れます。建物内の装飾も美しく、文化的な価値が高い観光地。
- 入場無料。ただし礼拝時間の見学は制限あり。
スルタン・パーク(Sultan Park)

かつて王宮の庭園だった公園で、現在は市民の憩いの場として整備されています。花や木々が豊かに配置された静かな空間で、博物館見学後の休憩にも最適。リゾートとは異なるモルディブの日常を垣間見られます。
- 所在地:国立博物館の隣
モルディブ旅行にマレ観光を加えるメリット
モルディブのリゾートは非日常の楽園ですが、マレ島を訪れることで現地の人々の暮らしや文化、宗教的背景に触れることができます。
今回ご紹介している5カ所はかなり近いので滞在中に数時間〜半日でも観光に充てるだけで笑る事が出来ます。
リゾートとはまた違った現地の方の暮らしが見たいという方に特にススメです!
モルディブのローカル島を楽しもう!
「モルディブ」と聞くと、ラグジュアリーな水上ヴィラが並ぶリゾート島をイメージする方も多いでしょう。
しかし、実はローカル島(現地の人が暮らす島)にも、息をのむほど美しい海や、モルディブらしいのどかな雰囲気を楽しめるスポットがたくさんありますのでオススメの島を3つご紹介いたします。
観光客でにぎわう人気の島「マーフシ島(Maafushi)」

モルディブのローカル島の中で最も有名といっても過言ではないのがマーフシ島。バックパッカーや個人旅行者に人気で、ゲストハウスやツアー会社が多数存在しています。
- 特徴:リーズナブルな宿泊施設が豊富、英語が通じやすい
- おすすめポイント:ハウスリーフでのスノーケリング、ビーチパーティー、アイランドホッピングツアー
- こんな人におすすめ:アクティブに観光したい人、友達同士や一人旅の旅行者
人工的に作られた新しい街「フルマーレ島(Hulhumale)」

フルマーレ島は、マレ国際空港から車で10分ほどという好立地にあり、近年開発された人工島です。リゾート感のあるビーチも整備されており、海を眺めながらのんびりと過ごすことができます。
- 特徴:モダンな建物と整備された道路、カフェやレストランも充実
- おすすめポイント:サンセットビーチや公共ビーチでの水遊び、ローカルグルメ巡り
- こんな人におすすめ:短期滞在や空港周辺に泊まりたい方、静かに過ごしたい人
のどかでローカル感たっぷり「ヴィリンギリ島(Villingili)」

マレからフェリーで約10分の距離にあるヴィリンギリ島は、車の乗り入れがほとんどなく、ゆったりとした時間が流れるローカルアイランド。緑に囲まれた静かな環境が魅力です。
- 特徴:島内は徒歩または自転車移動が基本
- おすすめポイント:ピクニックビーチ、地元の人とのふれあい
- こんな人におすすめ:観光客が少ない島でのんびりしたい方、地元の生活を感じたい人
ローカルな雰囲気を味わうリアルなモルディブ体験
高級リゾート島だけがモルディブではありません。ご紹介した観光地やローカル島には、手頃な価格で自然の美しさとモルディブ人の温かいホスピタリティを体感できる魅力が詰まっています。
特に、初めてモルディブを訪れる方や、予算を抑えながらも充実した旅をしたい方にはおすすめです。
美しいビーチ、現地グルメ、イルカとの出会い、水中レストランなど、あなた好みの体験を探して、モルディブの魅力を存分に味わってください。
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