北アフリカの人気の旅行先のモロッコ。ベルベル文化、アラブ文化、そしてヨーロッパ文化が混ざり合うエキゾチックな魅力があり、「青い街」シャウエンなどSNS映えする観光地でも注目されています。
今回は、そんなモロッコ旅行をより安心・お得に楽しむために、日本円からモロッコの通貨「ディルハム(MAD)」へのおすすめの両替方法と注意点を徹底ガイドします!
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モロッコの通貨「ディルハム(MAD)」の基本情報
モロッコで使用されている通貨は「モロッコ・ディルハム(MAD)」。1ディルハム=100サンチームという補助単位があります。
▶ 紙幣
10 / 20 / 50 / 100 / 200ディルハム
▶ 硬貨
サンチーム:1 / 5 / 10 / 20
ディルハム:1/2 / 1 / 2 / 5 / 10
※旅行中に細かいお釣りが必要になる場面が多いため、小額紙幣やコインを多めに持っておくのがおすすめです。
現地で日本円の両替は可能?
モロッコではユーロや米ドルの方が流通性が高いため、日本円の両替ができるのは基本的に大都市のみです。地方や田舎に行く予定がある人は、日本円の他にユーロやドルも用意しておくと安心です。
モロッコ旅行|両替はどこでするのが一番お得?

モロッコでは、旅行者向けに両替ができる場所がいくつかありますが、最もお得に両替できるのは、現地の都市部にある小規模な両替所(Bureau de Change)です。
これらは観光エリアや中心街に多数あり、銀行や空港に比べて為替レートが良く、手数料も割安なのが特徴です。
両替のコツ
・日本ではほとんど両替しない
日本国内での両替はレートが悪く、損をする可能性が高いため、渡航前に1〜2日分の少額だけ(例:1万円程度)に抑えておきましょう。
・現地到着後に町中で両替
現地の都市(カサブランカ、マラケシュ、フェズなど)に着いたら、町中の両替所をいくつか巡って、レートを比較してから両替するのが賢い方法です。
▶ 両替レートの良し悪しランキング(良い順)
両替場所 | 特徴・備考 |
---|---|
町の両替所(Exchange / Change) | 最もレートが良く、手数料が安い。現金払い限定が多い。 |
銀行(Banque Populaire、BMCEなど) | レートはまずまず。安全性が高く、レシートも発行される。 |
空港の両替所 | 利便性は高いが、レートが悪く、手数料も割高。 |
町の両替所の見つけ方と利用方法

看板に「Exchange」「Change」「Bureau de Change」などと書かれており、外観には各国の国旗が掲示されていることも多く、目印に探してみると良いでしょう。
両替レートは通常、店舗の外壁や窓ガラスに表示されているので、両替前に必ず確認しましょう。レートは複数の店舗で比較することが重要です。
現地で両替するためのポイント
両替時にはパスポートの提示が求められることが基本なので持っていきましょう。
両替時にはトラブルの可能性を考えて、レシート(控え)を必ず受け取り、両替後はその場で金額を確認してください。
人通りの多い場所・観光地のそばの店舗の方がトラブルが少ないのでマップなどで探してみましょう。
その他の両替に関するヒント
クレジットカードのキャッシングも選択肢
都市部ではATMが多数設置されており、VISAやMastercardに対応。レートは比較的良好だが、引き出し手数料や利息の有無を事前に確認すること。
高額紙幣(200ディルハム以上)は使いづらい場面も
特にスーク(市場)や小さな商店では釣り銭不足になることも。両替時に小額紙幣も交えてもらうように頼むと便利。
再両替には制限がある
未使用のディルハムを帰国前に再び外貨に戻したい場合、両替時のレシートが必要になるので、必ず保管しておくこと。
賢く両替してモロッコ旅行をもっと快適に!
渡航前は必要最小限のみ両替、本格的な両替は現地でおこないましょう。レートの比較は必須! 少しの違いでも大きな差になります。安全・正確な両替のために、信頼できる店舗を選んで両替を。
クレジットカードの利用について

モロッコでは都市部や大型施設ではクレジットカードが使えますが、個人商店や市場では現金が主流です。使える場所は増えていますがメインの支払い手段として使うのは厳しいかもしれません。
クレジットカード利用のポイント
・大型スーパーやショッピングモール → 使用可
・スーク(市場)やタクシー → 現金必須
旅行中はクレジットカードと現金の併用が基本。
また、現地での現金調達には、ATMでの海外キャッシングが便利です。為替手数料も比較的安く、街中のキャッシング可能なATMは都市部に多数あります。
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