オーストラリアの文化都市「メルボルン(Melbourne)」を旅するなら、公共交通機関の使い方を事前にしっかり押さえておくことが大切です。特に日本とは違う交通ルールやICカード「Myki(マイキ)」の使い方に戸惑う旅行者も少なくありません。
この記事では、旅行者目線でメルボルンの交通事情とMykiカードの基本をわかりやすく解説!
これを読めば、街の移動もスムーズに、メルボルンをもっと自由に楽しめます。
\ オーストラリア旅行の通信はeSIM /
メルボルンの主な交通機関

メルボルンの公共交通は、以下の3つが主役です。
- 🚆 電車(Train):郊外への移動に便利
- 🚋 トラム(Tram):市内移動の定番!観光にも◎
- 🚌 バス(Bus):細かいエリアまで網羅
公共交通はすべて、「ゾーン制」で料金が決まります。
ゾーンの区分
- Zone 1:メルボルン市内中心部と周辺エリア(観光地の大半がここ)
- Zone 2:市街地の外側(郊外の住宅街など)
Mykiカード利用時の乗り降りのルール早見表
交通機関 | 乗車時(Touch On) | 下車時(Touch Off) |
---|---|---|
電車 | ✅ 必要 | ✅ 必要 |
バス | ✅ 必要 | ✅ 必要 |
トラム | ✅ 必要(Zone1内は無料) | ❌ 原則不要 |
旅行者が知っておくべき交通事情

メルボルン旅行に行く観光客の方は交通事情のポイントを知っておきましょう。
・時間通りに来ないことがある。
遅延や運休、急なメンテナンスが日常的に発生します。日本のように正確ではないので、移動前には必ずアプリで時刻確認を!Googleマップでも時間が出てくるので、バス停などの情報をチェックしてみましょう。
・アナウンスは控えめ
降車案内はシンプルまたは無音のことも。あらかじめ目的地を確認し、現在地をGoogleマップなどで確認して、降りるタイミングを逃さないよう注意しましょう。
Myki(マイキ)カードとは?

メルボルンの交通機関で使えるICカード。SuicaやICOCAのようにチャージして使うタイプです。
購入できる場所
- メルボルン空港(到着ロビー)
- セブンイレブンなどのコンビニ
- 駅構内の券売機
- 「Myki」マークのある売店
チャージ方法
- 駅券売機(現金・クレジットカード対応)
- コンビニや売店のレジ
- オンラインチャージ(アプリ/公式サイト)
駅の券売機やコンビニでチャージ出来ますが、以下の公式アプリ等でチャージする事も出来ます。
Mykiカードの種類と料金(旅行者向け)
カード種別 | 対象 | 発行手数料(目安) |
---|---|---|
正規運賃カード | 一般旅行者 | 約596円(A$10) |
学生・子どもカード | 17歳以下など | 約298円(A$5) |
語学留学など短期滞在の留学生は基本的に通常の正規カード扱いになります(学割対象外)。
料金の目安(Myki Money利用時)
チケット種別 | 利用ゾーン | 大人 | 子ども・学生 |
---|---|---|---|
2時間券 | Zone1+2 | 約397円(A$6.70) | 約199円(A$3.35) |
1日券 | Zone1+2 | 約795円(A$13.40) | 約397円(A$6.70) |
週末割引 | 全ゾーン | 約596円(A$10.60) | 約298円(A$5.30) |
※時間内であれば、電車・バス・トラムすべて乗り放題!
トラムの特別ルールと「無料ゾーン」

シティ中心部には「無料トラムゾーン」あり!
- フリートラムゾーンではMykiをタッチせずに乗ってOK
- 観光スポットが集中するエリアをカバーしており、観光に非常に便利!
無料ゾーンの範囲は現地のマップやアプリで事前にチェックしておきましょう。
有料区間では乗車時のみタッチ(Touch On)すればOK。原則下車時はタッチ不要です。
Mykiカードを使いこなしてメルボルンを快適に旅しよう!

メルボルンは、トラムや電車が発達していて、車がなくても観光しやすい都市です。
Mykiカードを1枚持っていれば、交通機関はすべてカバーできるので、旅行者には必須のアイテム!
時間にルーズな部分もありますが、それすらも楽しむ心の余裕があれば、メルボルン旅行はもっと魅力的になります。
\ オーストラリア旅行の通信はeSIM /