オマーン旅行】両替は日本?それとも現地?ベストな方法とおすすめの両替術を徹底解説

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オマーン旅行を計画するときに欠かせないのが「現地通貨の準備」です。市場での買い物やタクシー利用、小規模なレストランなどでは現金が必要になるため、両替方法を事前に理解しておくことが快適な旅行の鍵になります。

今回は、オマーンの通貨事情から、日本や現地での両替方法、そして旅行者が押さえておくべき実践的な両替ポイントまで詳しくご紹介します。

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オマーンの通貨の基本情報

まずはオマーンの通貨の基本情報をチェックしておきましょう。

  • 通貨名:オマーン・リアル(Omani Rial, OMR)
  • 補助単位:1 OMR = 1,000 バイサ(Baisa)
  • 為替レート:オマーン・リアルは米ドル(USD)に固定レートで連動。
    • 1 OMR ≒ 2.60 USD(おおよそ1 OMR = 400円前後)
      ※最新レートは出発前に必ずチェックしましょう。
  • 流通する紙幣と硬貨
    • 紙幣:1 / 5 / 10 / 20 / 50 OMR
    • 硬貨:5 / 10 / 25 / 50 / 100 バイサ

特に1リアル紙幣や小額のバイサ硬貨は、タクシーや市場、屋台などで重宝します。大きな額の紙幣しか持っていないと断られる場合もあるため、細かいお金を用意しておくのが安心です。

オマーンでの支払い事情

オマーンでの支払いの際の現金とクレジットカードの取り扱いに関して簡単にご紹介します。

  • 現金が主流
    タクシー、市場、ローカルレストランなどでは現金払いが一般的。特に地方に行くとカードが使えない場所も多いです。
  • クレジットカードの利用
    高級ホテル、大型ショッピングモール、一部レストランではVISAやMastercardが利用可能。とはいえ、カード払いができない場面も多いので、現金と併用するのがおすすめです。

ATMの活用
マスカットやサラーラなど主要都市にはATMが豊富にあり、国際ブランドのカードでOMRを引き出せます。ただし、銀行手数料+海外ATM手数料がかかるため、少額を何度も引き出すのは割高になりがちです。

日本での両替方法

日本国内ではオマーン・リアルを取り扱う銀行・両替所は非常に限られています。

空港の両替所でも基本的には取り扱いがなく、現地通貨を事前に準備するのは困難です。

米ドル(USD)を準備

オマーンでは米ドルやユーロからの両替がしやすいため、日本出発前に米ドルまたはユーロに両替して持参するのが現実的です。特に米ドルはほとんどの両替所で利用でき、場合によっては少額支払いにそのまま使えることもあります。

外貨宅配サービスの活用

銀行や両替所に足を運ぶ時間がない人には、外貨宅配サービスが便利です。オンラインで注文すれば自宅に米ドルやユーロが届き、空港で慌てて両替する必要がなくなります。

現地での両替方法

日本でのオマーン・リアルへの両替は難しいため、日本で米ドルを準備して現地で米ドルからオマーン・リアルへの両替を行う形になります。

1. 空港の両替所・銀行カウンター

マスカット国際空港には両替カウンターがあります。到着してすぐにタクシー代や軽食用の現金を手に入れたい場合に便利ですが、空港は手数料が高めです。到着直後は必要最低限だけ両替し、残りは市内で行うのがおすすめです。

2. 市内の銀行や公式両替所

マスカット市内、サラーラ、ニズワなど主要都市には銀行や公式の両替所があります。レートは空港より有利なことが多く、安全性も高いため、まとまった金額を両替するなら市内での両替がベストです。

3. ホテルでの両替

一部ホテルではフロントで両替サービスを提供しています。ただし、レートや手数料は高めな場合が多いので、緊急時以外にはあまりおすすめできません。

4. ATMでの現地通貨引き出し

クレジットカードやデビットカードで直接オマーン・リアルを引き出せるのがATM。利便性は高いものの、海外利用手数料+ATM利用料がかかるため、1回の引き出し額を大きめにして回数を減らすのがコツです。

オマーン旅行では、現金が欠かせないシーンが多いため、米ドルやユーロを日本で準備 → 現地の市内銀行や両替所でオマーン・リアルに両替という流れが最も効率的で安心です。空港では必要最低限だけ両替し、残りは市内で行うのが賢い選択です。

クレジットカードの利用は?

中東の伝統と近代化が共存するオマーンでも、クレジットカードは主要な都市部や観光地を中心に広く利用できます。特に首都マスカットのホテル、高級レストラン、ショッピングモール、国際空港などでは問題なく利用可能で、旅行者にとって安心できる支払い手段です。

対応ブランド

オマーンで利用できる主な国際ブランドは以下の通りです。

  • Visa(ビザ)
  • Mastercard(マスターカード)
  • American Express(アメックス)(一部ホテルや高級店に限定)
  • JCB(対応店は少なめ)
  • UnionPay(銀聯カード)(中国人観光客が多いエリアで利用可)

中価格帯〜高級ホテルや大型モール、観光客向けレストランでは、カード端末が整備されておりスムーズに決済できます。特にVisaとMastercardの普及率は高く、持っておくと安心です。

現金が必要なケースも!

オマーンは比較的キャッシュレス化が進んでいますが、すべての場所でクレジットカードが使えるわけではありません。以下のようなシーンでは現金(オマーン・リヤル/OMR)が必要になります。

シーン理由・状況
ローカル食堂や屋台小規模経営が多く、カード端末を持たない店舗もある
伝統市場(スーク)値切り交渉が主流で、現金払いが基本
タクシー(一部)流しのタクシーは現金のみが一般的。配車アプリはカード対応
地方の小規模ホテルやゲストハウスクレカ対応が遅れている場合あり
チップ文化の場面ホテルスタッフやガイドへのチップは現金の方がスマート

ポイント
観光中に「現金のみ」と言われて困らないように、軽食や交通費、雑貨購入用として 20〜50オマーン・リヤル程度(日本円で約7,000〜18,000円) の現金を用意しておくと安心です。

オマーン旅行での支払い最適バランス

オマーン滞在中は以下のような組み合わせで使い分けるのがおすすめです。

  • クレジットカード:ホテル代、レストラン、ショッピングモール、大型観光施設
  • 現金(OMR):ローカル食堂、スーク、タクシー、チップなど

オマーンは観光地によってクレジットカード事情に差があるため、 「VisaかMastercard」+少額現金の両方を準備 しておけば安心です。

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