パリ市内やパリ郊外(イル・ド・フランス地域圏)で公共交通機関をたくさん利用する予定があるなら、旅行者向けの乗り放題パス 「Paris Visite(パリヴィジット)」 が便利!
このパスを持っていれば、メトロ・バス・RERなどの公共交通が1〜5日間乗り放題になり、切符をその都度買う手間なく、快適にパリ観光を楽しむことができます。
この記事では、パリヴィジットの特徴や料金、購入方法、実際に使ってみてわかった注意点を詳しく解説します。最後まで読めば、あなたの旅行プランに最適かどうか判断できるはずです。
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Paris Visite(パリヴィジット)とは?

パリヴィジットは、パリとイル・ド・フランス圏内の公共交通が 1日〜5日間乗り放題になる旅行者向けパス です。
以前は距離やゾーンに応じて複雑な料金設定がありましたが、現在はシンプルになり観光客にも使いやすくなっています。
主な特徴
- Navigo Easy(ナヴィゴ・イージー) にチャージして利用可能
- 1日券・2日券・3日券・5日券 から選べる
- メトロ・RER・バス・トラムに乗り放題
- 空港アクセス(シャルル・ド・ゴール空港・オルリー空港)も可能
- 日本のSuicaやPASMOのようにタッチして利用できる
※ Navigo Easyカードは旅行者でも簡単に発行でき、発行料は2ユーロ。
👉 旅行中にたくさん移動するなら、1回券を買うより 圧倒的にお得 です。
チケット料金
日数ごとに料金が異なります。
券種 | 大人 | 子ども(4〜9歳) |
---|---|---|
1日券 | 29.90ユーロ | 14.95ユーロ |
2日券 | 44.45ユーロ | 22.20ユーロ |
3日券 | 62.30ユーロ | 31.15ユーロ |
5日券 | 76.25ユーロ | 38.10ユーロ |
※ Navigo Easyカードの発行料として別途 2ユーロ が必要。
Paris Visiteのメリットと注意点

メリット
- 券売機で毎回切符を買う手間が省ける
- 空港から市内までのアクセスもカバー
- 複数の公共交通を自由に乗り換え可能
- 滞在日数に合わせて選べる柔軟なパス
注意点
- 旅行日程によっては「元が取れない」場合あり
- 例:日帰りでモンサンミッシェルやヴェルサイユに行く日は、ほとんど使わない
- Navigo Easyは「チャージ式」ではなく「乗車券を入れる」タイプ
- スマホ版Navigoアプリはまだ不安定(タッチ反応や防犯面の心配あり)
👉 計画的に観光する人にはおすすめですが、気ままに行動したい人は割高になる可能性もあります。
Navigoとの違いと比較

パリには似たような交通パス「Navigo Semaine(ナヴィゴ・スメーヌ)」もあります。
Navigo Semaine(ナヴィゴ・スメーヌ)
- Navigo Découverteカードにチャージして利用
- 料金:31.60ユーロ(+カード発行料5ユーロ、証明写真必要)
- メトロ・RER・バス・トラム・空港アクセスも利用可
- 月曜〜日曜の1週間有効
比較まとめ
- 短期旅行者(週末だけ滞在) → Paris Visiteがおすすめ
- 月〜木に到着し1週間滞在 → Navigo Semaineが圧倒的にお得
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Paris Visiteの購入方法

パリの観光や市内移動で便利な乗り放題パス「Paris Visite」は、メトロやRERの券売機で簡単に購入できます。初めての方でもスムーズに購入できるよう、手順を詳しく解説します。
Navigo Easyカードを持っていない場合は、最初にカードを発行(2ユーロ)してからチャージします。
購入手順
- 言語を選択
券売機ではフランス語・英語・スペイン語・ドイツ語・イタリア語などが選べます。旅行者には英語表示がおすすめです。 - 「Paris Visite」を選択
メニュー画面から「Paris Visite」を探して選択します。 - 大人/子どもを選択
12歳未満は子ども料金、12歳以上は大人料金になります。子ども用は割引が適用されます。 - 日数を選ぶ
1日券、2日券、3日券、5日券から旅行プランに合った日数を選択します。 - 支払い
クレジットカードが便利ですが、現金でも支払えます。券売機によっては紙幣非対応の場合もあるため、複数枚のクレジットカードを持っておくと安心です。 - Navigo Easyカードを持っていない場合
まずカード発行(2ユーロ)を行い、カードにParis Visiteをチャージしてから使用開始します。カード発行後すぐに利用可能なので、購入後すぐに観光をスタートできます。
こうして手順を押さえておけば、初めてのパリ旅行でも券売機で迷わずParis Visiteを購入でき、公共交通機関をストレスなく利用できます。
Paris Visiteの使い方

- パスの裏面に 名前・苗字 を記入(必須)
- メトロやRERに乗るときは、改札でタッチして入場
- 降車時も必ずタッチ(特に郊外駅)
👉 日本のSuicaやPASMOと同じ感覚で使えます。
こんなときは注意!
- 無人駅が多い:改札がなくても必ずタッチ!
- 昔の紙チケット時代のように磁気不良はない → Navigoなら安心
- 日数の選び方を間違えると損する → 観光プランを先に決めてから購入がおすすめ
Paris Visiteはこんな人におすすめ!
- パリ滞在が 1〜5日間 の旅行者
- メトロ・バス・RERをフル活用して観光したい人
- 空港から市内へのアクセスもパスで済ませたい人
- 証明写真や複雑な手続きが面倒な人
👉 効率よくパリを巡りたい旅行者には必須アイテム!
ただし、滞在日数や観光プランによっては Navigo Semaineの方がお得 な場合もあるので、自分の旅行スタイルにあわせて選んでください。
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