モンゴル旅行にいく際に気になるのが現地の通貨ではないでしょうか?
現地通貨「トゥグリク(MNT)」の両替方法や、日本円・米ドルが使える場所、ATMでの引き出し方や利用時の注意点、さらに両替のベストなタイミングなど、旅行前に知っておきたいお金事情をわかりやすくまとめました。
空港・市内の両替所の違いや、クレジットカードが使えるお店の傾向も解説。両替で損をしないために、事前準備で安心・快適な旅を!
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モンゴルでの両替方法と場所

モンゴルの公式通貨はトゥグリク(Tugrik / MNT)です。当然ですが、日本円はモンゴルでそのまま使えないのでモンゴルを旅行する際には、しっかりとトゥグリク(Tugrik / MNT)を準備しておきましょう。
日本でモンゴル通貨(トゥグリク)を準備する方法
日本では一部の外貨両替所で両替可能

日本国内では、主要空港(成田・羽田・関空など)や大手の外貨両替専門店(トラベレックスなど)でトゥグリクを扱っていることがありますが、在庫が少なく、レートが不利なことが多いです。
✅ メリット:出発前に通貨を手元に用意できて安心
❌ デメリット:為替レートが悪く、手数料が高い場合あり
要事前確認:両替所によっては「取り寄せ対応」になるため、出発の1週間以上前に確認・予約が必要です。
日本国内で日本円をモンゴルの通貨に両替出来る場所はそこまで多くないので、基本的には現地での両替がメインになります。ただし、両替所は営業時間が決まっているので到着時間と営業時間を確認しましょう。
現地空港での両替・ATMキャッシング

チンギス・ハーン国際空港には銀行やATMがありますが、空港の銀行窓口は日中のみ営業しているため、到着時間が日中より遅い時間は利用できないこともあるので注意!
その場合は空港内のATMでクレジットカードによるキャッシングが便利です。ただし、キャッシングには金利が発生するため注意。カード会社によっては10日後からオンライン返済が可能です。
ATMにカードが吸い込まれるリスク
海外のATMは利用終了後にカードが刺さったままだと安全のためにカードを機会に吸い込まれるまでの時間が短い時が多くあるので、利用が終了したらまずはカードを財布にしまいましょう。
ランバートル市内での両替方法

次に空港から街中に移動してきてからの両替方法をご紹介いたします。
銀行での両替
ウランバートルの市内には多数の銀行(BANK)があり、外国通貨の両替が可能です。ただし、混雑時は1時間以上待つこともあります。両替にはパスポートの提示が必須なので、必ず持参しましょう。
私営の両替所(おすすめ)
銀行よりも【レートが良い】ことが多く、旅行者にはこちらがおすすめです。両替所が複数並んでおり、店頭に最新レートが掲示されています。
・「JPY(日本円)」の「АВАХ(買取)」の数値が一番高い店舗を選ぶのがコツ。
・金額を見せると、店員が計算結果を電卓で示してくれます。
・両替後はその場で金額を必ず確認しましょう。不足紙幣を渡されるトラブル防止のためです。
道端の「闇両替商」には要注意!
両替所前にはお金を持った女性が声をかけてくることもありますが、「警察だ!」と叫んでお金をもったまま逃げる詐欺事例も報告されているので注意。
ウランバートルの両替通りとは?
ウランバートル市内中心部にある、複数の私営両替所が並んでいる通りです。正式名称はありませんが、旅行者や在住者の間では「両替通り」「エクスチェンジストリート」などと呼ばれています。
ここでは、日本円(JPY)やアメリカドル(USD)、ユーロ(EUR)、中国元(CNY)などを取り扱っている両替所がかなり多くあります。
両替通りの場所・アクセス

以下の場所に両替所が集まっています。
📍 Peace Avenue(ピース通り)沿いのナラントゥール市場近く
📍 または「State Department Store(国営百貨店 / Их дэлгүүр)」周辺
Googleマップなどでは「Currency Exchange」または「Обмен Валют」と検索すると表示されることが多いです。
両替手順(初心者でも安心)
1.店に入る
2.両替したい金額を見せる(日本円など)
3.店員が電卓で金額を提示してくれる
4.OKなら両替を実施
5.受け取ったトゥグリクをその場で必ず数える
注意点・トラブル防止のポイント
両替後のお金はその場で数える(お釣りが少ないことがある)。財布にしまう時は両替所の外ではなく中で行うようにしましょう。
両替所前に立っている個人の両替商(おばさんなど)には注意しましょう!
両替通りのおすすめの時間帯
両替所は朝10時〜18時頃が営業時間です。
夜は閉まっていることが多く、安全面からも日中の利用がベストです。
営業時間外の両替に関しては、ホテルのフロントなどに相談してみるのが良いでしょう。
モンゴルでのクレジットカード事情

モンゴル旅行を計画している方にとって、現地でのクレジットカード利用状況は気になるポイントの一つ。モンゴルではクレジットカードの利用が少しずつ広がってきていますが、日本や欧米諸国と比べると、まだまだ現金社会が主流です。
利用できる国際ブランド
モンゴルで使える主な国際ブランドは以下の通りです:
- ✅ VISA
- ✅ Mastercard
JCB、American Express は一部高級ホテルや店舗を除き、利用できない場所が多いため注意が必要です。
クレジットカードが使える主な場所(特にウランバートル市内)
- 中級~高級ホテル
- 外国人向けレストランやカフェ
- 大型スーパーやショッピングモール(State Department Storeなど)
- 一部のお土産屋や観光地の施設
ウランバートルでは、都市部を中心にキャッシュレス対応が進んでいますが、場所によっては使えない事も多いので現金もしっかり準備しましょう!
クレジットカードが使いづらい場所
- 地方の村やゲル地域
- ローカル市場(例:ナラントール市場、バヤンズルフ市場)
- タクシー(※アプリ「UBCab」の一部はキャッシュレス対応)
- 屋台、露店、個人商店など
これらの場所ではトゥグリク(MNT)による現金払いが基本です。あらかじめある程度の現金を用意しておくと安心です。
利用時の注意点
暗証番号(PIN)の入力が必要なケースが多いです。タッチ決済(非接触型)が可能な場所では優先的に使いましょう。カードを店員に渡すのではなく、目の前で決済してもらうのが安全です。
海外利用手数料(2~3%程度)がかかるカードもあるため、事前にカード会社で確認を。
スキミング被害は報告例は少ないものの、海外では常に注意が必要。カードの管理には気を配りましょう。
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