センセープ運河ボート完全ガイド|乗り方・料金・注意点・おすすめルートまで徹底解説!

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バンコクの交通手段といえば、BTSやMRT、タクシーやトゥクトゥクなどが有名ですが、実は“渋滞知らず”で移動できる穴場の交通手段があるのをご存じですか?

それが、「センセープ運河ボート(Saen Saep Canal Boat)」です!

今回は、そんな千セーブ運河ボートの、乗り方・料金・アプリ情報・注意点まで詳しく紹介します。

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センセープ運河ボートとは?

センセープ運河(คลองแสนแสบ:Khlong Saen Saep)を東西に走る通勤・通学・買い物客のための公共ボートです。観光地をつなぐ路線も多く、ローカル感満載!

センセープ運河の特徴

  • バンコクの渋滞を避けてスムーズに移動できる
  • 片道わずか8〜20バーツ程度という激安運賃
  • ローカル体験ができて、旅のアクセントにも最適

どこから乗れるの?主な船着場(ピア)

センセープ運河ボートは、大きく「西ライン」と「東ライン」に分かれています。途中の「プラトゥーナム(Pratunam)ピア」で乗り換え可能です。

主な船着き場

船着き場名最寄りスポット
Saphan Hua Changサイアムディスカバリー、MBK、ジム・トンプソンの家
Pratunam Pierプラトゥーナム市場、プラチナムモール
Asok PierMRTペチャブリー駅、BTSアソーク駅(徒歩圏)
Thong Lo Pierトンロー通り、日系スーパー周辺
Phanfa Leelard(終点)ワット・サケット、カオサン通り

センセープ運河ボート利用方法徹底ガイド

バンコクの渋滞を避けて、スムーズに移動したいなら「センセープ運河ボート」が便利!このガイドでは、チケットの買い方から乗り方のコツ、注意点まで、初めての方でも安心して使えるように分かりやすく紹介します。

Step 1|船着き場へ行ってボートを待つ!

今回は「Saphan Hua Chang(サパーンフアチャーン)」から乗船。
サイアムから徒歩数分の場所にあり、初めての方はこんなところにあるの?と思うような路地裏を抜けて進むと、小さな看板が見えてきます。

地図アプリで「Saphan Hua Chang Pier」と検索すればOK!

運行時間と料金は以下のようなイメージです。

▶ 運行時間目安

ボートはおよそ10分間隔で運行しているので本数は多めです。

曜日 運行時間
平日 5:00〜20:00
土曜 6:00〜19:30
日曜 6:00〜19:00

ボートの運賃目安
料金は1人当たり、12~22バーツ前後となっています。

Step 2|ボートが到着したら乗る!乗船のコツ

朝夕の通勤・通学のピークタイムは、混雑していることも多いので、乗れずに少し待つ覚悟は必要かもしれません。

ボートが到着したら、とにかく素早く行動がポイントです! 停船時間はほんの数十秒。乗客の乗り降りが終わるとすぐに出発してしまうため、もたもたしていると乗り損ねてしまいますので、以下のポイントを押さえておくと安心です。

・進行方向を確認して、正しい側の船着き場に立ちましょう
・乗り込むタイミングを見逃さないよう、前の人に続いてスムーズに動く
・船体がぐらつくことがあるので、手すりなどをしっかりつかんで乗り込む

最初は少し緊張するかもしれませんが、慣れれば便利でスピーディーな移動手段になりますよ!

進行方向に注意!
乗り場の電光掲示板を確認し、乗るべき方向のボートをチェックしましょう(行きと帰りは同じ船着場なので間違えやすいです)。

Step 3|船内の様子と支払い方法

船内はベンチ席が並び、空いていれば座れますが、混雑時は立つこともあるのでしっかりと捕まって乗りましょう。

天井にはライフジャケットがあるので、万が一の際には使いましょう。また、両サイドは風情あるローカルな街並みや川沿いの住宅が並んでいます。

運賃の支払い方法
1.乗船中に車掌さんが回ってきます。
2.行き先を口頭で伝えるか場所の名前を見せて現金を手渡し。
3.騒音が激しいため、数字のハンドサインで金額を伝える場合も。

分からなければとりあえず、20バーツ渡してお釣りを待ってみても良いでしょう。
お金を払うとチケットが渡されますので、降りるまでなくさないように注意しましょう。

ViaBusアプリが便利!
ボートの現在地や路線、停留所の確認に対応しています。本来バス用アプリですが、センセープ運河ボートにも対応しているのでチェック!

降り方のポイント

センセープ運河ボートでは、降りる際に自分で合図を出す必要がある場合があります。特にローカル色の強い小さなピア(船着き場)では注意が必要です。

降りたい乗り場が近づいてきたら、船内中央の天井にあるベルを押します。ベルを押すことで運転手に降りたいことを知らせることができます。

プラトゥーナムやパンファーのように利用者が多い主要ピアでは、基本的にベルを押さなくても停まるのでご安心ください。

センセープ運河ボートで行ける観光スポット

センセープ運河ボートは、バンコク中心部を横断する便利な交通手段。渋滞知らずで、観光地巡りにもぴったりです。以下のような人気スポットにも、ボートを使えばスムーズにアクセスできます!

観光スポット最寄りピアアクセス補足
プラトゥーナム市場Pratunam Pier(プラトゥーナム ピア)ピアからすぐ目の前。ファッションや雑貨が充実したローカルマーケットです。
プラチナムモールPratunam Pier(プラトゥーナム ピア)市場のすぐ隣にある大型ショッピングモール。まとめ買いにもおすすめ。
ジム・トンプソンの家Saphan Hua Chang Pier(サパーン・フアチャーン ピア)ピアから徒歩約5分。タイシルク王の邸宅を博物館として公開。
ワット・サケット(黄金の丘)Phanfa Leelard Pier(パンファー・リラート ピア)ピアから徒歩約10分。丘の上にそびえる仏塔からは街を一望できます。
カオサン通りPhanfa Leelard Pier(パンファー・リラート ピア)ピアから徒歩約15分。バックパッカーの聖地で、ナイトライフもにぎやか。

どこもボートを降りてすぐ、または徒歩圏内なので、効率よく観光したい方におすすめです。地元の雰囲気を味わいながら、移動そのものも旅の思い出にしてみてください。

プラトゥーナムでの乗り換え方法

センセープ運河ボートには、アソーク方面(東路線)パンファー方面(西路線)の2つの路線があり、プラトゥーナム(Pratunam Pier)がその接続ポイントになっています。両方面をまたぐ移動をする場合は、必ずプラトゥーナムで乗り換えが必要です。

例:アソーク方面からパンファー方面へ行く場合

プラトゥーナムで一度下船し、パンファー行きのボートがすでに停泊している場合は、そのまま乗船します。まれに停泊していないこともありますが、次の便がすぐ来るので安心して待ちましょう。

検札について

パンファー方面に乗り換える際は、スタッフが船内を巡回しながら目視で検札を行うことが多いです。
→ チケットを手に持って、スタッフに見せればOKです。

パンファーからアソーク方面へ乗り換える場合は、チケットの提示が必須
→ 検札時にスタッフへチケットを渡すと、ちぎって検印されます。

センセープ運河ボートは旅のスパイスにぴったり!

センセープ運河ボートは、渋滞知らずで時間が読みやすい点と、運賃が格安で移動コストを抑えられるので、バンコク旅行中に一度は使ってみても良いでしょう。

地元民は普段の移動手段として使っておりのリアルな生活に触れられるのですが、観光名所へもアクセスにも便利な知る人ぞ知る便利な移動手段です。

ちょっと冒険気分で、バンコク旅行中にローカルボートに挑戦してみてはいかがでしょうか?
一度乗ればきっとクセになるはずですよ!

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