リオデジャネイロ旅行の治安ガイド|安全に楽しむための最新情報と対策

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リオデジャネイロは、コパカバーナやイパネマなど世界的に有名なビーチ、キリスト像(コルコバードの丘)、シュガーローフマウンテンなど観光名所が豊富なブラジル屈指の人気都市です。

しかし、観光都市である一方、治安面には注意が必要です。犯罪の多くは観光客を狙ったスリや強盗、詐欺などで、特に夜間や人通りの少ない場所ではリスクが高まります。

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リオデジャネイロの治安状況

リオデジャネイロは、サンパウロと並ぶブラジルの大都市で、犯罪発生率は比較的高めです。

特にファベーラ(スラム街)周辺では強盗やひったくりなどの被害が報告されており、観光客は立ち入らないようにするのが基本です。

観光地でもスリや置き引きの被害が発生しているため、貴重品の管理や行動には常に注意が必要です。

外務省情報

2025年時点では、リオデジャネイロの一部地域が「十分注意」レベルに指定されています。渡航時は最新の情報を確認し、安全対策を徹底することが推奨されています。

観光客が狙われやすい犯罪

ブラジルのリオデジャネイロを訪れる際には、特に以下の犯罪に気を付けましょう。

1. スリ・ひったくり

リオデジャネイロで最も多い被害が、スリやひったくりなので、貴重品の管理は徹底しましょう。

発生場所

ビーチ(コパカバーナ、イパネマ)、観光名所(コルコバードの丘、シュガーローフマウンテン)、公共交通機関(バス・地下鉄・路面電車)、繁華街やマーケット。

典型的な手口

  • 数人で囲んで注意をそらし、その隙に財布やスマートフォンを抜き取る。
  • 人混みでバッグのチャックを開けて盗む。
  • オートバイに2人乗りし、バッグやスマホをひったくって逃走。
  • ビーチで荷物を砂浜に置いて泳いでいる間に盗む。

対策

  • バッグは必ず体の前に抱える、斜め掛けのチャック付きバッグを使用。
  • スマートフォンは、人通りの少ない場所や混雑した場所で不用意に出さない。
  • ビーチに行く際は貴重品を持たず行動する。
  • 財布を2つに分け、「少額のダミー財布」と「本物」を持つ。

2. タクシー・配車サービスのぼったくり

観光客が利用しやすい交通手段を狙った被害も多発していますので、利用する際には注意が必要です。

発生場所

空港、観光地周辺、ホテル前のタクシー乗り場。

典型的な手口

  • メーターを倒さずに走り、法外な料金を請求する。
  • 遠回りをして料金を吊り上げる。
  • 配車アプリを装った偽アプリや非正規タクシーで高額請求される。

対策

  • できる限りUber、などの正規配車アプリを利用する。
  • 空港では、公式カウンターで手配できる「プレペイドタクシー」を利用。
  • メーターが作動しているか必ず確認。作動していなければ乗車拒否する。
  • 乗車前にホテルや空港スタッフに「この区間の相場料金」を確認しておくと安心。

3. 強盗・詐欺

観光客が最も恐れるのが、金品を狙った強盗や巧妙な詐欺です。昼間や人通りの多い場所以外では気を付けましょう。

発生場所

夜間の裏通り、公園、人気の少ない通り、ファベーラ周辺、観光客の多いバスターミナルや広場。

典型的な手口

  • 銃やナイフで脅して金品を要求する。抵抗すると命の危険も。
  • 偽警察官が「パスポートを見せろ」と近づき、金品を奪う。
  • ATMで後ろから覗かれ、出金直後に襲われる。
  • 路上で「財布を拾った」「両替してほしい」と声をかけて騙す。

対策

  • 強盗に遭った場合は絶対に抵抗せず、要求に従うことが命を守る。
  • 夜間や人通りの少ない道は避け、必ず大通りを通る。
  • ATMはホテルやショッピングモールの中など、警備員がいる場所を利用。
  • 高額紙幣は持ち歩かず、両替は正規の銀行や両替所を利用。
  • 警察官を装った人物に声をかけられた場合は、その場ではなく近くの交番やホテルに同行するよう促す。

リオデジャネイロでは「観光客は狙われやすい」という前提で行動することが大切です。防犯意識を高め、正しい行動をとることで、被害を大幅に減らすことができます。

夜間の治安と注意エリア

リオデジャネイロでは、昼間は観光客で賑わうエリアでも、夜間になると犯罪リスクが増えることがあります。特に以下の場所では十分な注意が必要です。

コパカバーナ・イパネマ周辺のビーチ

昼間は観光客や地元住民で賑わう人気スポットですが、夜になると人通りが減り、スリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪が発生しやすくなります。

夜間にビーチ沿いを散策する際は、貴重品は最小限にし、バッグは前で抱えるなどの防犯対策が必要です。また、暗く人通りの少ない路地には立ち入らないようにしましょう。

ファベーラ(スラム街)周辺

リオ市内には多くのファベーラが点在しており、治安が不安定な地域が多くあります。観光客は立ち入らないことが基本です。安全性を確認した上でのガイド付きツアーであっても、信頼できる会社や現地ガイドを選ぶことが重要です。無計画に立ち入ると強盗やトラブルの危険があります。

人通りの少ない裏通りや公園

大きな公園や住宅街の裏通りも、夜間は人気が少なく危険度が上がります。特にイビラプエラ公園などの有名公園でも、日没後は立ち入らないほうが安全です。

移動する場合は、明るく人通りの多い通りを選び、必要であれば配車アプリを活用しましょう。

夜間の外出は可能な限り控え、どうしても外出する場合は複数人で行動する、安全な交通手段を利用する、貴重品を最小限にするなど、基本的な防犯対策を徹底することがリオデジャネイロを安全に楽しむポイントです。

安全に過ごすならホテル選びも重要!

リオデジャネイロでは、観光地やビーチ周辺でも犯罪リスクがゼロではありません。そのため、滞在先のホテル選びが安全確保の第一歩となります。安全なホテルを選ぶポイントは以下の通りです。

  • 立地の安全性:人気エリアや観光地の中心部、治安の良い地区(例:コパカバーナ、レブロン、イパネマ、ボタフォゴ)を選ぶ
  • セキュリティ設備:24時間対応のフロントや監視カメラ、カードキーシステムなどが整っているホテル
  • レビュー・評価の確認:過去の宿泊客の評価や口コミで、安全性や安心度を確認
  • 高級ホテル・信頼できるチェーン:一定の水準が保証されており、安心して滞在可能

ホテルはただ泊まる場所ではなく、安全に観光を楽しむための拠点でもあります。滞在中の快適さと安心を両立させるため、ホテル選びは慎重に行いましょう。

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リオデジャネイロ旅行で失敗しないホテル選び!観光重視・ビーチ滞在・静かな町歩きの3スタイル別に安全性・アクセス・施設の特徴を徹底解説。初めてのリオでも安心して滞在できるおすすめホテル9選をご紹介します。

しっかり準備して安全に旅しよう!

  • 貴重品管理:財布やスマートフォンは盗難防止バッグや内ポケットに。
  • 現金は最小限:多額の現金は持たず、必要最低限に。
  • 服装・態度:高価なアクセサリーやブランド品を避け、観光客とわかる行動は控えめに。
  • 安全な移動:深夜は公共交通機関を避け、Uberや正規タクシーを利用。ホテルのコンシェルジュに安全ルートを確認するのも有効。

リオデジャネイロは美しい景観と文化が魅力の都市ですが、治安面でのリスクも無視できません。特にカーニバル期間は、華やかな雰囲気の裏でスリや詐欺が横行するため、いつも以上に防犯意識を高めることが大切です。

リオデジャネイロでトラブルに遭った際にどうする?

リオデジャネイロで万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。

以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。

リオデジャネイロ緊急連絡先(ブラジル)

用途電話番号
警察(Polícia Militar)190
救急(SAMU)192
消防(Corpo de Bombeiros)193

在リオデジャネイロ日本国総領事館へ相談

リオデジャネイロでトラブルがあった場合には、在リオデジャネイロ日本国総領事館への連絡・相談が必要となり、大使館では、下記のようなサポートを受けることが可能です。

帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。

現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。

在リオデジャネイロ日本国総領事館

住所:Praia do Flamengo, 200 – 10º andar – Flamengo, Rio de Janeiro – RJ, 22210-901 ブラジル
電話番号(代表):+552134619595

トラブル時の旅行保険の活用

旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。

保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書

その他の対応策

地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。

クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。

海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!

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