ミ・テレフェリコ(Mi Teleférico)はラパス市内と高地エル・アルトを結ぶ世界最長規模の都市型ロープウェイ。
渋滞の多い道路を避け、安くて速く移動できるだけでなく、空からアンデスの山々や街並みを一望できるため観光スポットとしても人気です。
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料金システム

ミ・テレフェリコ(Mi Teleférico)の乗り方はかなりシンプルです。
- 1回乗車:3ボリビアーノ(約60円)
- 乗り継ぎ(別路線):追加で2ボリビアーノ
ICカード(タルヘタ/Tarjeta)を購入すると、チャージして繰り返し利用可能。短期旅行者は現金でも乗車OKです。
乗り方ガイド

ミ・テレフェリコ(Mi Teleférico)は観光客でも簡単に利用できます。
1.駅に到着
駅は各路線ごとにカラフルなデザインで、赤・黄・緑・青など色分けされていて分かりやすい。
2.チケット購入 or カード利用
券売機または窓口で切符を購入。ICカードを持っていれば改札でタッチするだけ。
3.改札を通過
切符の場合は改札口に投入。ICカードはタッチ。
4.ゴンドラに乗車
6〜10人乗りのゴンドラが常に循環しているので、待ち時間はほとんどなし。
5.下車時
駅に到着したら自動的に降りるだけ。乗り継ぎの場合は案内表示に従って次の路線へ。
運行時間
朝5:00〜22:00頃まで(路線により若干異なる)
通勤・通学にも利用されるため、朝夕のラッシュ時は混雑あり。
観光におすすめのミ・テレフェリコ路線
ラパスの街を空から楽しむなら、どの路線に乗るかで見える景色が大きく変わります。ここでは特に旅行者に人気の3路線を紹介します。
赤線(Línea Roja)

- 区間:ラパス中心部(Estación Central)〜エル・アルト
- 所要時間:約10分
- 見どころ
- ラパスの谷間の街並みから、標高4,000m超のエル・アルトまで一気に駆け上がるスリル満点のルート。
- ゴンドラが上がるにつれて、カラフルな家々が斜面に広がるラパスの風景と、その奥にそびえる雪山イリマニ(Illimani)が見えてきます。
- 高度差が大きいため、街全体がジオラマのように見えるのも魅力。
 
おすすめポイント
初めて乗るなら赤線がベスト。ラパスの地形と街の全貌をつかむのに最適です。
青線(Línea Azul)

- 区間:エル・アルト市内を横断
- 所要時間:約20分(全線乗車の場合)
- 見どころ
- エル・アルトの広大な台地を真っ直ぐに走る路線。
- 赤茶色の家々が延々と続き、ラパスとは違う“高地都市”ならではの風景を楽しめます。
- 晴れた日には、アンデスの山々を遠くまで一望でき、開放感抜群。
 
おすすめポイント
地元の人々の暮らしが垣間見える路線。観光客が少なく、ローカルな空気を感じたい人におすすめ。
黄線(Línea Amarilla)

- 区間:ラパス南部(Sopocachi地区)〜エル・アルト
- 所要時間:約13分
- 見どころ
- ラパスの谷底から高台へと一気に上昇するダイナミックな路線。
- ゴンドラの下には、急斜面にへばりつくように建つ家々と、谷間を縫う道路が広がります。
- 高度が増すにつれて、イリマニの山がより壮大に姿を現し、まさに絶景ポイント。
 
おすすめポイント
写真撮影に最適。特に夕方はオレンジ色に染まる街並みと雪山が映え、幻想的な景色が広がります。
ミ・テレフェリコのICカード(タルヘタ/Tarjeta)

「タルヘタ(Tarjeta)」は、ミ・テレフェリコ専用のICカード。
日本のSuicaやPasmoのように、あらかじめチャージしておけば、複数回の乗車をスムーズに利用できます。
短期旅行者は切符でも十分ですが、路線を乗り継いで観光する人や滞在が数日以上の人には便利です。
購入方法と料金
- カード発行代金:約15〜20ボリビアーノ(約300円〜400円)
- チャージ金額:必要に応じて窓口または券売機で現金チャージ可能
- 購入場所:各駅の窓口
使い方の流れ
- 駅の窓口でカードを購入し、初回チャージ。
- 改札で カードをタッチ → 残高から自動的に運賃が差し引かれる。
- 乗り継ぎの際もカード利用なら自動で割引が適用。
- 必要に応じて再チャージして繰り返し利用可能。
メリット
- 毎回チケットを買う手間がない
- 路線をまたぐときに自動で割引が適用される
- 観光で複数の路線を楽しむならコスパが良い
- 記念に持ち帰る旅行者も多い
現金払いと違い、カード代金自体は返却不可不要になっても払い戻しはできない(使い切りがおすすめ)。紛失すると残高は戻らないので要注意!
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